Verve

Blossom Dearie

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 Amazon Prime の映画が、どうも観たいと思うものが少なくって ・・・・
 ついつい TV 番組観ちゃってます.

 TV番組は当然シリーズものだから、観始めるとどうしても続けないといけないのが難点.
 普段 TV 全然観ないので、リアルタイムで観たものは全くないんです (笑)

 中でも面白いのが テレビ東京 、最近ハマってます.
 面白番組たくさん作ってますねぇ.



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  ● 勇者ヨシヒコと魔王の城 ●

 最近になって、ついつい観てしまった.
 コテコテすぎちゃってちょっと引いちゃうところもあるけど、 ドラクエ ハマった世代には全編がニヤけてしまう感じ.
 山田孝之 は好きな俳優なので、彼がこういうドラマをまじめな顔してやっているところがいいのです.



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  ● ローカル路線バス乗り継ぎの旅 ●

 これはドラマじゃないけれど、このシリーズ 太川陽介 と 蛭子能収 のコンビが最高でした.
 これ観てると、自分でもバスの旅してみたいと思っちゃうもの.
 へんなドラマ観るよりずっと面白かった.



孤独のグルメ 003-2
  ● 孤独のグルメ ●

 こちらも深夜帯のドラマですが、今では大晦日に特番組まれるほどの人気番組です.
 これも面白いなぁ.
 この番組観てからというもの、一人で食事するときにいろいろ頭の中で呟きながら食す自分がいます (笑)



癒されたい男 002
  ● 癒されたい男 ●

 独り言が妄想に発展すると、この形ですね.
 秋山課長補佐、とにかくオッサン的には共感できるところがありすぎ.
 原作は漫画で単行本一冊で終わっているんですが、何とか続編できないかなぁ.



来世では 002
  ● 来世ではちゃんとします ●

 こちらも内容的にはかなりきわどく、いかにも深夜枠の番組って感じでした.
 上の写真見ただけでも内容が何となくわかるようです.
 でも根本には揺れ動く女子の心なんかも描かれています.


 この 2 本は テレビ東京 でも 「ドラマパラビ」 という連続ドラマ枠なんですね.
 てっきり他の番組と同じ 「ドラマ 24」 枠だとばかり思ってました.

 しばらくは テレビ東京 のドラマで暇つぶしできそうです.



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 今日は腰の調子も良くなってきたのでスキー場で写真撮ろうかとも思っていましたが、撮りたかったものがみんな撮れそうもなく、さらに天気も暖かくていま一つ ・・・・
 ということで、少し溜まったアルバムの整理.

 そんな溜まったアルバムの中から一枚ピックアップ.





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  " Blossom Dearie "





  1. 'Deed I Do
       (W.Hirsch-F.Rose) ・・・・ 2:11
  2. Lover Man (Oh Where Can You Be?)
       (J.Davis-R.Ramirez-J.Sherman) ・・・・ 2:45
  3. Ev'rything I've Got
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:27
  4. Comment allez-vous
       (Murray Grand) ・・・・ 2:10
  5. More Than You Know
       (E.Eliscu-B.Rose-V.Youmans) ・・・・ 3:25
  6. Thou Swell
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:59
  7. It Might as Well Be Spring
       (R.Rodgers-O.Hammerstein II) ・・・・ 3:09
  8. Tout doucement
       (E.J.Mercadier-R.A.Clausier) ・・・・ 2:21
  9. You for Me
       (Bob Haymes) ・・・・ 2:13
  10. Now at Last
       (Bob Haymes) ・・・・ 3:20
  11. I Hear Music
       (B.Lane-F.Loesser) ・・・・ 2:05
  12. Wait Till You See Her
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 3:19
  13. I Won't Dance
       (O.Harbach-O.Hammerstein ll-J.Kern) ・・・・ 2:44
  14. A Fine Spring Morning
       (Bob Haymes) ・・・・ 3:04
  15. They Say It's Spring
       (M.Clark-B.Haymes) ・・・・ 3:22
  16. Johnny One Note
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:10
  17. Blossom's Blues
       (Blossom Dearie) ・・・・ 3:09




  # 1 〜 14 :
  Blossom Dearie (vo.p), Herb Ellis (g),
  Ray Brown (b), Jo Jones (ds)
  Recorded at NYC, September 11 &12, 1956.

  # 15 〜 17 (Bonus Tracks) :
  Blossom Dearie (vo.p), Kenny Burrell (g),
  Ray Brown (b), Ed Thigpen (ds)
  Recorded at NYC, April 8 & 9, 1959.





 ブロッサム・ディアリー が Verve レーベルに吹き込んだ、彼女の初のアルバム.
 ギター・トリオをバックに、彼女自身もピアノを弾いてのヴォーカル.
 最後の 3 曲は CD 化のボーナス・トラックです.




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 声が超独特なので、それだけで好き嫌いが分かれちゃうかもしれません.
 一般的にはちょっとハスキーに語りかけるような、大人の雰囲気を持ったヴォーカルが人気だと思います.
 それに比べると ブロッサム・ディアリー の場合は、ちょっと子供っぽいような声.

 "Blossom Dearie Sings Rootin' Songs" は大好きな "The Good Life" が入っていたので、ちょっとした愛聴盤でした.

 でもそれまでは彼女のアルバムほとんど聴いてないかも.
 昔通ったジャズ屋でもほとんど聴いた記憶ないもんなぁ.
 一昨年までもっていたアルバムは "Give Him the Ooh-La-La" のたった一枚だけ.



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 でも聴き始めると、そんな子供のような声がとても心地いい.
 まるでボサノバのようだな.
 ボサノバも結構聴かず嫌いなところありましたが、最近は全然気にならなくなってるし、日曜日の午後なんかはすごくいい感じなんだな.


 さてこのアルバム、スタンダードを中心にスモールコンボをバックにしっとり.
 時々フランス語の歌詞も交えたりしているので、ちょっとジャズっぽくない雰囲気を醸し出したりもしてます.

 でもまぁそれもありかな.
 結構クセになるヴォーカルだなぁ.



Blossom Dearie 0065

 彼女のアルバムって、今まで興味なかったので気にしてなかったんだけれど、今回調べてみたらざっと 40 タイトルほどありました.
 これって結構な数です.

 知っているアルバムはほんの数枚.
 Verve レーベルも 6 枚ですが、ほとんど廃盤なのかな.
 Amazon などで検索かけてもなかなかヒットしません.

 全部集める気などはさらさらありませんが、 Verve のアルバムは聴いてみたい.



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 天気あまりよくなさそうだったので、スキー場行くの止めましたが、昼頃から里も雨降り.
 15:00 頃は限りなくみぞれに近いような雨でした.



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 ● 2021.1.16 : EF 16-35mm F4L IS USM : F4.0 1/5000秒 ISO-400 EV-0 16mm ●●

 夕方は一度やみましたが、明日の曇り.
 気温がちょっと高めなので、この雨が凍ることはなさそうかな.



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It's All Right!

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 数日前にちょっとしたニュースが飛び込んできました.

 livedoor Blog からのお知らせで "【HTTPS対応】画像のHTTPS配信について"



https

 livedoor Blog の一番のネックだったのが、以前から多くの要望があった https 化.
 ようやくその一歩が歩き出したって感じです.

 ブログページの https 化は 2020 年春の予定のようで今回は画像のみ.
 まぁ何とか前進しただけでも一応の評価かな、後はちゃんと春に完全 https 化できればいいか.



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 今年になって Yahoo Blog が終了して、ブロ友の何人かは アメブロ に乗り換えた人もいます.
 ボクもその頃、真剣に アメブロ あたりに引っ越ししようかと思ってました.
 その一番の理由が https の問題.


 ただ引っ越しするとなると、いろいろな意味で大変なので ・・・・・・

 ようやくその問題が解消されそうなので livedoor には期待しています.

 くれぐれも過去の記事にエラーが出るようなことがないように.




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 今日のアルバムも ユニバーサル・ミュージック の 「ジャズの100枚」 の一枚.
 このシリーズはもう 5 年くらい前になるのか.

