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 この土日は ヨドバシカメラ で土屋先生のセミナーがあります.
 Facebook を見ると、いつもの写真友達の皆さんはすでに土曜日に聞きに行ったようですが、ボクは来週写真展に行くこともあり、さすがに毎週 東京 へ遊びには行けません.


 昨日の土曜日は天気も良く、春のような暖かさでした.
 セミナー聞けないので、せめて写真の練習にと山まで行ってきました.




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 ● Model: Tenpei Do S. ●

 ゲレンデにはほんの 2 時間ほどでしたが、結構顔が日焼け.
 おまけに、ここ数か月はデスクワークばかりなので、雪の上を少し歩いただけというのに足には疲労感ありありなのです.


 夜は地元の 海野宿 で雛祭りにちなんだイベントを開催しており、土曜日の夜だけ行灯に明かりを灯しているので、去年 に続いて撮影に行ってきました.




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 格子戸の向こう側に雛人形が飾ってあり、室内からライトアップ.

 昨年は三脚使って通りの写真など撮りましたが、今年は一脚だけ持参.

 19:00 頃出かけてみましたが、三脚持ったカメラおじさんたちがたくさんいてビックリ.
 昨年なんて、一般の見物含めても数人しかいなかったのに.


 通りが真っ暗なので、三脚立ててスローシャッター撮影しているのがわからないんですよね.
 結構三脚の前を観光客が平気で横切っていく風景があちこちに.




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 家の中の明かりもそれぞれなので、写真にするのは結構難しいなぁ.




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 久しぶりにジャズ・アルバムの話題.
 あまり写真のことばかり書いていると、冗談抜きで "雨の日だからカメラでも勉強しよう" にブログ・タイトル変えないといけなくなっちゃいます.

 そんなに有名なアルバムじゃないけれど、聴きこんでいくと結構楽しめるアルバム.






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  " Trompeta Toccata / Kenny Dorham "





  1. Trompeta Toccata
         (Kenny Dorham) ・・・・ 12:21
  2. Night Watch
         (Kenny Dorham) ・・・・ 5:44
  3. Mamacita
         (Joe Henderson) ・・・・ 11:02
  4. The Fox
         (Kenny Dorham) ・・・・ 7:59





  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts),
  Tommy Flanagan (p), Richard Davis (b),
  Albert Heath (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, September 14, 1964.









 ケニー・ドーハム 最後のリーダー・アルバムです.
 このアルバムの後も演奏は続けていましたが、サイドメンとしてわずかに演奏しただけのようです.

 リリースされたのは 1965 年、 BST-84181 ・・・・・・ ボクの中ではこのくらいの番号は、 Blue Note 後期と勝手に思っています.






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 ともすると "静かなケニー" のイメージばかりが付きまとってしまいがちですが、こういうのも ケニー・ドーハム だよね.

 結構いろいろなリズムを取り入れた演奏してますし.
 あの "Blue Bassa" の作曲者でもあります.

 ジョー・ヘンダーソン とは 1963 年録音の "Una Mas" (BST 84127) から一緒にプレイしています.


 いろいろなところに、過小評価されたミュージシャンということが書かれています.
 でも 日本 では "静かなケニー" によって、今でも根強い人気があります.




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 このアルバムでは特に ジョー・ヘンダーソン がいいなぁ.

 最近は CP+ などで、どうもガッツリ聴く暇もなかったので、このアルバムの ジョー・ヘンダーソン のようなアグレッシブな演奏がとても新鮮さがあるなぁ.
 昔だったら、ちょっと厳しいかなぁと思える部分も、今では全然いいじゃん.

 そんな演奏に触発されてか、他のメンバーも結構アツい演奏を繰り広げています.
 特に最後の "The Fox" が ・・・・・・ トミー・フラナガン のソロもアツい.

 まぁこの時代のこういった演奏に トミー・フラナガン が加わっていること自体も、ちょっと意外だったりもします.
 この時代の Blue Note だったら、圧倒的に ハービー・ハンコック や マッコイ・タイナー が加わった演奏が多い.

 アンドリュー・ヒル が台頭してきたのも、ちょうどこの頃でした.




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 ボクが好きな ケニー・ドーハム は、"'Round About Midnight at the Cafe Bohemia (Blue Note)" や "
Quiet Kenny (New Jazz)" といった定番ものになってしまいますが、久しぶりにこういう演奏を聞いてみると、他のアルバムも全然捨てたもんじゃないなぁと思います.




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 ちょっと遅くなりましたが、 2 月の映画鑑賞.
 2 月も結構観たほうかな、 18 本でした.




  バトル・ロワイアル
  ブラックパンサー
  ボス・ベイビー
  リディック
  リディック:ギャラクシー・バトル
  インターステラー
  ドラゴン・タトゥーの女
  ワイルド・スピード ICE BREAK
  セッション
  ランボー
  キリング・フィールド
  アフリカの女王
  犬ヶ島
  心と体と
  ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜
  アリータ: バトル・エンジェル
  ラストエンペラー
  ONCE ダブリンの街角で



 この時期は WOWOW でも アカデミー賞 関係の名作が多く放映されるので、面白い映画がたくさん.



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 本年度の アカデミー賞 でも話題だった "ブラックパンサー" 、
 "インターステラー" も難しくてすべては理解できないけれど、かなり科学的な考証をベースにした作品ですし、
 "セッション" もようやく観ることができました、
 "キリングフィールド" は何年かぶり、

 名作 "アフリカの女王" や、結構好きな "心と体と" ・・・・・・


 そんな中での一番は ・・・・・・





The Last Emperor 001

 上質の歴史大作ですね.
 映像もいいし、音楽もいいし、登場する俳優たちが子役も含めて魅力的な人ばかり.
 ジョン・ローン もとてもよかった.

 映画だけに、若干脚色してある部分もあるようですが、歴史大作として十分に楽しめます.

 今でも当時の予告編を覚えていて、「世界はラストエンペラーにひれ伏す」 の言葉がとにかく印象的でした.




The Last Emperor 006

 ずっと前に 200 何分かの ディレクターズ・カット版 を観たんだけれど、観ていて面白いので、時間的に長いと感じなかった記憶があります.

 坂本龍一 の演技は置いておいて、音楽がとてもいい.
 あのメロディーを耳にすると、紫禁城の場面が浮かんできます.




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 この映画の監督は、 ベルナルド・ベルトルッチ ・・・・・ といえば、なんたって 暗殺の森 !!

 一応 "ラスト・タンゴ・イン・パリ" も持っているけれど ・・・・・・
 他の作品も数作品観た記憶がありますが、あまり好きになれない.

 やっぱり "暗殺の森" 、 "ラスト・エンペラー" 、 "1900年" かな.


 昨年 11 月に 77 歳で亡くなっています
 今の時代、まだ若いのにねぇ ・・・・・ 合掌




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