Tom_Collins

クリスマス色のお銀座 vol.2

 昨日から雨模様.
 昨日の深夜も叩きつけるような雨で、今朝になってもシトシト.

 通勤のため車のエンジンをかけると、いきなりカーオーディオから Evanescence の "My Immortal" ・・・・・・・・・・・

 ドヨヨーーーンとした空にピッタリでテンションも下がり気味.

 でしたが、途中で寄ったセルフ・GS で、 「本日限定ハイオク・ガソリンの価格がレギュラーと同じ」 だったので何気にテンションが上がったり (笑)




 さて、連休に行ってきた 東京 レポートの続きです.



 土曜日の夜は銀座のクリスマス風景を撮るべく、街を散策.
 一通り撮影してから、いつもの Bar le sept へ.




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 並木通り に入ると、今までとは違ってとてもおしゃれなイルミネーション.
 必要以上に派手でなく、とても上品でいい感じな通りになっていました.




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 こんな感じでいいですね.
 最近は結構派手なイルミネーションが人気あるようですが、個人的にはこんな感じのほうが好感持てます.




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 歩道の一部にもライティングがされており、これもちょっといい感じ.




 さて、目的のお店は 1 月以来.
 Facebook でも繋がりがあるのでそこそこの情報は入っていましたが、いくつか変わっている部分もあったりします.


 一番の変化は女性二人でやっていることかな.
 以前は男性バーテンさんもいましたが、ちょっと前からお二人ということでした.




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 いつもの Tom Collins ・・・・・・ ですが、今までこのお店はドライ・ジン.
 ところが今回行ってみると、なんと Haymans の Old Tom Gin !!

 これにはちょっとビックリ、おまけにお店に仕入れた訳を聞いてさらにビックリ.
 味はパンチの効いたお味でした. 






 そんな久しぶりのお店でした話と言えば、ほとんど音楽のお話しばかり.
 他のお客さんがいなかったので、いろいろな CD かけながらプチ盛り上がりでした (笑)

 そうだ、そんなアルバムを一枚紹介しておこう.
 Jazz ではなく、ロックですが.








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  " The Best of Dire Straits & Mark Knopfler "




  1. Sultans Of Swing
  2. Love Over Gold
  3. Romeo And Juliet
  4. Tunnel Of Love
  5. Private Investigations
  6. Money For Nothing
  7. Brothers In Arms
  8. Walk Of Life
  9. On Every Street
  10. Going Home
  11. Why Aye Man
  12. Boom, Like That
  13. What It Is
  14. All The Roadrunning





 「マーク・ノップラー いいね」 なんて話しから、 Noriko さんがかけたアルバムが "Sailing To Philadelphia "
 そのアルバムの 1 曲目が "What It Is" .

 聴いたことあったけれど、そのアルバムは持っていなかったのでどこに入っていたのかほろ酔いの思考回路では抽出できず.
 さらに 「エミルー・ハリス との共演もいいよね」 と言ってかけたのが "All the Roadrunning"

 あれっ、これも聴いたことあるような ・・・・・・・・





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 家に帰って調べたら、このベスト盤に入っていました (笑)

 このアルバムってあまり好みではないベスト盤なので、あまり聴かなかったんですね.
 ところが、今日の仕事帰りの車の中で 「そういえば車の中で "Sultans Of Swing" 聴いたことあるなぁ 」 ・・・・・・・・ で、カーオーディオの HDD の中を見てみたらしっかりこのアルバムが入っているじゃありませんか.
 あらら、って感じです.


 「やっぱり マーク・ノップラー のギターって泣きまくりだよねぇ ・・・・・・」 
 なんてことを Noriko さんと話したんだけれど、改めて家で聴いてみると何とも言えない郷愁感が漂ってますね ・・・・・・・・
 たまに聴いてみると、ドツボにハマっちゃう感じなのです.





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 こちらは Fever Tree のトニック・ウォーターを使った Gin Tonic .
 使ったジンは Victorian Vat .
 そういえば 西船橋 にお店を出した 修ちゃん もたまにこれを使っていたなぁ ・・・・・・・

 "What It Is" の曲にとともに、そんなことが懐かしく思い出されてちゃいました.

 2 時間ほどまったりして、夜の お銀座 を後にしました.
 このお店、ちょっと静かで素敵なお店ですので、興味のある方は是非お出かけください.
 場所はこのブログのリンクバナーでホームページにジャンプしていただければわかります.
 このお店を探しながら、 銀座 の街を歩くのもちょっとステキかもしれません.




 翌日の日曜日は、夕方の打ち合わせまで時間が空いていたので お台場 まで.
 とてもいいお天気だったので、コートはホテルに置いたままのお出かけでした.




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 こういう晴天の日は お台場 のような開放的なところを歩くのがいい.


 途中 浜松町 で下車、 いつもの講習会場 へ顔を出して軽くご挨拶.
 お台場 へは 竹芝 から ゆりかもめ に乗ったのですが、なんと激混み.

 でも ゆりかもめ を下りてみると、思ったほど多くないような感じでした.

 

 今回は 台場 駅からずっと歩いて 国際展示場正門 駅まで.