 こういうアルバムが 1,000 円で買えるのはうれしいです.




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  " It's All Right! / Wynton Kelly "





  1. It's All Right
        (Curtis Mayfield) ・・・・ 2:50
  2. South Seas
        (Rudy Stevenson) ・・・・ 5:28
  3. Not a Tear
        (Rudy Stevenson) ・・・・ 5:58
  4. Portrait of Jennie
        (G.Burdge-J.R.Robinson) ・・・・ 4:35
  5. Kelly Roll
        (Kenny Burrell) ・・・・ 3:50
  6. The Fall of Love [From The Fall of the Roman Empire]
        (D.Tiomkin-N.Washington) ・・・・ 2:05
  7. Moving Up
        (Wynton Kelly) ・・・・ 3:52
  8. On the Trail [From the Grand Canyon Suite]
        (Ferde Grofe) ・・・・ 4:29
  9. Escapade
        (A.Badalele-M.Wax) ・・・・ 2:48
  10. One for Joan
        (Charles Lloyd) ・・・・ 3:11






  Wynton Kelly (p), Kenny Burrell (g: # 1-3 & 5-10),
  Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds),
  Candido Camero (conga: # 1-5 & 7-10),
  The Tommy Rey Caribe Steel Band (# 6) 

  Recorded at the Webster Hall, NYC,
     # 2, 3 & 6: March 10, 1964.
     # 1 : March 11, 1964.
     # 4, 5 & 7-10: March 19, 1964.






 Verve でのリーダー・アルバム 2 作目になります.
 オリジナルアナログ盤は 9 曲目まで、最後の一曲は CD 化のボーナス・トラックです.

 ジャケットのアメコミ風イラストがあまり好きじゃなくて、ようやく数年前に CD 購入しました.
 ジャズ屋でもジャケットの記憶はあるんだけれど、レコードの記憶があまりない.




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 選曲がちょっと面白い.
 俗にいうスタンダード中心ではなく、いろいろなジャンルの曲が入っています.


 一曲目のアルバムタイトル曲 "It's All Right" は 1963 年に Curtis Mayfield & The Impressions でヒットしたソウルナンバー.
 Huey Lewis And The News もカバーしています.

 ウイントン・ケリー は原曲のメロディを活かしながらも、とても軽快な演奏.
 まぁこのアルバム全体が軽快そのものですが ・・・・・


 2 曲目や 4 曲目のようなバラードでは、音がキラキラと滴り落ちるような感じで思わずうっとりしてしまいます.




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 ● ⇒ Wynton Kelly, Jimmy Cobb, Paul Chambers ●

 このトリオは 1959 年からのレギュラー・メンバーで、 1969 年 ポール・チェンバース が亡くなるまで続いていました.
 Vee-Jay や Verve といったレーベルで多くのアルバムを録音し、その中には日本でも人気のあるものも何枚かあります.
 今日のアルバムの、そんな絶頂期に作られたアルバムです.

 トリオが解散してからの ウイントン・ケリー は、どうも仕事に恵まれなかったようで、録音等もほとんどありません.

 1971 年には 39 歳という若さで亡くなっています.


 こういうピアノ・トリオには、 ケニー・バレル がよく似合ってます.
 彼の参加もこのアルバムの良さの一つだろうな.

 コンガも入っていますが、軽快な演奏にぴったり.




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 鍵盤の上を音が転がっていくような、そしてキラ星のように音が輝いて落ちていきます.
 内容云々でなく、こういう音の中にいるだけでとてもハッピーな気持ちになれます.

 かと思うと "In The World" のような演奏も軽くこなしてしまう.

 こういうところも ウイントン・ケリー の魅力だろうな.



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 今夜は奥様が会議か何かで夕飯不在なので、ちょっと近所のスーパーまで買い出し.
 買い物終わって外に出ると空がオレンジ色に染まってました.

 キレイな夕陽は無性にシャッターを押したくなってしまう.
 間に合うか微妙でしたが、車で 5 分弱で家に到着.




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 ● 2019.11.24 : EF 16-35mm F4L IS USM: F6.3 1/20秒 ISO-1600 WB-くもり 35mm ●

 何とかこんな風景を撮れました.
 もう少し早かったら、空全体がピンクが買ったオレンジ色だったんだけれどね.
 夕日撮影はスピードとの勝負だな (笑)


 それにしても、夕方というのに暖かかったなぁ.




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Stan Meets Chet

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 この週末の台風 19 号の破壊力は本当にすごかった.
 たった一晩でものすごい被害が出てしまいました.






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 写真はよく写真撮影に行く 海野宿 に続く高架橋ですが、 千曲川 の護岸がどんどん削られしまったため、護岸の道路とともに橋脚からそっくり無くなってしまいました.

 この 千曲川 は名前の通り曲がりくねった川なので、過去にもこういった水害で護岸が被害を受けることは何度かありましたが、これほど大規模なものは初めてです.

 ボクの地域では 千曲川 に 3 つかかっている橋のうち、 2 つが大きな被害を受けたようです.
 他にも全国版ニュースで出てしまうようなこともあったりで.




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 この台風被害は、さらに下流の 上田市、千曲市、長野市、飯山市 まで広範囲にわたり、堤防の越水、決壊などが発生しました.

 ボクの住んでいる市は、最近大きな風水害はほとんどなかった地域なので、改めて自然の驚異を体感.

 場所によってはまだまだ救助活動も行われていますが、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです.




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 そんな台風のおかげで、土曜日の昼からお仕事.
 昨日の昼までバタバタしていたので、疲れました.


 今日は昨日の RWC スコットランド戦の再放送観たり、少し前に購入した昔のアルバムを聴いてのんびりしてます.






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  " Stan Meets Chet / Stan Getz "





  1. I'll Remember April
       (G.Paul-P.Johnston.D.Raye) ・・・・ 12:20
  2. Autumn in New York
       (Vernon Duke)
    Embraceable You
       (G.Gershwin-I.Gershwin)
    What's New?
       (B.Haggart-J.Burke) ・・・・ 14:30
  3. Jordu
       (Duke Jordan) ・・・・ 8:28
  4. Half-Breed Apache
       (Ray Noble) ・・・・ 14:57





  Chet Baker (tp), Stan Getz (ts), Jodie Christian (p), 
  Victor Sproles (b), Marshall Thompson (ds)

  Recordedat Chicago, February 16, 1958.






 レーベルは名門 Verve で、このレーベルお得意の "Meet ・・・" シリーズの一枚.
 スタン・ゲッツ と チェット・ベイカー の初共演作と言われています.

 ただし、その後 1953 年録音されていた音源がにアルバム化されています.





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 大した打ち合わせを行わないまま感じで、いかにもジャム・セッションというようなイメージです.
 演奏される曲もスタンダード中心で、各ソロ部分をゆったり目に取った、一曲ごとが長い演奏になっています.

 二曲目はバラード・メロディ.
 ボクの大好きな "Autumn in New York" から始まります.
 チェット・ベイカー の音色はこういう曲にとても合います.

 この曲も多くのミュージシャンが演奏しているスタンダードを代表する一曲.
 中でも好きなのが、もう前から何度も言っているように 纐纈歩美 の演奏.

 こういう記事書きながら、ついつい比較として聴き始め、気がついたら比較するために聴いたアルバムをリピートしているという ・・・・ (笑)




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 リズムセクションのメンバーについては、西海岸を中心に演奏していた人たちのようですが、ボクは全く分からない.

 それでもと思い、過去の記事で該当するミュージシャンいたか確認してみると ・・・・・



 なんと リー・モーガン のアルバム "The Rumproller" に、ベースの Victor Sproles が参加してました.

 これはちょっとビックリでした.

 ほかの二人についてはヒットしませんでしたが、ネットで調べるといろいろなアルバムに名前が載っていました.




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 スタン・ゲッツ と チェット・ベイカー って、ボクは結構似た感じのミュージシャンとして捉えています.
 そして二人とも麻薬やアルコールに依存していたことも.


