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 Queen を描いた映画 "ボヘミアン・ラプソディ" が大ヒット中ですね.
 Facebook でもいろいろな人が 「よかった」 というコメントを残していました.




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 ボクはこの時代をリアルに体験していましたが、正直 Queen はほとんど聴きませんでした.
 ただ、すごく人気があったし、有名な曲もゴロゴロあるので、ラジオなどから結構耳にしていたので、当然ですが代表曲を含むいろいろな曲を知っています.


 ボクの中では ピンク・フロイド 、 レッド・ツェッペリン 、 ブラック・サバス 、 ディープパープル の 4 大グループがすべてって感じです.

 Queen や Kiss ってデビューした時期も上のグループよりちょっと遅いし、音楽的にもちょっと違うんだなぁ ・・・・・・ って感じがある.

 このあたりはシリアスなジャズを語るジャズ喫茶の常連たちと近いものがありますな (笑)




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 映画は観てみたいとも思いますが、きっと後で Blu-ray になってしまいそうです.





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 そんな 4 大ブリティッシュ・ロックグループの他になぜか好きだったのが Uriah Heep !



 でもね、このグループってかなり微妙な雰囲気に包まれています.
 そんな中でも一番評価が高いのがこのアルバム.





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  " Look at Yourself / Uriah Heep "





  1. Look at Yourself (対自核)
          (Ken Hensley) ・・・・ 5:09
  2. I Wanna Be Free (自由への道)
          (Ken Hensley) ・・・・ 4:00
  3. July Morning (七月の朝)
          (D.Byron-K.Hensley) ・・・・ 10:32
  4. Tears in My Eyes (瞳に光る涙)
          (Ken Hensley) ・・・・ 5:01
  5. Shadows of Grief (悲嘆のかげり)
          (D.Byron-K.Hensley) ・・・・ 8:39
  6. What Should Be Done (当為)
          (Ken Hensley) ・・・・ 4:15
  7. Love Machine
          (M.Box-B.Hensley) ・・・・ 3:37




  Uriah Heep :
   David Byron (vo), Mick Box (g.vo),
   Ken Hensley (org.vo.p.g), Paul Newton (b),
   Iain Clark (ds)






 彼らの 3 枚目のアルバムです、各曲には邦題もついていますので書いておきます.
 先に書いたように、彼らのアルバムの中では一番評価が高く、特にタイトル曲 "Look at Yourself" はこのグループの楽曲の中でも一番とも言われています.


 日本語のタイトルはどうなのかなぁ ・・・・・ 今ではこの "対自核" が定着してはいますが.
 原文のままでよかった気もします.

 前年 (1970) に発売され大ヒットした "原子心母 (Atom Heart Mother) / Pink Floyd" にあやかったのでしょうかねぇ (笑)






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 とにかくこのグループはメンバーの変動が激しい.
 現在もこのグループ名を名乗ってはいるものの、オリジナルメンバーは Mick Box ただ一人.
 このアルバムの前後だけでもメンバーの入れ替えがあったりします.


 ボクは正直メンバーの名前も覚えていないので、どのアルバムにだれが入っているかなんて ・・・・ ????


 このメンバー変動の原因は、一番は音楽的な意見の相違なのかもしれませんね
 そのせいか、どうも音楽性に統一感がなく、そこがこのグループの特徴だったりもします


 そんな中で発売されたのが、この三作目のアルバムでした.





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 前作 "Salisbury" には彼らの代表曲の一つ "Lady in Black" が入っておいたものの、アルバムとしてはどんなんだって感じでした.
 "Lady in Black" にしても、 Ken Hensley の歌うバラードはステキなのですが ・・・・・

 ちなみにボクは "Salisbury" からこのアルバムを挟み "Demons and Wizards" までの 3 枚持っています.



 1 曲目の "対自核" がとにかくステキで、ガツーーーーンときて、 2 曲目もイントロ部分はヘビーな感じで 「こういう路線できたかぁ ・・・・」 と期待感を高めさせてくれるものの、歌に入ると膝がガクン.

 そして 3 曲目 "七月の朝" は、これまた彼らを代表する超牧歌的なフォーク色の強いバラードです.
 ボクはそれほど好きではありませんが、悪くはない.

 4 曲目 "瞳に光る涙" シングル・レコード "対自核" の B 面の曲です.

 5 曲目 "悲嘆のかげり" が好きだな、こういう路線で行ってほしいと思うんです.
 現に次のアルバム "Demons and Wizards" では "Easy Livin'" という名曲も出してるじゃないですか.

 6 曲目の "当為" ・・・・ ちょっと違うかな.

 そしてラストの "Love Machine" ・・・・・ この曲は邦題もそのまま.
 "ラブ・マシーン" といえば モーニング娘。のほうがピンとくるかな (笑)




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 写真は最近のステージ・スナップ.

 ウウーーーーン、聴きたいという気持ちには正直なれないな.
 過去の作品だけで十分すぎるかな.

 このあたりも微妙過ぎるんだな.


 でも今日のアルバムに関しては、彼らが一番輝いたアルバムでしょう.
 なんだかんだ、言いたいこと書いてますが、結構好きなアルバムです.




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 ユーライア・ヒープ 好きな理由の一つにアルバムジャケットの良さがあります.
 と言っても、今日のアルバムのデザインではなくて.

 次作の "Demons and Wizards" とその次の "The Magician's Birthday" のジャケットデザインを ロジャー・ディーン が手掛けており、この 2 枚のジャケットは大好きなのです.




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 ちなみに我が家の ロジャー・ディーン ですが、かなり前から絵が傾いております (笑)

 こういうのもありかな ・・・・・

 なんてそのままにしてあります.

 "Demons and Wizards" のリトグラフだったら、もっと最高なんですがね.




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