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 相変わらず 自由の女神 の周りは人が多いですね.
 写真を撮ってたら外人からシャッターのお願いがきました.
 一眼レフだったので、構図決めようとしたら思いっきり単焦点レンズが付いてました (笑)




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 銀座 もそうでしたが、街には一眼レフを持って写真を撮っている女性が結構いました.
 この女性も最初はコンデジで撮っていましたが、おもむろにバッグから一眼レフを出し、ボクと同じようなアングルで撮影してました.
 そっと後ろ姿を収めてしまいました.
 



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 パレットタウン の観覧車.
 日曜日で快晴という割には空いています、料金高いからかな.

 この観覧車、全面ガラスのゴンドラ (観覧車のカゴのようなものはこう呼ぶんですね) もあり、そちらにはみんな人影が映っています.




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 夢の大橋
 ここに来るの久しぶりですが、何人ものコスプレイヤーたちが写真を撮っていました.
 元々この橋ではテレビや映画の撮影も多いので、こういったコスプレイヤーたちが撮影していても違和感ありませんがね.

 スタバ で買ったアイス・コーヒーを飲みながら、暖かな日差しを浴びてほっこり.

 この場所は大好きな場所で、ちょっとした思いでもあったりします.
 そして、観光客もここまではやって来ないのがいいです.




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 武蔵野大学 から振り返って 夢の大橋 .


 ということで日曜日のお散歩は終了.

 雲一つない快晴、おまけにポカポカ陽気でコートも不要、夢の大橋を歩くには本当に最高でした.





 この二日間で撮影した写真は 500 枚ほど.
 内容的には、ボクの腕を考えるとまぁまぁかなぁ ・・・・・・・・・・
 たまにピントの甘かったものや、露出がオーバーだったりアンダーだったり.
 でもまぁ、とりあえず玉数で勝負ですね.




7D Mark ll

 土曜日の Canon ギャラリー の写真やドキュメンタリー番組 "The Photographers" などから、ここにきて EOS 7D Mark ll にちょっと興味が出てきました.
 でも、動く被写体を撮ることもほとんどないし、使い勝手だったら現在の 70D のほうがよさそうなのでしばらくはこのまま.
 実は部下がボクの 70D 買ってもいいと言っているのですが ・・・・・・・・・ ガマン、ガマン !!


 ただレンズはちょっといいものを使ってみたいので、予約してある広角ズームを楽しみに待っています.


 今回の街撮りでは標準の 18-135 mm で撮ったんだけれど、このくらいの望遠があると結構使えることを再発見.
 となると、望遠もそのうちに買おうかな ・・・・・・・・

 やっぱり 7D Mark ll 買う余裕はまったくないね (笑)



 ということで、今回の 東京 歩きはこれで終了です.
 結局はいつもと同じ所にしか行っていませんでした (汗)

Salinger, Tramp & Ghost in the Shell




 金曜日から長野県の南側 飯田市 に行っていましたが、ご存じの通り大雪.
 金曜日は晴れて暖かだったのですが、土曜日の朝になったら雪降り.

 朝、会場の病院駐車場に停めて、講習会終了の夕方行ってみたら、車の横は吹きだまりで 50 cm ほど.
 トランクに長靴が入っていたので出そうとするものの、雪の重さで開きません.
 トランク開けるだけでも一汗でした.
 結局土曜日はホテルに車で戻るのを断念し、タクシーで.

 土曜日は高速道路も至る所で通行止め.
 今朝も市内は雪がかなり残っていたので、高速使って夕方帰れるか超心配だったのですが ・・・・・・・・




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 こんな感じでキレイに除雪され、無事に家に帰ってこれました.
 それでも途中で雪の壁に突っ込んでいる車がいたり、自然渋滞がなぜか発生したり ・・・・・・
 おまけに途中は吹雪のところもあったので、早く帰ってこれてなによりでした.





 さてここからが本日の本題です.

 J.D.サリンジャー の "大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア:序章" という小説は以前から物凄く興味がありました.
 なんで突然 サリンジャー ・・・・・・ ??


 今夜はいろいろなつながりを辿りながら、どうでもいいようなちょっとマニアックなことでも綴ってみます.



 まずはその前にアルバム.
 このアルバムも サリンジャー にちょっと関係したりしてます.
 「えっ、なんでこのアルバムが ?? 」

 それはそれは、不思議な力が引き寄せてくれたのかもしれません.






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  " Ella in Berlin : Mack the Knife "





  1. That Old Black Magic
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:10
  2. Our Love Is Here to Stay
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 3:11
  3. Gone With the Wind
         (H.Magidson-A.Wrubel) ・・・・・ 2:26
  4. Misty
         (J.Burke-E.Garner) ・・・・・ 2:47
  5. The Lady Is a Tramp
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 3:17
  6. The Man I Love
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 3:38
  7. Summertime
         (G.Gershwin-I.Gershwin-D.Heyward) ・・・・・ 3:00
  8. Too Darn Hot
         (C.Porter) ・・・・・ 3:30
  9. Lorelei
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 3:27
  10. Mack the Knife
         (M.Blitzstein-B.Brecht-K.Weill) ・・・・・ 5:01
  11. How High the Moon
         (N.Hamilton-M.Lewis) ・・・・・ 8:10
  12. Lover Come Back To Me
         (S.Romberg-O.Harmmarstein ll) ・・・・・ 1:59
  13. Angel Eyes
         (E.Brent-M.Dennis) ・・・・・ 3:17
  14. I'm Beginning to See the Light
         (D.Ellington-D.George-J.Hodges-H.James) ・・・・・ 3:31
  15. My Heart Belongs to Daddy
         (C.Porter) ・・・・・ 2:37
  16. Just One of Those Things (take 1)
         (C.Porter) ・・・・・ 3:03
  17. I Can't Give You Anything But Love
         (J.McHugh-D.Fields) ・・・・・ 3:17
  18. Sophisticated Lady
         (D.Ellington-I.Mills) ・・・・・ 3:37
  19. Love for Sale
         (C.Porter) ・・・・・ 2:59
  20. Just One of Those Things (take 2)
         (C.Porter) ・・・・・ 3:54