 そんな二人が亡くなって、もう四半世紀以上も経っています.




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 台風の暗い話題を少し明るくさせてくれたのが、ラグビー.
 昨夜行われた 日本 vs スコットランド の試合です.




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 ● 中日新聞 web ●

 本当に、 日本 強いです、感動です.
 まさか全勝できるとは思ってもいませんでした.

 始まる前は、何とかグループ 2 位に入ってベスト 8 にいければなぁ ・・・・
 なんて思っていましたが、堂々たるグループ 1 位です.

 昨夜の試合、後半は身体に本当に悪かった.
 今日 BS で再放送あったので、ゆっくり再見.
 それでも感動しちゃうもんねぇ.




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 ● 産経新聞 web ●

 そしてスタジアムの応援が半端ない.

 一気にラグビー人気が爆発したって感じです.

 次はあの 南アフリカ 戦です、次も勝ってほしいなぁ.




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Oscar Peterson Plays The Cole Porter Songbook

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 昨日は久しぶりに コミュニティ FM の収録.
 最初にここで収録したのは 2011 年

 それから何度かいろいろな形でお話しさせていただきましたが ・・・・・ 何度やっても慣れないですね (笑)




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 今回はジャズのお話し ・・・・・・・・


 ではなくて、今回も仕事関係の堅いお話.



 人前で話すのは結構苦手意識ないんですが、こういうのはちょっと噛んだりするのがとても気になっちゃうので好きくない.
 放送日が違ったので、もし途中で失敗したらそこだけカットしてもらえばいいと、結構軽い気持ちで行ったんですが ・・・・

 「時間通りに収録して編集なしでそのまま流します」
 「もし失敗してやり直しの場合は、最初から」


 なんて収録前から妙にプレッシャーかけられました (笑)




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● 元 国営放送アナウンサー 佐藤真生 さん ●

 無事かどうかはわかりませんが、佐藤さん にリードしてもらいながらなんとか終了.
 たった 15 分ほどでしたが、微妙に疲れました.
 以前は 1 時間の生放送を行ったこともありましたが、今になるとよくやったなぁ ・・・ って感じ.

 やっぱり歳取ったせいでしょうかね.

 それにしてもちょっと前のインタビューから、最近こういうの続いている感じ.


 もうこれで終わりにしたいのですが、たぶん来年もかなぁ.






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 せめてアルバムくらいは軽快に、滑舌よく (笑)
 ジャケットと コール・ポーター の名前で購入.




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  "Oscar Peterson Plays The Cole Porter Songbook"





  1. In the Still of the Night ・・・・ 2:49
  2. It's All Right With Me ・・・・ 2:51
  3. Love for Sale ・・・・ 3:26
  4. Just One of Those Things ・・・・ 2:21
  5. I've Got You Under My Skin ・・・・ 2:47
  6. Ev'ry Time We Say Goodbye ・・・・ 2:17
  7. Night and Day ・・・・ 2:30
  8. You'd Be So Easy to Love ・・・・ 2:34
  9. Why Can't You Behave? ・・・・ 2:58
  10. I Love Paris ・・・・ 2:09
  11. I Concentrate on You ・・・・ 3:08
  12. It's De-Lovely ・・・・ 2:28





  Oscar Peterson (p), Ray Brown (b),
  Ed Thigpen (ds)
  Recorded on July 14 〜 August 9, 1959.






 このアルバムもジャケットが好きです.
 やっぱり コール・ポーター はこうじゃなきゃいけません ・・・・ 真っ赤な傘とレインコートで、周りにはカラフルな都会のビル.

 でもうつむき気味 ・・・・・ まるでひとつの恋が終わったような雰囲気です.






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 オスカー・ピーターソン は代表的なジャズ・ピアニストの一人.
 まぁこれについてはほとんどの人が納得でしょう.

 にも拘らず、結構好き嫌いが分かれてしまうピアニストの一人ではないでしょうか.
 古くは "いソノてルオ vs 鍵谷幸信" なんていう論争もあったようですし.
 かく言うボクも、好んで聴かないピアニストの一人で、 CD にしてもたった 3 タイトルしかないんですよねぇ.

 これはボクが育った ジャズ屋 の影響が大きい.
 どうも 軽快 = シリアスじゃない というような、よくわからない線引きがされていた気がします.





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 さてさて コール・ポーター いいですねぇ.
 聴けば聴くほど、歌詞を読めば読むほど、ソフィスティケイテッドな彼の世界に惹かれていきます.
 このアルバムも、もっともっと聴きたいと思っちゃう.
 ボクの好きな "I Get A Kick Out Of You" 、 "Anything Goes" なんかも入っていないのでやっぱり最低でも 2 枚組かなぁ.



 1 曲目 "In the Still of the Night" はグッとくるような恋の曲ですが、軽快にさらりとこなしています.
 こういうところが好き嫌いの分かれ道.


 2 曲目の "It's All Right With Me" 聴くとわかりますが、ただただ軽快というんじゃなく、高速で長いフレーズのソロも鼻歌まじりにヒョイとやってしまいます.
 この曲に限らず、 オスカー・ピーターソン はこんな感じでちょっと難しいようなことを、いとも簡単そうにこなしてしまうところがすごい.




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 そして オスカー・ピーターソン だけでなく、ほかの二人も何気にいい感じ.
 トリオとしてとてもいい感じの演奏になっています.



 この時代、このメンバー、このレーベル ・・・・・ 外れはなさそうです.




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 今日は朝から曇り空.
 気温はちょっと低めで過ごしやすいんだけれど、湿度が.




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 今日は送り盆ですが、会社によっては 19 日まで休みも多いのかなぁ.
 家の下を走る幹線道路はそんなに混んでいる感じじゃないですね.


 お盆が終わると、いよいよ秋.
 秋になったら少しは写真撮りに行こう.




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Bill Evans At The Montreux Jazz Festival

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 この土日は天気が今一つです.
 今日の午前中も小雨.




 さて 13 日の金曜日は 4 月の人事異動で新しく配属になった課での歓迎会でした.

 ボクも 4 月からの勤務なのでお呼ばれされた皆さんの一人. 
 いつも、こういった飲み会はどうしても仕事がらみの話題になっていってしまうのですが ・・・・・


 先日の飲み会の中で衝撃的な出会いがありました !!

 と言っても、まったく色恋の香りとかありませんし、 ジェイソン が現れたわけでもありません.



 若い女性職員と趣味の話なんかしていたら、なんとその彼女がジャズを好きだという.
 まぁそうは言ってもそんなに大したことないんだろうなと思いながら話していたら、どうも本気モードで手探りしながらしっかり聴いている雰囲気.




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 「 ビル・エヴァンス のピアノが好き ・・・・・ ハスキーヴォイスって ジュリー・ロンドン ですか? ・・・・・・ " Golden Earrings" をピアノで弾いてみたかったから楽譜を買ったんです ・・・・・ 」

 と、いう感じである意味変態的な話にまで発展. 


 最近こういう人に全く出会っていなかったので、とにかくビックリ.
 ボク自身もジャズについて話をするなんてとても久しぶりだったので、とても楽しい時間でした.
 せっかくだからボクも少し協力して、もっと深い世界まで足を引っぱってあげようと思っています.


 ちなみに彼女とは今までも何度か顔を合わせる機会はありましたが、あいさつ程度で話したことはなかったので ・・・・・・ こういった飲み会の重要性を改めて認識させられた夜だったのです.



 あの夜彼女は結構飲んでいたから、あの時の会話全く覚えていなかったらどうしよ ・・・・・ (笑)




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 ということで、会話にもでてきた ビル・エヴァンス の演奏でも聴いてみよう.

 ボクは スコット・ラファロ と ポール・モチアン のトリオが絶対的に好きで、 Verve 時代の演奏は比較的最近になって聴いたり購入したりしています.






