それにしても、雨が降りますね ・・・・・
 それも、大雨です.
 ボクの地域でも、連日大雨警報が発表になっています.
 ただボクの地域は、幸いなことに土砂崩れや大雨による災害がまったくと言っていいほど起きない (ごく稀です) 地域なので、九州や中国地域の災害を TV などで見るたびに大変だなーと思います.
 被害にあわれた皆さん、お見舞い申し上げます.


 そんな雨の夕方、いつもの HMV から、いつものダンボール、配達してくれるのはいつもの佐川急便です.
 昨日も少し書いた Blu-Ray がやってきました.
 この Blu-Ray もすでに DVD 持っているのですが、今回 HD 化したので買ってみました.
 ただ、この作品はアニメーションなので、HD 化してどれくらいきれいになるのかは、正直あまり期待していないというのが本音 ・・・・・ まぁ、とりあえずこの作品は大好きなので.


 「その者青き衣をまといて … 金色の野に降り立つべし … 」


 というような有名なセリフの作品ですが、この作品については見終わった後にまたブログに書いてみようと思っています.
 まだ、Blu-Ray 到着前に届いていた Blue Note がたくさんあるので、その中からピック・アップしてみます.








4221






  "Unity / Larry Young"





  1. Zoltan
  2. Monk's Dream
  3. If
  4. The Moontrane
  5. Softly, As In A Morning Sunrise
  6. Beyond All Limits





  Woody Shaw (tp), Joe Henderson (ts),
  Larry Young (org), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 10, 1965.







 このアルバムのジャケット・デザインは秀逸ですね.
 Blue Note のジャケットの中でも、非常に有名な一枚です.

 でもアルバム・ナンバーは、 BLP 4221 なのです.
 俗に言うところの "新主流派" のジャズなのです.
 モード全開で、 Joe Henderson あたりは、かなりフリーキーな演奏になっています.
 この頃の Joe Henderson は、"Basra / Pete LaRoca" 、 "Mode For Joe / Joe Henderson" といったアルバムでもちょっとフリーっぽい演奏をしています.
 まぁ、この頃になるとほとんどのアルバムがモードからフリーというような感じですので、今まで買わなかった理由もここにあります.
 そういう意味では、ちょっとばかりルーキー向けとは言い難いでしょう.




4221-2

 Larry Young に至っては、今回彼のアルバムを 3 枚購入して、初めて (!) 聴いてみました.
 "Into Somethin'(BLP 4187)"、"Unity"、"Heaven On Earth(BST 84304)" の 3 枚 ・・・・ とうとう 4300番台まで買っています (汗).
 どんなオルガンなのか、興味あったのと、そろそろこの辺りも聴けるんじゃないかという感じで.

 この人は、後年 Miles Davis の Bitches Brew でも一緒に演奏したりしています.
 ボクの大好きな Babyface Willette のような、泥臭い R&B のようなオルガンとはまったく違います.
 ボクは Babyface のような、オルガン独特の音を引っ張っていく (?) ような演奏が好きなのですが、 Larry Young はそういうところ (ソロの辺りで) があまりありません.
 どちらかというと、一つ一つの音をはっきりと、ピアノのように弾いている感じでしょうか.
 この辺の感想は、いつもの通りわかったようでよくわかっていない感想なので、ルーキーのみなさんは当てにしないように.


 このアルバムにはベースが入っていないんですが、あたかもいるような感覚があります.
 オルガンのフット・ベースを使っているようですね.
 そういえば Babyface Willette や "Big" John Patton といったオルガン奏者のアルバムでも、ほとんどベースが入っていませんね.

 いざ聴いてみると、いつものように、聴くことができてしまいます.
 でも、棚に中で眠ってしまいそうなアルバムでもあります.


 先日アクアスロンのボランティアにいった仲間たちが、どうもバーンアウトしているようです.
 あたかも、祭りのあと ・・・・ 一種独特の寂しさがあります.
 一つの目標に向かって、初めて出会った人たちでしたが一つになって ・・・・ 今日のアルバム Unity のようですね(笑).
 ボクもなにか寂しいんですが、ゆっくりと感傷に浸る暇もなく、来週の京橋のことで頭がいっぱいです.
 金曜日に会場確認して、夜は友人とお食事 (これ、講習に関係ないですね)、いつもの銀座 le sept に顔出して (これも講習と関係ないか!) 、土日は講習会のマネージメントして、日曜日の夕方 "いつもの小川さん" の Jazz Conversation を聴きながら新幹線で帰ってくるという、いつも通りの講習会.
 さらには、翌月のコースもあります、9 月の日程も決定しています.
 一カ月なんか、あっという間に過ぎていってしまいます.



 そして一年後には、またアクアスロンが待っています.
 来年こそ、青空です.
 今年と同じメンバー、さらには新しいメンバーが増えていたりして ・・・・


 ・・・・・・ Unity !