  # 1 - 11 :
  Ella Fitzgerald (vo), Paul Smith (p), Jim Hall (g),
  Wilfred Middlebrooks (b), Gus Johnson (ds)
  Recorded live at the Deutschlandhalle, Berlin, February 13, 1960,

  # 12 - 18 :
  Ella Fitzgerald (vo), Lou Levy (p),
  Max Bennett (b), Gus Johnson (ds)
  Recorded live at the Cannes Jazz Festival, France, July 1, 1959.

  # 19 & 20 :
  Ella Fitzgerald (vo), Paul Smith (p), Barney Kessel (g),
  Joe Mondragon (b), Alvin Stoller (ds)
  Recorded live at the Hollywood Bowl, LA, August 15, 1956.






 このアルバム、 エラ・フィッツジェラルド の代表アルバムの一枚.
 ボクの持っているアルバムはコンプリート盤で 20 曲入っているものの、レーベルもよくわからないレーベルなので、オリジナルに拘る方にとってはゴミ同然かもしれません.
 ただ、そういったことにまったく拘らない方には廉価価格でボーナス・トラックが入っているので、ルーキーの皆様も含めて絶対オススメのアルバム.


 ・・・・・・ なんて偉そうに言っているのですが、ボクが購入したのは昨年.


 そんなんで、購入するまでピアノはてっきり トミー・フラナガン だと思ってました (汗)




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 兎にも角にも、うまい の一言.
 こういうのがジャズ・ヴォーカルだなぁ ・・・・・ なんて、よくわからないなり気に思えてしまうのです.
 自然と笑顔になってしまう、そんな楽しさがたくさん詰まったアルバム.
 繰り返し出てくる "Tank you" がとても可愛いんです.
 そして、ライブならではのかっこよさや、粋な部分とかが最高なのです.

 こういったアルバムを聴いていると、ボクは変なところを気に入ったりしちゃいます.
 ちょっとした MC だったり、先に書いた "Thank you" だったり ・・・・・


 例えば カーメン・マクレー の "The Great American Songbook" 一曲目 "Satin Doll" でベースだけをバックに 1 コーラス終了後に 「ジョー・パス」 と紹介し、ギターのソロが入って行くところが大好きだったりします.
 ちょっと変態チックですかね (笑)




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 脱線しました、今夜は脱線するといつ終わるかわからなくなってしまうので、戻りましょう.
 ただ、今夜は正直このアルバム自体がメインではありません.
 このアルバムはとても有名なアルバムでもあるので、このアルバムについてのいろいろなお話しはちょっと探せばいろいろ出てくるはずですのでそちらをご覧ください.



 このアルバムの 5 曲目 "The Lady Is a Tramp" という曲があります.
 今夜は、この曲がいろいろに繋がっていきます.


 今ボクがハマっている tamae さんのブログ Interlude の過去を紐解いていたら、この曲の "Tramp" という言葉の日本語訳について 書かれていました
 ボクは普段ほとんど歌詞を気にしない ・・・・・ というか歌詞がわからないので、こういった単語をほとんど気にしませんでした.



 このブログを読んで、あァなるほど ・・・・・・・・・ 目から鱗、どころか目玉が落ちるくらい.
 先日の 小川隆夫さん の "ON ゼミ" で、ロック・ミュージシャンがジャズを歌っているものを幾つか聴き、かなりの違和感があったのはそんなところなのか.

 どこで伸ばしたり、どこで区切ったり、どこでアクセントを置いたり ・・・・・・
 どんなに曲のアレンジが完全なジャズだったとしても、歌い方一つで全く違うものになったりしちゃうのはそう言った部分なのでしょう.

 さらに歌詞に注目すれば、ライブでの言葉遊びなんかもわかってくるんでしょうけど.
 そんな歌詞を少し理解できるようになるとしたら、きっと ボクは土の中になってしまうほどの時間が必要かも.


 そして、この "Tramp" という単語の解釈のことでなんと サリンジャー の名前が出てきたのです.




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 これにはビックリ !!
 まさかこんなところに サリンジャー の名前が出てくるとは !
 思わず 「嘘でしょ ・・・・・」

 そこに出てきたのは "バナナフィッシュにふさわしい日" という短編.
 シーモア・グラース を中心とした 「グラース家」 をめぐる物語の最初の作品で、ボクが読みたかった "大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア:序章" のエンディング部分のような立ち位置かな.
 この物語は、 "ナイン・ストーリーズ" という短編集に入っています.
 かなり難解な雰囲気が漂っているので、ボクなんかに読めるだろうか.

 その短編にこの単語が出てくるというのです.
 スタンダードの歌詞から J.D.サリンジャー に話しが繋がること自体が驚きなのですが、さらにそこにボクが繋がっていくというのもなんなんでしょ (笑)


 こんな繋がりなんだからこれは買って読むしかありません.