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  " Bill Evans At The Montreux Jazz Festival "





  1. Introduction / One for Helen
        (Bill Evans) ・・・・・ 5:22
  2. A Sleepin' Bee
        (H.Arlen-T.Capote) ・・・・・ 6:06
  3. Mother of Earl
        (Earl Zindars) ・・・・・ 5:15
  4. Nardis
        (Miles Davis) ・・・・・ 8:24
  5. I Loves You, Porgy
        (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:01
  6. The Touch of Your Lips
        (Ray Noble) ・・・・・ 4:45
  7. Embraceable You
        (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:46
  8. Some Day My Prince Will Come
        (F.Churchill-L.Morey) ・・・・・ 6:09
  9. Walkin' Up
        (Bill Evans) ・・・・・ 3:45
  10. Quiet Now
        (Denny Zeitlin) ・・・・・ 6:26





  Bill Evans (p), Eddie Gomez (b), Jack DeJohnette (ds)

  Recorded Live at "Montreux Jazz Festival",
        Casino De Montreux, Switzerland, June 15, 1968.






 1967 年から開催された Montreux Jazz Festival .
 2 年目の ビル・エヴァンス トリオの演奏を収めたのが今日のアルバム.

 その後も、このフェスティバルでの演奏はアルバムになっています.





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 今回この CD のライナーノーツを読んで初めて知ったんですが、この三人による公式アルバムってこれ一枚なんですね (ただし海賊盤では他の演奏も出回っています) .
 これにはとってもビックリ.

 印象的にはこの時代この三人で何枚かのアルバム作ったように思っていましたが ・・・・・

 ボクがいかにこの時代の演奏をほとんど聴いていなかったのが露呈しちゃいます.



  Chuck Israels の後 Eddie Gomez とは何枚かのアルバムを録音していますが、 Jack DeJohnette がいないんですね.


 そうなると、このアルバムの聴きどころの一つは ジャック・ディジョネット の演奏がどうなのかということですね.




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 感想としては ジャック・ディジョネット はまだまだ控えめ的な感じ.

 本来だったらもっとガツーーーンと個性がぶつかりそうにも思えるんですが、どちらかというと ビル・エヴァンス に合わせているというか、彼の邪魔にならないようにって・・・・・・・・どこか手探りしながらという感じをボクは受けてしまう.

 ソロや 4 バース などのやり取りでは彼らしく少し叩いてはいるものの、完全燃焼というには程遠いようにも思います.
 ちなみに バース (bars) は小節の意味、ヴォーカルなどの ヴァース (verse) はコーラス前の序奏部分のことを言います ・・・・・ 一応これはジャズの常識部分かな.
 たまに使い方を混同されている方がいますが.


 そんな ジャック・ディジョネット らしさがそんなに出ていない演奏がダメかというと、決してそんなことはないのがジャズの演奏の面白いところ.
 トータル的なトリオ演奏としてはとてもいい演奏ではないでしょうか.




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 どちらかというと エディ・ゴメス のベースがボクは気になってしまう.
 うまいとか下手とかというんじゃなくて、感覚的に以前からちょっとした苦手意識があります.

 そんなこともあって Verve 時代を敬遠していたのかもしれません.



 このアルバムでもおなじみの曲がずらりと並んでいます.
 中でもボクは "I Loves You, Porgy" かな.
 その昔は気にもなっていませんでしたけれど、いつの間にか好きな曲の一つになっています.


 "Some Day My Prince Will Come" は 1960 年 11 月に "ヴィレッジ・ヴァンガード" に出演していた ビル・エヴァンス トリオの演奏を マイルス・デイヴィス が聴いてこの曲を気に入り、 ビル・エヴァンス がクインテット用に楽譜を書き直し 1961 年 3 月にアルバムとして録音したことでも有名です.



 なかなか聴くことのなかった Verve 時代の ビル・エヴァンス ですが、全編彼らしいリリシズムの溢れた演奏が入ったアルバムになっています.




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 先日 PC が大暴走 ・・・・・ というか 完全フリーズ .



 ずっとどこかにアクセスしているような感じで、マウスカーソルがグルグルしたままに
 何度か再起動かけても同じような感じに (涙)



 その後セーフモードで一度起動をかけたら、何とか使えるようになり、現在は特に問題もなく使用中.




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● イメージ映像です ●

 今使っているノートパソコンは 2011 年に購入.
 家だけでなく、今までやっていた講習会などでも必ず使っていたので、本当にかなりの時間使っています.

 ブログと書いたりする時も、何ページも同時に開いて、写真用の DPP ソフト開いたり、 BGM 用の iTunes 立ち上げて、さらに写真データを外付け HDD から探したりと ・・・・・ かなり負担掛けっ放し状態です.


 大事なデータや過去の写真などバックアップは取ってありますがすべてではないので壊れてしまうとかなりキツイ.

 そろそろ更新も考えないといけないかなぁ ・・・・・・・・




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California Dreaming

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 昨日は、関東地方を中心に大雪でした.
 普段雪に縁のないところでの積雪は、いろいろなところで大混乱を巻き起こしてしまいます.




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 ボクの家の周りも昨日の午後から本降りになり、夕方にはかなりの積雪.
 今シーズン一番の雪だったためか、夕方の幹線道路は帰宅する車の大渋滞が発生していました.

 それでも朝起きてみると思ったほどの積雪もなく、まぁ想定内といったところでしょうか.


 ただ道路は表面の雪の下が凍ってツルツル.
 ボクのような年寄りは気をつけないと大きなけがをするので、こういう日は家に引きこもるのが一番なのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 こんな雪景色とは全く対照的なアルバム.
 前回書いた ウェス・モンゴメリー のアルバムの翌年に引き込まれたアルバム.

 ですが、内容的には全然違うアルバムになっています.






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  " California Dreaming / Wes Montgomery "






  1. California Dreaming
       (J.Phillips-M.Phillips) ・・・・・ 3:07
  2. Sun Down
       (Wes Montgomery) ・・・・・ 6:02
  3. Oh, You Crazy Moon
       (J.V. Heusen-J.Burke) ・・・・・ 3:42
  4. More, More, Amor
       (Sol Lake) ・・・・・ 2:52
  5. Without You
       (R.Marino-W.Myers) ・・・・・ 3:04
  6. Winds of Barcelona
       (Sol Lake) ・・・・・ 3:07
  7. Sunny [alt-tk]
       (Bobby Hebb) ・・・・・ 3:06
  8. Sunny
       (Bobby Hebb) ・・・・・ 4:04
  9. Green Peppers
       (Sol Lake) ・・・・・ 2:56
  10. Mr. Walker
       (Wes Montgomery) ・・・・・ 3:40
  11. South of the Border
       (J.Kennedy-M.Carr) ・・・・・ 3:16






  Wes Montgomery (g), Don Sebesky (arr.cond),
  Herbie Hancock (p), Bucky Pizzarelli (g), Al Casamenti (g), 
  Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (perc),
  Bernie Glow (tp), Mel Davis (tp), Jimmy Nottingham (tp),
  Wayne Andre (tb), Johnny Messner (tb), Bill Watrous (tb),
  Stan Webb (cl.english horn.sax), James Buffington (french horn),
  Raymond Beckenstein (fl.piccolo.sax), Don Butterfield (tuba),
  Jack Jennings (castanets.vib),

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, September 14 & 16, 1966.






 1964年から1966年まで在籍した Verve レーベルのアルバムです.
 アレンジは ドン・セベスキー 、さもありなん的な出来栄えのアルバムにっています.

 アルバムのジャケット写真も、いかにもって感じがしているようにも思えます.




Montgomery005-2

 このアルバムも、昔通ったジャズ屋に置いてはありましたが、常連は誰もリクエストせず.
 ふらりとお店に来た一見さんあたりが、極たまにリクエストするくらいのアルバムでした.
 シリアスなジャズとはちょっと離れている印象ですが、今聴いてみると、他の多くのフュージョン・アルバムなど同様にこういうのもありと思えます.

 このアルバム、当時 ビルボード誌 のジャズ・アルバム部門で 1 位になっております.
 R&B 部門では 4 位、総合の "Billboard 200" でも 65 位と、ジャズ・アルバムとしてはかなりの人気だったことがうかがわれます.