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 買いました 2 冊 !
 価格的には 2 冊買っても 1,000 円くらいだから、いつでもクリックできたのですが、内容がボクの文学的センスではかなりハードルが高そうなので、今まで躊躇.
 それがこんな形でいろいろ繋がってきたので、これはもうクリックするしかないですね.

 順序は当然 "大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア:序章" から読むのがいいでしょうか.
 なんたって昔から読みたかったものですから ・・・・・・ という理由もあるけれど、やはり 序章 から読むのがいいでしょうね.
 そしてその"大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア:序章" に登場する Tom Collins を読んでみなくちゃ.




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 ボクの数少ないお酒のレパートリーの一つ ・・・・・・・ というか、どこでもまず注文するのが この Tom Cillins .
 とりあえず 「Tom Collins ! 」 なのです.

 なかなか Old Tom を使ってこれを作ってくれるところがなかったのですが、ようやく味わった Tom Collins .
 これは 西船橋 の Tom Collins .

 Tom Collins は、レモンジュースや、ジンの割合、そしてジンの種類でも味がガラリと変わります.
 この Old Tom を使ったものが本来の Tom Collins で、厳密に言うと ドライ・ジン を使ったものは Tom Collins と名乗るのはおかしいのですが、 ドライ・ジン の方が一般的なせいか、 ドライ・ジン を使ったものも Tom Collins と呼ぶのが一般的になっているようです.

 今までボクが飲んできた Tom Collins のジンは ボンベイ・サファイア が圧倒的に多かった.
 きっとこれは、フルーティな香りがあるからでしょうね.
 先日、 ヴィクトリアン・バット を使ったものをいただきましたが、これはこれでキレのある Tom Collins で、こういうのもありかななんて思えちゃいます.

 まぁ、いろいろな意味で違いがよくわからない男なので、何でもいいという結論になってしまいます.



 そして tamae さんのブログに登場した "バナナフィッシュにふさわしい日" という短編ですが、先にも書いたように "ナイン・ストーリーズ" という短編集に入っています.
 実はこの短編集も以前から購入しようか考えていたもの.
 ただし、 "バナナフィッシュにふさわしい日" を読みたいからではなく、そこに入っている ・・・・


 "笑い男 (The Laughing Man) "




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 マニアックな人はこれ見てすぐにわかりますが、これが笑い男のシンボル・マーク.
 かなりディープな世界に入っていきますが、 "攻殻機動隊" というアニメに登場します.
 攻殻機動隊 については こちら をどうぞ.

 人間の身体が当たり前のように擬体化される近未来、四肢だけでなく脳の電脳化もすすみ、そういった電脳の記憶をハッキングし、見たものをこのシンボルに書き換えてしまうというのが 笑い男 のサイバーテロ.
 数行で書くには奥は深すぎるので、かなり乱暴な説明です.

 そんな 笑い男 の書き換えた記憶として現れるのが、上のマークなのです.
 そしてそこに書かれている文面が サリンジャー の "ライ麦畑でつかまえて" の一節.


 "I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes"
 (僕は耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろうと考えた) 



 さらに違うところには次のような文面も出てきます.

 "You know what I'd like to be? I mean if I had my goddamn choice, I'd just be the catcher in the rye and all."
 (僕が何になりたいか知ってるよね? 僕の馬鹿げた選択は、ただライ麦畑で [子供達を] 捕まえる人になりたい、それだけなんだ)


 さらに赤いハンチング帽も登場したりしています.
 たかがアニメなのですが サリンジャー ですよ ・・・・・・・・




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 こういうところが、この "攻殻機動隊" の凄さであり、大好きな部分なのです.
 もちろん 草薙素子 という超魅力的な主人公が、ボクのハートをがっちり掴んでいることは言うまでもありませんが (笑)
 ちなみに 草薙素子 は The Lady Is a Tramp とは言えないようです.


 ということで、"Tramp" という一つの単語からいろいろめぐってみました.
 いろいろなことが、いろいろなところで、くっついたり離れたり ・・・・・・・・




 「さてどこへ行こうかしらね、ネットは広大だわ」 ・・・・・・・・ 草薙素子 の有名なお言葉です (爆).


Roberta

 週末は今年最後の 東京 でした.
 そんな 東京 のことは後で書くとして、まずは最近届いたアルバムの中から一枚.

 そう言えば、しばらくアルバム購入控えていたのが、最近になってまたまた廉価盤中心に購入し始めてしまいまして ・・・・・・・・・
 気がついたら 20 枚くらい机の上に積んでありました.



 そんなアルバムの中に、久しぶりの ジャケ買い のアルバムがあります.






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  " Roberta / Morris Nanton "




  1. You're Devestating
      (J.Kern-O.Harbach) ・・・・・ 2:30
  2. Smoke Gets In Your Eyes  
      (J.Kern-O.Harbach) ・・・・・ 5:40
  3. Let's Begin  
      (J.Kern-O.Harbach) ・・・・・ 3:45
  4. I Won't Dance  
      (J.Kern-O.Harbach-O.Hammenstein) ・・・・・ 4:15
  5. Lovely To Look At  
      (J.Kern-D.Fields-J.McHugh) ・・・・・ 3:00
  6. Yesterdays 
      (J.Kern-O.Harbach) ・・・・・ 6:15
  7. The Touch Of Your Hand 
      (J.Kern-O.Harbach) ・・・・・ 4:35




  Morris Nanton (p), Norman Edge (b), Charlie Persip (ds)
  Recorded at NYC, December 12 & 19, 1958.





 普通、 ジャケ買い と言っても多少は名前を聞いたことのあるミュージシャンだったりするのですが、このアルバムに関してはまったく知らない人.
 唯一知っているのはドラムの Charlie Persip くらい.

 完全無欠の ジャケ買い とでもいうのでしょうか.

 だからアルバム・タイトルの意味もわからず.
 ライナーノーツもほとんど読まないので、アメリカ版 Wiki で調べていて初めて同名のミュージカルだったと知った次第です.
 "Yesterdays" 、 "Smoke Gets In Your Eyes (煙が目にしみる)" といった、とても素敵なスタンダードがこのミュージカルのために書かれています.


 

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 演奏している Morris Nanton については、あまりデータがないので、気になる方はアルバムのライナーノーツを読んでいただければ ・・・・・・・
 このアルバムは、派手ではないけれど軽快で肩の凝らない演奏.

 なんとなく演奏者の人柄が見えてくるような演奏なのです.


 こんなアルバムが実売 900 円を切っているのですから、 ジャケ買い したくもなりますね.




 さて、今夜の本題とも言える 東京 のことを書きましょう ・・・・・・ 正確には 西船橋 が今夜のメインなんですが.

 目的は いつもの講習会 ・・・・・・ といっても、今回の講習は指導者養成の講習会.
 そのため 1 泊だけの 東京 行きでした

 今まで 京橋 にあった会場が、今回から 浜松町 に移転になりいろいろ戸惑いながらの講習会.
 講習会は今日一日だけ.


 前日はずっと前から行こうと決めていた 西船橋 へ.
 ちょうどこの日は講習会グループの忘年会の案内が後からやってきたのですが、 西船橋 に行く予定が先だったことと、これを逃すと今年行くことできなくなってしまうので忘年会は止むなくパス.


 そんな 西船橋 の目的は、このお店.




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 銀座 の le sept から独立した 修ちゃん のお店 "10 1/2 cafe (ten & half cafe)" .
 (下の写真は独立直前に 銀座 で撮った写真で、映っているのが 修ちゃん こと 岩崎氏)

 西船橋 で電車を降りるのは、生涯二度目になります.
 夕方駅に着いたのですが、異様に人が多くてビックリ.
 後でそんな話を 修ちゃん にしたら 「有馬記念があったから ・・・・・」 ということでした.
 競馬に興味のないボクにとって、 中山競馬場 がこのそばにあるなんてまったく知りませんでした.




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 で、まずは Tom Collins !!
 銀座 には オールド・トム は置いていなかったのでドライ・ジンを使った Tom Collins だったのですが、こちらの酒屋さんにはあったようで.
 作ってくださったのは 修ちゃん ではなくバーテンダーの 東条英樹 さん ・・・・・・・・ どこかで聞いたことのあるような名前ですが本名のようです.
 彼の作るカクテルも絶品です.
 次回行った時にはきちんと写真撮ってこよう、彼もイカしていますよ.




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 二杯目はちょっとキレのある ビクトリアンバット のジン・トニックが飲みたかったのですが、あいにく在庫切れ.
 で、作ってくださったのが SIPSMITH を使ってのトニック.
 このジンも以前銀座で飲んだことがありましたが、今回のものは #2 .
 まだ日本ではそんなに馴染みのないジンのようです.
 V.S.O.P. ならぬ V.J.O.P. ・・・・・・・ ジュニパー の香り付けがしっかりしているジンです.

 こちらもちょっと甘めの感覚.

 ボクのつまみは、基本的にドライフルーツ.
 ジンに結構合うんですよねぇ.


 お店は入り口周りがガラスで解放感があり、とても入りやすい感じです.
 中はカウンターとテーブル席で約 20 席程度.
 そんなに広くないお店で他のお客さんの会話も聞こえますが、そういった会話が邪魔にならないお店.
 変に敷居が高くない割にはカクテルも料理もしっかりしているお店です.

 近くの人は騙されたと思って一度は足を運んでみてはいかがでしょうか.
 ボクのブログを見たと言ってくだされば、きっとスペシャルなことがあるかもしれません (笑)



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 面食いのボクですから最後はやっぱりこんな感じになっちゃいます (笑)
 とてもスタイリッシュな YUKA さんです. 




 面食いついでに 麺 も ・・・・・・・・・・
 "10 1/2 cafe" に行く途中行列のできているラーメン屋さんを見つけたので、帰りに寄ってみました.

 "かいざん 西船橋店"
 最初にお店の前を通った時にはお店の前にも数人並んでいましたが、帰りにボクが寄った時はお店の外には誰もいませんでした.
 ただ、店内に 10 名くらい立って並んでおり、食券を購入して 20 分くらい待って着席でした.



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 結構種類があるので悩んだのですが、とりあえずお店の名前の付いた "かいざんラーメン" .
 スープは豚骨醤油スープ、トッピングはチャーシュー・わかめ・味付けねぎ・海苔.
 見た目ほど脂っぽい感じはしませんでした.

 とても美味しくいただきましたが、気になったのは "ねぎ丼"
 これは美味しそうだ.
 ただよほどお腹が空いていないとボクには厳しいかなぁ ・・・・・・・ でも次回はチャレンジ.
 