 普段ジャズを聴いていなかった人たちにもきっと受け入れられたんじゃないでしょうか.

 それとも、 日本 のような変なこだわりをすでに捨て去っていたのでしょうか.




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 このアルバムのプロデューサーが クリード・テイラー .
 ウェス と クリード・テイラー は、この後 A&M を経て CTI レーベルへ.

 その CTI レーベルの最初のアルバムになったのが ウェス の "A Day In The Life"
 この "A Day In The Life" は今日のアルバム "California Dreaming" よりもさらにヒットし、 "Billboard 200" の 13 位にまで上りつめました.


 Verve に移籍後作ったアルバム "Movin' Wes" で クリード・テイラー & ウェス・モンゴメリー のコンビが誕生、ひょっとするとその時から CTI レーベルのイメージが決まっていたのかもしれません.




california dreamin

 このアルバムの選曲もいろいろなジャンルの曲が並んでします.

 アルバム・タイトル曲 "California Dreaming (邦題: 夢のカリフォルニア)" は "The Mamas & the Papas" の John Phillips と Michelle Phillips によって作られ、彼らの代表曲で 1960 年代を代表する曲の一つです.
 でも最初にこの曲を録音したのは Barry McGuire でした.


 そうそう ・・・・ この曲と言えば "恋する惑星" を忘れちゃいけません.


 ダイアナ・クラール も ・・・・・・・ ぼそっ.




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 昔はかなり抵抗のあったアルバムでしたが、今になってみれば普通に楽しめるアルバムです.

 肩の力抜いてリラックスって感じですね.

 いろいろな表情の ウェス もありです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて今日はまた自然災害のニュースが ・・・・・

 本白根山 の噴火です.




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● 写真は去年 10 月 27 日に 志賀草津ルート から 鏡池 方向を撮ったもの ●

 多くの方が負傷され、亡くなられた方も出てしまいました.

 自然災害ですので防げない部分もありますが ・・・・・・・


 これ以上の被害が出ないことを祈るばかり.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Just One of Those Things

・ ・ ・ ・ ・ ・



 相変わらず最近は写真のことにシフトしまくりのこのブログ.
 10 月に入っても ヨドバシカメラ撮影会 だったり、 EOS学園 だったり、写真展だったり ・・・・・・・・


 大事なことを書き忘れてました.




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● キリ番 撮り忘れ ●

 実はこのブログも 600,000 アクセス突破しました.

 昨年 11 月に 500,000 アクセス突破でしたので 1 年弱で 100,000 アクセス.
 三日に一度程度の更新、ブログのテーマがジャズという超マイナーなジャンル、記事の内容に至ってはつまらないことをダラダラ ・・・・・・・・・ 客観的に見ても十分すぎるアクセス数かもしれません.

 最近では 「ブログ・タイトル変えたほうがいい ・・・」 という、コンストラクティブなのか、ネガティブなのかちょっとわかりかねるご意見を本当にいろいろなところから伺っておりますが、もう少しこのまま頑張ってみます.


 軸足は Jazz のつもり ・・・・・・ きっと ・・・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ということで、今日はジャズのこと書くぞ ・・・・・・・・・

 と言いつつ、いきなり文学のことをサラリと.



 今回の 東京 行き、新幹線のお供は以前にも書いた J.D.サリンジャー !!
 ただし今回は "ナイン・ストーリーズ" ではなく、しばらくの間棚の上に 積読 されていた


 "The Catcher in the Rye"




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 ボクは未だに サリンジャー の良さとかさっぱり理解できない 「なんちゃってサリンジャー」 って感じなんです.
 それでも最近は、読んでいても何となく ・・・・・ 漠然と面白い.
 特にこの本は翻訳のせいなのかとても読みやすく、サラリと読んでしまいました.
 同じ 村上春樹 の訳ですが "フラニーとズーイ" のほうが読みにくい気がボクはします.

 この本のことについては別の機会にゆっくり書きたいと思います.



 どうして今日この本のことを書いたかというと ・・・・・・・・・


 主人公 ホールデン がホテルのナイトクラブ "ラベンダー・ルーム" で女性三人とダンスをする場面.
 バディー・シンガー楽団 という冴えない楽団が演奏した曲が "Just One Of Those Things"

 バディー・シンガー楽団 という最悪の楽団が演奏したとしても、この曲の良さを壊滅することはできない ・・・・・・ と、独特の皮肉めいた表現をしながらも曲の素晴らしさを言っています.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 そんなとっても有名なジャズ・スタンダード "Just One Of Those Things" を聴いてみます.
 この曲が入っていて、まだ取り上げてないアルバムも何枚かありますが、今日はヴォーカルで.

 バックにビッグバンドを従えて、全体に軽快な歌が楽しめます.






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  " Anita O'Day Swings Cole Porter with Billy May "





  1. Just One of Those Things ・・・・・ 2:05
  2. Love for Sale ・・・・・ 2:42
  3. You'd Be So Nice to Come Home To ・・・・・ 1:48
  4. Easy to Love ・・・・・ 2:01
  5. I Get a Kick Out of You ・・・・・ 2:21
  6. All of You ・・・・・ 1:40
  7. Get Out of Town ・・・・・ 2:28
  8. I've Got You Under My Skin ・・・・・ 1:47
  9. Night and Day ・・・・・ 1:59
  10. It's De-Lovely ・・・・・ 2:03
  11. I Love You ・・・・・ 1:56
  12. What Is This Thing Called Love? ・・・・・ 2:30
  13. You're the Top ・・・・・ 2:24
  14. My Heart Belongs to Daddy ・・・・・ 2:51
  15. Why Shouldn't I? ・・・・・ 3:06
  16. From This Moment On ・・・・・ 3:09
  17. Love for Sale ・・・・・ 3:34
  18. Just One of Those Things ・・・・・ 2:38





  Anita O'Day (vo), Billy May (arr.cond)
  # 1 - 4 & 6 : Recorded on April 2, 1959.
  # 5 & 7 - 12 : Recorded on April 9, 1959.

  # 13 - 18 : Bonus Tracks






 Verve レーベルから 1959 年に発表された アニタ・オディ のアルバム.
 オリジナルアルバムは 12 曲目までで、残りの 6 曲は CD のボーナス・トラックで、録音された年もバラバラです.
 当然ですが演奏曲はすべて コール・ポーター の曲です.




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● Cole Porter (1891.6.9 〜 1964.10.15) ●

 改めて言うこともありませんが コール・ポーター はそれこそ多くの曲 ・・・・・・ それも素晴らしい曲を残しています.
 ミュージシャンの演奏でも "Cole Porter Song Book" とタイトルが付けられたアルバムがすごく多い.
 今日のアルバムも聴いたことのある、とてもご機嫌な曲がゴロゴロ.


 この "Just One of Those Things" は 1935 年のブロードウェイミュージカル "Jubilee" のために書かれた曲で、このミュージカルでは "Begin the Beguine" ( フランク・シナトラ の歌でも有名です) という有名な曲も使われています.
 曲の内容は、失恋の痛みを 「よくあること」 と自分に言い聞かせています.


 一般的な曲は ヴァース + コーラス で構成されています.
 この ヴァース はその後のテーマとも呼べるコーラス部への大事など導入部と言われています.
 特にミュージカルなどでは、この部分はアドリブ的に アカペラ やピアノだけの伴奏で歌われることが多い.

 「これから歌が始まるけれど、その前に知っておいてほしいことがある」 ・・・・・・・ って感じなのです.


 舞台では結構この部分が大事ですが、レコードでは省略されることが多いのですが、たまにこの部分がしっかり歌われている演奏は雰囲気がガラリと変わります.

 ("イージー・トゥ・リメンバー アメリカン・ポピュラー・ソングの黄金時代" から一部引用)




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● Anita O'Day (1919.10.18 〜 2006.11.23) ●

 このアルバムの 1 曲目がこの "Just One Of Those Things"
 でも アニタ の歌は先に書いた ヴァース はなく、軽快なテーマ部からいきなりの全力投球.