 ジャズの話題をさらりと、飲んだり食べたりメインの今日のブログでした.

Herbie, your point of view

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 土曜日の講習会終了後は、会場の隣の居酒屋で軽く忘年会のような飲み会.
 そして終了後は、 6 丁目まで歩いていつもの 7 階、そう "Bar le sept"

 この日はかなり寒かったですね.
 エレベーターを 7 階で降りると、ドアの横にとても素敵な花がたくさん並んでいたのですが・・・・・・・
 写真撮るのをすっかり忘れてました、大反省です.
 バッグにはカメラが入っていたというのに.



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 クリスマス・プレゼントの DVD をお届けし、 1 杯だけいただいて、早めにホテルです.
 その 1 杯は "いつもの" Tom Collins !

 どうもこういったところに、成長の跡がまったくみられません.
 帰りは、寒いのにわざわざ外までお見送りしていただき、恐縮してしまいます.
 ボクなんて見送っていただくほど、お店に貢献していませんし.
 今年一年、大変お世話になりました.
 来年はもう少しお酒の名前を覚えたいと思ってます(笑).


 Tom Collins と言えば、 "Raise High the Roof Beam, Carpenters / J. D. Salinger" なのですが、これについては以前も書いた記憶があるのでスルーしましょう.
 本来 Tom Collins は、Old Tom Gin を使ったことから、John Collins が今の Tom Collins になったというようなことが言われています.
 でも、ほとんどのお店は ドライ・ジン を使っているようですので、本当だったら、 John Collins と呼ぶのが正しいのでしょうか、でもなぜか ウィスキー・ベースのものが John Collins と呼ばれたりしています.
 こういったカクテルの名前の由来も、いろいろなドラマがあって面白そうですよね.

 ボクのような冴えないオヤジには、ショート・カクテル・グラスなんてまったく似合わないので、ストレートなコリンズ・グラスがいいです.
 それにお酒強くないから、時間かけてちびちびと ・・・・・.


 なんて、ちょっと偉そうにお酒に対する見解などを語ってしまいました.
 彼の見解はどうなんだろ ・・・・・






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  "My Point of View / Herbie Hancock" (BLP 4126)




  1. Blind Man, Blind Man
  2. A Tribute To Someone
  3. King Cobra
  4. The Pleasure Is Mine
  5. And What If I Don't Know
  6. Blind Man, Blind Man (alt-tk)





  Donald Byrd(tp), Grachan Moncur III(tb -#2,4,5),
  Hank Mobley(ts), Grant Green(g -#3,5), Herbie Hancock(p),
  Chuck Israels(b), Tony Williams(ds)
  Recorded March 19, 1963.







 「これが彼、 Herbie の見解です.」

 ジャケットに、 Blue Note としては珍しく、アルバム・タイトルや演奏者名といった必要なこと以外の文が記載されています.
 これも珍しいです、 Blue Note ってこういった余計なものを入れず、シンプルなデザインにまとめているところが、ボクは好きなんだけれど.
 それとバックの壁が、微妙に汚い感じがします.
 だから、どうもデザイン的にあまり好きじゃ無く、購入したのも比較的最近です.



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 いつもの International RVG 版で、6 曲目がボーナス・トラック.
 ジャケットを見ても、どうもロック・ビートの 1 曲目 "Blind Man, Blind Man" を売りにしているような部分があるんですが、どうでしょ.
 ボクは、 2 曲目以降の 4 ビートの演奏のほうが、はるかにいいように思えます.

 初リーダー・アルバムの "Takin' Off" での "Watermelon Man" のヒットの影響でしょうか.
 すべての編曲を Herbie が手掛けています、ここも 売り の一つでしょうね.
 そういえばこの年、 Herbie は Miles Davis のグループに入るんですよね、それ以降のことは有名すぎる.
 トロンボーンの Grachan Moncur III がどんな演奏するのか、聴く前はすごく興味があったのですが、ホーン・アンサンブルに徹しています.


 ひょっとすると、彼の見解は "Blind Man, Blind Man" じゃないんじゃないかと思うくらい、 Herbie の弾く 4 ビートは素敵です.
 今でもいろいろなことやってはいますが、 4 ビートもきちんと素敵に弾いちゃう、だから彼の演奏好きなんだよね.

 ボクにとっては、彼の 4 ビートの演奏のほうが印象に残るアルバムです.
 初期のアルバムで、特段人気がある訳ではありませんが、しっかり作られたアルバムです.



 今年もあとわずかですね、周りが少しばかり慌ただしいように思います.
 でもボクはいつもと全く同じ.
 違うのは年賀状がくるくらいでしょうか (笑).

大停電の夜 ・・・・ のような、台風の夜に

 台風の中、 "いつもの講習会" のため東京でした.
 ただ、こういった講習会目的の場合、あまり外をゆっくりすることはないので、土曜日もどのくらいの雨や風だったのかはよくわからないというのが正直なところです.


 今回は珍しく二週続けての上京でした.
 台風のおかげでいろいろな予定が二転三転した二日間、でもどちらかというといい方に転んでくれたので、楽しい二日間でもありました.
 そんな東京に行く直前に届いていた、何枚かのアルバムの中の一枚.






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   "This Is Billy Mitchell"





  1.  J & B
  2.  Sophisticated Lady
  3.  You Turned The Tables On Me
  4.  Pssionova
  5.  Tamra
  6.  Automation
  7.  Just Waiting
  8.  Siam




  # 1. 2. 7 : 
  Billy Mitchell (ts), Bobby Hutcherson (vib),
  Clarence "Sleepy" Anderson (org), Herman Wright (b),
  Otis Finch (ds) ・・・・・ Recorded October 29, 1962.

  # 3-6. 8 :
  Billy Mitchell (ts), Dave Burns (tp), Billy Wallace (p),
  Bobby Hutcherson (vib), Herman Wright (b), Otis Finch (ds)
  ・・・・・ Recorded October 30, 1962.






 いつもブログを拝見している azumino さんがブログで紹介していたアルバムです.
 それまできっと聴いていなかった ・・・・ もし聴いていたとしても、全く記憶に残っていないミュージシャンの一人です.




MitchellBi001-2

 ジャケットがちょっと良くて、メンバーが結構おもしろそうで、 International 盤なので価格もそんなに高くなく、 azumino さんの評価も良かったので買ってみました.
 1 曲目、ヴィブラフォンとオルガンの加わった演奏でどんなになっちゃうんだろうと、変な期待をしながらアルバムをかけてみると ・・・・ 全然、ストレート・アヘッドなジャズです.
 派手な演奏ではありませんが、オーソドックスな歌心溢れる演奏とでも言えばいいのでしょうか.
 6 曲目の "Automation" では饒舌に、 2 曲目の "Sophisticated Lady" ではしっとりと ・・・・ 結構オールマイティーなミュージシャンなのでしょうかね.


 こんなアルバムが似合いそうな土曜日、台風の夜でした.



 土曜日の講習終了後、急きょ数名で懇親会を計画.
 ボクは銀座 6 丁目に用事があったので、その用事を足してから合流でした.
 この頃 ( 6 時頃) は雨もまだ結構降っていましたし、風も吹いてました.
 京橋まで戻り 2 時間ほどみんなで飲んでから外に出ると ・・・・・ なんと、雨が上がっているじゃありませんか.
 確か天気予報は夜にかけて風雨が強まる、じゃなかったんじゃないの???
 仲間と一緒に銀座線銀座駅まで歩いたのですが、こんな天気なのでいつもの土曜日よりは人通りも少ないような気がします.
 ボクはそこから、いつもの "le sept" です.


 今回の "le sept" は、ズバリお届けもの.
 本当はもっと遅くに顔を出す予定だったのですが、いろいろ計画が変更になってしまったので、みんなと別れた 9 時過ぎに顔を出しました.
 お店のドアを開けると、カウンターには何度かお会いしたことのある U-Z-○ (仮称) さん一人だけ.
 土曜日 + 台風 ・・・ 表の人通りのように、閑散でしょうか.
 なんとなく、 "大停電の夜に" という映画のワンシーンが脳裏に浮かびあがってしまいました.




00332

 実は今回の目的の一つは、 "冒険者たち" という映画のお届けでした.
 先週顔を出した時に、この映画の話になり、 noriko さんも、修平さんも見たいけれどすでに絶版で見られない、ということでしたので、 「じゃあ今度持ってきてあげる」 と今回のお届けになりました.
 夕方、飲み会の前に DVD をお届け.
 運よく、 土曜日 + 台風 でお客さんもいなかったので、ゆっくり見ていただけたようで、かなり満足されておりました.
 ボクが懇親会後お店に行った時には、すでに "冒険者たち" は見終わっており、お土産に持っていったもう一本 ・・・ "Invictus" を見ているところでした.
 結局最後まで見ちゃったのですが、この映画も結構ステキです.



 台風の夜、銀座の 7 階は静かな時間が流れていました.



 実は今回、 U-Z-○ さんにご馳走になってしまいました.
 綾波レイではありませんが、田舎オヤジとしてはこんな時、どういう顔をすればいいのかわかりません.
 そういえば U-Z-○ さんは、まるで Billy Mitchell のアルバム 2 曲目の "Sophisticated Lady" そのもののような方です.
 次に会った時も、田舎オヤジは面と向かってお礼なんか言えそうもありませんので、この場を借りて ・・・・


 U-Z-○ さんに本当にご馳走様でした、昨日の Tom Collins はいつにも増して Sophisticated な味わいで、とてもおいしかったです.


 台風のようにいろいろあった東京でした.
 次の東京行きは、クリスマス ・・・・ そんな時に "いつもの講習会" を計画していますが、果たして受講生が集まるやら・・・・ (汗)
 もし講習会があれば今年最後の銀座ですので、ゆっくり "le sept" にお邪魔するつもりです.



 このお店、ホントに落ちつけて、いいお店です.
 土曜日は空いていますので、まだ行ったことのない方は是非どうぞ.
 銀座のお店は、なかなか入れそうもないお店が多いですが、このお店は入り易いですし、素敵ですよ. 

Tom Collins + Bitter Gin Tonic

 先週金曜日から東京だったのですが、今回はいつもの小児救急の講習ではなく成人の講習会.
 以前はこちらのほうの講習も積極的に行っていたのですが、小児講習をやり始めてかららそちらのウエイトが大きくなってしまったので、きっぱり止めていました.
 ただ講習の一部分は共通しているので、今回はその部分だけのお手伝いでした.