 ボクも何枚かの "Cole Porter Song Book" を持っていますが、中でも エラ・フィッツジェラルド のアルバムはお気に入り.
 そのアルバムで エラ はヴァース部分をしっとり歌い上げてからアップテンポなテーマ部に入っていきます.
 こういう演奏を聴くと、やっぱりヴァースの意味があるなぁと思ってしまいます.


 じゃあヴァースの入っていない今日のアルバムがダメなのかっていうと、全くそんなことない.
 切れのある都会的なホーンアンサンブルから始まるこの曲は、 エラ とは全然違う魅力に溢れています.

 とても都会的で ソフィスティケイティッド .
 都会の女は恋の一つ二つは気にも留めない ・・・・・・ って雰囲気.

 こういうところが アニタ 姉さんの魅力だなぁ.




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● Billy May (1916.11.10 〜 2004.1.22) ●

 このアルバムの編曲をしたのは ビリー・メイ .
 バックの演奏も彼の楽団です.

 ボクは彼のことほとんど知りませんでしたが Wiki などを見ると結構有名な方で、多くの有名ミュージシャンたちのアレンジやレコーディングもありました.
 1960 年代にはテレビ番組の主題曲も手掛けています.


 このアルバムでも、いかにもあの当時のビッグバンド風のウェーブ感や切れのあるホーン・アンサンブルを聴くことができます.
 
 ちょっと ラロ・シフリン を彷彿さえるようなアンサンブルも聴けたりして.




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 ちなみにボクの持っているこの CD はインポート盤で後半 6 曲がボーナス・トラックですが、この 6曲は ビリー・メイ のアレンジとは関係ない気がします.
 単純に 「 コール・ポーター の曲で未発表だから入れときました」 ・・・・・・ 的な香りがするのは気のせい ?



 でも "Just One Of Those Things" で始まり "Just One Of Those Things" で終わるこのアルバムにとっては 「よくあること」 の一言で片付いてしまいそうですね (笑)
 


  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 このアルバムの演奏には ヴァース が入っていませんが、その部分も含めた歌詞を載せておきます.


  (Verse)
  As Dorothy Parker once said to her boyfriend
  "Fare thee well,"
  As Columbus announced when he knew he was bounced
  "It was swell, Isabelle, swell"
  As Abelard said to Heloise
  "Don't forget to drop a line to me, please,"
  As Juliet cried in her Romeo's ear
  "Romeo, why not face the fact, my dear?"

  (Chorus)
  It was just one of those things
  Just one of those crazy flings
  One of those bells that now and then rings
  Just one of those things

  It was just one of those nights
  Just one of those fabulous flights
  A trip to the moon on gossamer wings
  Just one of those things

  If we'd thought a bit
  Of the end of it
  When we started painting the town
  We'd have been aware
  That our love affair
  Was too hot not to cool down

  So good-bye, dear, and amen
  Here's hoping we meet now and then
  It was great fun
  But it was just one of those things




 このアニタのパンチの効いた演奏も悪くはありませんが、やっぱり エラ のように ヴァース 部も無伴奏でしっかり入れておいてほしいと思うのは欲張りすぎかな (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 前回の 東京 、 EOS学園 が一番の目的で、観たかった写真展も二つクリア.
 実はもう一つ目的がありました.
 それはフォトコンの写真提出です.





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 あの ヨドバシカメラ撮影会 のフォトコンテストにチャレンジします.
 残念なことにボクの住んでいる近くには店舗がありませんので、 東京 に行くついでに提出してきました.


 作品は 3 枚、全然違うタイプの写真です.
 この 3 枚はすんなり決定、 ラオウ ではありませんがこれについては 「一片の悔いなし」
 軽くトリミングし、作品によっては色を強調して、紙は ラスター 使用.

 まぁこのフォトコンはレベル高いし、参加者も多いでしょうから参加することに意義があるって感じですね.


 EOS学園 授業の時、春から一緒のメンバーに観てもらったら ・・・・・・・・・・


 一番自信のない写真が一番いいと言われてしまった ................... orz




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Turn Up The Quiet

   ・ ・ ・ ・ ・


 まずは 欅 ちゃんに関する話題からです.




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 欅坂 46 の楽曲の中に "月曜日の朝スカートを切られた" という曲があり、最近この曲が物議を醸しているようです.
 問題の内容は、実際にスカートを切られた方から 「事件を思い出したりして不快 ・・・・・ 」 といった意見がありそれに同調した人たちによる署名活動までに発展.

 これに対して逆に 「それはおかしい ・・・・・」 という人たちも現れてきて.


 この曲は彼女たちのデビュー曲 "サイレント・マジョリティー" の前日譚を描いたもの.
 映画で言えば "エイリアン" における "プロメテウス" みたいなものです.
 だから 小林由依 がチャリこいでいるのも何となくわかる ・・・・・・・

 ちょっと前に発売された彼女たちのファースト・アルバムの一番最初にあるのかと思っていたら、なぜか一番最後に収録されていました.

 ちなみにボクはこの曲結構好きです.




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  「こいつらが欅ちゃんですっ !」

 元々このグループって、同世代の若者たちの持っている闇の部分みたいなところも歌で表現してます.
 ただこれに関しては戦略的なものがあるので、彼女たちの意志はあまり関係ないところだと思います.


 今の若者たちの抑圧された感情のような部分を表現しようとしていくと "サイレント・マジョリティー" や "不協和音" そして "月曜日の朝スカートを切られた" になっていくのは、ボクは決して間違っているとは思いません.

 この曲に関して、詩の捉え方は個人差があるとは思いますが、スカートを切る行為を肯定してるんじゃないというのは誰でもわかるんじゃないでしょうか.


 内容がダメだとしたら 中島みゆき の "ファイト" なんてもっとダメって感じじゃないの ?

 そうなると単純にタイトルがダメなの ?
 じゃあ小説で 「●●殺人事件」 というタイトルや、映画やドラマでの殺人場面も、事件にあった人が嫌がるからすべてダメってなっちゃうのかな ・・・・・・・・

 まぁこれはかなりの極論です.


 当事者が思い出すから嫌だ、というのは一つの意見ですからある意味では当然のことかもしれません.
 ただし表現の自由がある以上それは守られるべきで、それによって何を伝えようとしているのかという部分での論議が正しいのではないでしょうか.

 後はネット社会での 匿名性 かな.
 匿名だから何でも好き勝手言える部分もねぇ ・・・・・・




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 この論争をみると、当事者の思いとはだんだん離れていってただうわべだけの部分でそれに同調して署名活動したり、さらに批判の矛先が 秋元康 のプロデュース方法や単純に 欅坂 46 に対してアンチなだけで同調しているような ??? なところもあるような気がしています.


 最近なんにでも否定する人たちが多すぎでボクはウンザリしています.
 そういう人たちに限って、血管切れそうな大きな声を張り上げる.


 ボクはそういう人たちに関わりたくないから、ついつい サイレント・マジョリティー の一人になるのです.
 だからこの記事に関するコメントはすべてノー・コメントということで.




   ・ ・ ・ ・ ・




 前置きがすごく長くなってしまいました.
 最近ボクの読者の方で本題を斜め読みしてしまう方たちがどうもたくさんいるようですが、本題はここから.
 ここからがメイン・ディッシュです.

 欅坂 46 よりももっともっと大人の女性のアルバムです.

 彼女ももう 52 歳ですか ・・・・・・・・ とてもそんな年には見えませんね.
 今回のアルバムはボクの期待していたようなアルバムになったのでしょうか.