 まぁ、娘にちょっとに用事があったことと、ちょうど ONGAKU ゼミナール もあったことも理由の一つには違いありませんが.
 金曜日一日、時間を空けてのんびり東京をブラブラする予定でした.
 ・・・・・ がっ、知ってのとおりのあの天気です.
 金曜日は冷たい雨降りで、とてものんびり街を徘徊するような天気ではなかったため急きょ映画鑑賞です.
 映画については、次の機会に書く予定です.


 夜は冷たい雨降る銀座へ ・・・・・ マフラー一応持っていって大正解でした.
 さすがに人通りも少なめですね、駅からお店に向かう足取りが自然に速くなります.
 目的地はあの 7 階の "le sept" です.
 ちなみに読み方は 「ル・セット」 だと思うのですが、なぜかボクは 「レセプト」 と言ってしまいます.
 診療報酬明細になってしまいます(笑).


 ではそんな銀座の風景を、東京に行く前に届いていたアルバムでも聴きながら書いてみますね.






sanborn01





  "Straight To The Heart / David Sanborn"




  1. Hideaway
  2. Straight to the Heart
  3. Run for Cover  
  4. Smile
  5. Lisa     
  6. Love & Happiness
  7. Lotus Blossom
  8. One Hundred Ways




  David Sanborn (as.key), Don Grolnick (key),
  Hiram Bullock (g), Marcus Miller (g.b.synth.vo),
  Buddy Williams (ds), Michael White (perc),
  Crusher Bennett (perc), Errol Bennett (perc),
  Ralph Macdonald (perc), Hamish Stuart (vo),
  Jon Faddis (horn), Michael Brecker (horn),
  Randy Brecker (horn) ・・・・ and others.






 金曜日だったので混んでいるかなと思いながらドアを開けたのですが、カウンターに 3 名のお客さんだけでした.
 おみやげに持っていった "Woodstock" の DVD を渡しながら軽くご挨拶.
 このおみやげは以前お店でジミヘンの話題になったようなことが書いてあったことと、最近 Blu-ray 版を購入したのでいらなくなったためです.
 ちなみに最近集めた DVD の大放出しているのですが、1 枚当たりの引き取り単価は 2-300 円程度なので、おみやげに持っていって喜ばれるようだったら・・・・・という感じでございます.


 一杯目は、Twitter でも公言しておいた Tom Collins !
 修平さんの Tom Collins は Beefeater を使っています.
 Old Tom Gin は修平さんまったく使っていないようです.
 当然ロング・グラスで出てきますが、レモンとチェリーは入ってはいません.
 一口飲んでみるとさわやかでかなり軽めの口当たりですネ.
 Gin 特有の香りは全くと言っていいほどしませんので、清涼感たっぷりのカクテル
 気がつくと酔っていました (笑).


 サリンジャーの小説 『大工よ、屋根の梁を高く上げよ』 のことなんかをサラリと話しながら ・・・・
 なんて偉そうなこと言っていますが、実際にはこの小説読んでいませんので、いつもの限りなく浅〜い知識です.
 さらには 『007』 のマティーニの話などしたりして.
 そしてこの夜は noriko さんとも映画の話をたっぷり ・・・・・・・・
 『死刑台のエレベーター』 、 『ブリット』 、 『市民ケーン』 、 『自転車泥棒』 、 『ブリキの太鼓』 、 『ムーラン・ルージュ』 、 『めぐりあう時間たち』 、 『暗殺の森』 ・・・・・ ここも、広〜〜〜く、浅〜〜〜く.
 だったらということで、次回のお土産は "ALL ABOUT MY MOTHER" になりました.
 もちろん彼女一押しの LEO SATO 氏のことも、た〜っぷり聞かせていただき、曲も聴かせていただきました.




Gintonic005

 二杯目の Gin Tonic です.
 写真の色のように若干琥珀色に近い色がが付いています.
 Gin を少なめにして、Bitters を 3 滴ほど垂らしていただいた、Bitter Tonic です.
 これが昨日も少しだけ書いた、Angostura Aromatic Bitters です.

 二日連続で同じものが出てきたので、ちょっと驚きでした・・・・でも味は当然お店によって違います、どちらもおいしかったですよ.
 ボクのようなお酒が強くもない人や、しこたま飲んで来店したお客様には、こういった Bitter を入れて、ベースのお酒を少なくしたりして出してくれるようです・・・・このあたりがバーテンダーの腕の見せ所でしょうか.
 通常 Bitter というと、この Angostura を指すというくらい有名な Bitter なようです.
 トリニダード・トバゴの名産リキュールで、昔は胃薬として使われていたような・・・・・・そういえば Gin も昔はお薬だったような.
 結論は、身体にいい!ということになりますか.

 調子に乗って 3 杯目・・・・・・・・
 HERMES Orange Bitter と Bombay による、グッとフルーティな Gin Tonic です.
  Angostura を入れたものはちょっと辛口なので Tanqueray あたりが似合いそうですが、Orange Bitter だったら、Bombay あたりのほうが合うのかなー・・・・・よくわかりませんけれど.

 ということで、今回も金を使わないで長居をする・・・・・銀座にふさわしくない客としてお邪魔してしまいましたが、嫌な顔一つ見せずに誠実に対応していただきまして、ごちそうさまでした.
 ちなみに今週末も東京ですので、おみやげ持っていきますね.
 今度は混んでいる金曜日ではなく、空いていそうな土曜日です.

 よく考えたら、どうも行くたびに傘をさしているような気がします・・・・・
 
 土曜日、晴れたらいいのですが(笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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