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  " Turn Up The Quiet / Diana Krall "






  1. Like Someone In Love
        (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・・ 3:16
  2. Isn't It Romantic
        (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 4:29
  3. L-O-V-E
        (M.Gabler-B.Kaempfert) ・・・・・ 4:21
  4. Night And Day
        (Cole Porter) ・・・・・ 4:39
  5. I'm Confessin' (That I Love You)
        (R.E.Daugherty-A.J.Neiburg-E.Reynolds) ・・・・・ 3:24
  6. Moonglow
        (E.Delange-W.Hudson-I.Mills) ・・・・・ 5:15
  7. Blue Skies
        (Irving Berlin) ・・・・・ 4:39
  8. Sway
        (N.Gimbel-L.D.T.Molina-P.R.Rodriguez) ・・・・・ 6:13
  9. No Moon At All
        (R.Evans-D.A.Mann) ・・・・・ 4:06
  10. Dream
        (Johnny Mercer) ・・・・・ 4:05
  11. I'll See You In My Dreams
        (I.Jones-G.Kahn) ・・・・・ 3:51






  Diana Krall (p.vo)

  # 1. 7. 10 :
   Russell Malone (g), Christian McBride (b)

  # 2. 3. 4. 8. 9 :
   Anthony Wilson (g), John Clayton (b),
   Jeff Hamilton (ds)  and strings.

  # 5. 6. 11 :
   Marc Ribot (g), Tony Garnier (b),
   Karriem Riggins (ds), Stuart Duncan (fiddle)






 2015年 に発表された "Wallflower" 以来のアルバムです.
 発売は 5 月でしたが、ここまで引っぱっちゃいました.
 国内盤には通常版と初回限定で DVD 付きのものがありす.
 ボクは価格最重視なのでインポート版で十分なのです.





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 彼女のアルバムはピアノの演奏ももちろんですが、最近は特にヴォーカルの方で評価される感じです.
 これはプロデューサーやレコード会社の戦略なのかもしれませんが.

 特に 2009 年の "Quiet Nights" からジャズというよりもポピュラー寄りのアルバム作りになっていった傾向があります.
 2012 年の "Glad Rag Doll" でジャズの原点回帰的なアルバムを発表したものの、 2015 年の "Wallflower" に至っては完全にジャズから切り離れたものになっていました.
 ジャズっぽいポピュラーソングアルバムって感じかな.

 まぁこれはこれで、聴いていても心地いいし、決して悪くはないとは思っています.
 でもボクが求めているのは、ずっと前のピアノ・トリオやギターを加えたカルテットでの小粋なピアノ演奏です.

 そろそろそういった演奏に戻ってもいいんじゃないのかなぁ ・・・・・・




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 以前ブロ友の 風呂井戸 氏がこのアルバムの レビュー しており、そこにコメントを書き込ませていただきました.
 風呂井戸 氏のレビュー読んでみると、やっぱり今回もスタンダードが多いけれどこれまでの数作品同様の路線を辿っている印象.
 このあたりも購入を躊躇していた部分です.

 国内盤はボーナストラックが 1 曲入っていますが、正直それだけのために高いアルバムを買う気にもなれず、特別ライナーノーツを読まなくてもいいかなぁって感じ.



 このアルバムも録音の良さにビックリ.

 ボクの部屋はとても狭いので、耳から数 10 cmのところに JBL 4311 があります.
 初めて聴いたときはボリュームを 9 時ちょっと前くらいでかけたんですが・・・・・
 しっかりしたベースの音に続いて彼女の息を吸い込む音、そして歌が始まると鳥肌ものでした.




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 ドラム・レスのトリオによる軽快な演奏から始まります.
 2 曲目になるとストリングスも加わりグッとムーディーな雰囲気に.

 3 曲目は ナット・キング・コール でも有名な曲.
 ここまで聴いてみて確かに録音はいいし、演奏も悪くない ・・・・・・・・・

 でも、なにかガッツーーーーーーンとくるものがない.
 全体が同じような演奏なんです.
 この "L-O-V-E" にしても最初のワンコーラスだけヴォーカルで、後はカルテットの演奏でよかったんじゃないのって思ってしまう.

 極端に言っちゃうとバースだけ歌って、テーマ部はすべて演奏だけにしちゃうなんてのもありじゃないのかな.
 もう少し歌を聴きたと思わせるような構成があっていいと思う.


 ダイアナ・クラール は大好きなので、これからもこのアルバムを聴く機会はきっとあります.
 アルバム全体としては決して悪くはないし、とても聴きやすい.

 でも、ポップスを中心とした前作の "Wallflower" のほうが、ボクは割り切って聴けるので好きです.


 この先もボクの求めているようなアルバムは出ないのかなぁ ・・・・・・
 まぁ次回に大きく期待 !! って感じなのです.




   ・ ・ ・ ・ ・



 おまけです ・・・・・ 先週東京で撮った写真.



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 先週の 東京 、竹沢うるま 氏の写真展の前 Tiffany でセルフ・ポートレート.
 焦点距離 70mm 、フードをガラスに付けて撮影したんだけれど花形フードなので余計な光がたくさんですね.



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 Facebook のプロフィール画に使うため真四角に切って拡大.

 そうしたら、糸くずみたいなものが ・・・・・・・・・・


 Tiffany さん、これにはガッカリだなぁ.



   ・ ・ ・ ・ ・

Anita O'Day At Mister Kelly's

 連休明けから天気が今一つ.

 今週末はいよいよ家族 4 人での 函館 旅行なので、いいお天気になってほしいのですが予報を見ると曇りっぽい.
 せめて月曜日だけでも晴れてほしいものです.




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  (昨年 11 月の撮影)

 一時はもうしばらくこの車に乗ろうと思っていましたが、奥様の車を更新する際に、ボクの車を下取りに出すことにしました.
 2001 年 7 月に発表され、11月に納車、それ以来大きな事故もなく 17 年目です.

 17 年目というのに下取りがまだ結構な額なのにビックリ.
 まぁこれまで払ってきた高い自動車保険料を考えると、当然とも思っちゃいますがね.

 エンジンは アーシング しているだけで全く改造等していなし、オイル交換もきちんとしていましたから、この手の車ではとてもいい感じだと思います.


 ボクはこの先どうしようかと思案中、とりあえずは奥様の乗っていた車に乗るつもりですが.
 なかなか欲しい車のちょうどいい価格帯のものが見当たらず ・・・・・・・ 最近では、もう何でもいいかなって感じです.






 今年になって、このブログでロックやポップスのアルバムをまったく取り上げていなかったので、たまには Talor Swift や Ryan Bingham といった C&W ぽいアルバムでも取り上げようと思っていましたが ・・・・・・・

 今日も、最近ハマっているジャズ・ヴォーカルからです.







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  " Anita O'Day At Mister Kelly's "





  1. But Not For Me
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 3:09
  2. I Have A Reason For Living 〜 My Love For You  
          (J.Albany-A.Albany)
          (E.Heyman-H.Jacobson) ・・・・・ 4:53
  3. Varsity Drag
          (L.Brown-B.DeSylva-R.Henderson) ・・・・・ 1:51
  4. It Never Entered My Mind
          (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 3:05
  5. Tea For Two
          (I.Caesar-V.Youmans) ・・・・・ 3:59
  6. Every Time I'm With You
          (Wasserman-Grant) ・・・・・ 2:17
  7. Have You Met Miss Jones ?
          (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 2:08
  8. The Wildest Gal In Town
          (J.Yellin-S.Fain) ・・・・・ 2:39
  9. Star Eyes
          (G.DePaul-D.Raye) ・・・・・ 3:06
  10. Loneliness Is A Well
          (J.Albany-A.Albany) ・・・・・ 3:09
  11. The Song Is You
          (O.Hammerstein II-J.Kern) ・・・・・ 3:18






  Anita O'Day (vo), Joe Masters (p),
  L.B. Wood (b), John Poole (ds) 
  Recorded live at "Mister Kelly's", Chicago, April 27, 1958.






 1958 年、 シカゴ のレストラン & ジャズ・クラブ "Mister Kelly's" でのライブです.
 この "Mister Kelly's" は サラ・ヴォーン のアルバムなどでも有名ですが、 エラ・フィッツジェラルド をはじめとした多くのミュージシャンのライブが行われました.
 ジャズだけでなく、若き日の バーブラ・ストライサンド もこのお店から大スターへと羽ばたいていったようです.




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  (ライブ後の バーブラ・ストラサイド 1963 年)

 この写真にも写っていますが、このお店のすぐ隣に "Carnegie" という大きな看板があります.

 えっ、カーネギーホール ?
 なんて昔思ったことがありますが、 カーネギーホール (Carnegie Hall) があるのは マンハッタン ですよね (笑)




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 アルバムによっては 2 曲目が 2 曲目と 3 曲目として別の記載になっているものもあります.
 オリジナルジャケットの記載も別々に書かれているため、全部で 12 曲になっています.

 曲を聴くとわかりますが、これは一つの曲として記載する方がいいみたいですね.
 ボクの持っている CD の記載も二つをまとめて、全部で 11 曲になっています.


 このアルバム、圧巻は 5 曲目の "Tea For Two"
 この曲聴いただけでも、アニタの凄さや魅力がわかるような気がします.
 ヴォーカルというよりも楽器と言ってもいいくらいです.

 こういう歌い方を日本人がまねしようと思っても、間違いなく無理だと思えちゃう.
 



  (July 6, 1958. Newport Jazz Festival)

 以前、たまたま WOWOW でやっている "オフビート & Jazz" で彼女のライブ映像を観ました.
 たしか 1960 年代だったと思うんだけれど、本当にすごいなぁと感心.
 こういうライブだったら、聴いていてもとても楽しんだろうなぁ ・・・・・・・ と.

 そしてファッションを含め、とても洗練された感じがとてもいいな.
 メンバーとのちょっとしたやり取りや、 MC なんかもすごくうまいです.


 そう言えばどこかで彼女のファッションの話として、 エラ・フィッツジェラルド との対比したことが書かれていました.
 アニタ の洗練されたファッションに比べ、 エラはどこかダサいというような ・・・・・・・・
 スタイルも全く違うので一緒に比べるのは エラ にはかわいそうですね.






 最初の彼女の写真は、あの映画 "真夏の夜のジャズ" にもなった ニューポート・ジャズ・フェスティバル の写真.
 この映画はいまだに手に入らないですね、どこかで Blu-ray にして再販してほしいんだけれどね.
 ちなみにこの映画の中でも アニタ の歌う "Tea For Two" が印象的でした.



 今日のアルバムもそんなライブの楽しさを凝縮したようなアルバムでした.
 







 長野県 東御市の風景 その 10 .

 以前 紅葉の写真 を紹介しましたが、その近くにある 大田区休養村 とうぶ .

 平成 10 年に 東京都大田区 の体験型宿泊施設が 東御市 西入 (にしいり) 地区に建てられました.
 この施設の建設計画に伴って平成 8 年には旧 東部町 と 東京都 大田区 が友好都市提携、その後 東御市 合併後も友好都市としてのつながりが続いています.

 大田区休養村 とうぶ という名は、 東部町 が合併してなくなった後もそのままになっています.


 ホームページ 見てビックリですが、なんと 「東御市の秘境にある ・・・・・」 なんて紹介されています.
 まぁ周囲の人家は点在しているような場所ではありますが、とても 秘境 ・・・・・・ というような場所ではないんですがねぇ (笑)
 たしかに山手の山村ではありますが、電気・上下水道もしっかり整備されている地域です.



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 細長い半円形のような形をした建物なので、すごく写真のおさまりが難しい.

 付随施設として 、キャンプ場・古民家型宿泊施設・芝生グラウンド・テニスコートなどがあります.
 宿泊はもちろん他の施設利用も、大田区民だけではなく一般の方の利用もできるようになっています.



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 この古民家風建物は二棟あり、宿泊の場合は一棟ごとになります.
 かなり大きな建物で、内部にはキッチンをはじめ囲炉裏まであるので、家族やグループで利用するにはとてもいい感じです.

 
 大事なので言っておきますが ・・・・・・ 決して 秘境 ではありません.

Getz Au Go Go

 ゴールデンウィークも終了です.

 連休中は、昨日こそ小雨が降ったりの曇り空でしたが、概ねいいお天気でした.



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  (土曜日の朝)

 それにしても暖かくなった ・・・・・・・ というか、外の日差しは暑いくらいでした.


 4 月はほとんど家に引きこもり細々と家のことなどしていましたが、 5 月からは少しばかり外に出ようかと.






 最近、久しぶりにオークションで 10 枚ほど CD を購入しました.
 ボクの場合はオークションでも 1,000 円前後のものしか探さないので、 10 枚買っても 10,000 円ちょっと.
 最近は相手と一言の連絡も交わさないでオークションが終了してしまうパターンが多いので、いろいろ煩わしくないのですが ・・・・・・・・ 長短いろいろのようです.


 このアルバムは今回ではなく、何年も前に数 100 円で手に入れたアルバムです.
 強い日差しを避けながら、爽やかな風を受けて聴くにはこういう音楽も十分ありでしょう.






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  " Getz Au Go Go / Stan Getz "





  1. Corcovado
          (Antonio Carlos Jobim) ・・・・・ 2:53
  2. It Might as Well Be Spring
          (R.Rodgers-O.Hammerstein II) ・・・・・ 4:27
  3. Eu e Voce
          (C.Lyra-V. de Moraes) ・・・・・ 2:32
  4. Summertime
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 8:12
  5. Only Trust Your Heart
          (B.Carter-S.Cahn) ・・・・・ 4:34
  6. The Singing Song
          (Gary Burton) ・・・・・ 3:43
  7. The Telephone Song
          (R.Menescal-R.Boscoli-N.Gimbel) ・・・・・ 2:05
  8. One Note Samba
          (A.C.Jobim-N.Mendonca) ・・・・・3:12
  9. Here's That Rainy Day
          (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 6:12
  10. 6-Nix-Pix-Flix
          (Gary Burton) ・・・・・ 1:06





  # 1 - 3, 7 :
  Stan Getz (ts), Astrud Gilberto (vo),
  Gary Burton (vibes), Kenny Burrell (g),
  Gene Cherico (b), Helcio Milito (ds)
  Recorded Live at "Cafe au Go Go", NYC, October 9, 1964.


  # 4, 8, 9 :
  Stan Getz (ts), Astrud Gilberto (vo:# 8 only),
  Gary Burton (vibes), Chuck Israels (b), Joe Hunt (ds),
  Recorded Live at "Cafe au Go Go", NYC, August 19, 1964.


  # 5, 6, 10 :
  Stan Getz (ts), Astrud Gilberto (vo: # 5 only),
  Gary Burton (vibes), Gene Cherico (b), Joe Hunt (ds),
  Recorded Live at "Cafe au Go Go", NYC, August 19, 1964.







 アストラッド・ジルベルト との共演は 1963 年に録音された "Getz / Gilberto" 以来.
 同じ ボサノヴァ をメインにしたアルバムですが、 "Getz / Gilberto" よりも今日のアルバムのほうが好みです.

 ただし "Getz / Gilberto" には 1 曲目の "イパネマの娘" という超強力な曲が入っており、シングルカットされたその曲は グラミー賞 まで獲得しています.
 確かにこの曲の アストラッド・ジルベルト はいいなぁ.





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 今でこそ "People Time" での演奏を好んで聴いていたりしますが、ボクにとっての スタン・ゲッツ と言えばこのアルバムになっちゃうかな.

 その昔ジャズ屋で幾度となく聴いたこのアルバムの印象をずっと引きずっていました.
 初めて スタン・ゲッツ という名を意識したのが確かこのアルバムだったと思います.

 その当時、通っていたジャズ屋ではかなりゴリゴリした演奏が比較的多く流れていたので、最初にこの演奏聴いた時には 「なんだこれっ」 でした (笑).


 ちょっとした静寂から始まる "Corcovado" の演奏.
 この曲はやっぱりこの演奏 ・・・・・ このアルバムだよねぇ.


 ただこんなボサノヴァ・チックな演奏が以前はそんなに好きじゃなかったので、このアルバムの印象を引きずったまま スタン・ゲッツ は最近までそんなには聴いていませんでした.
 当然、彼が発表しているアルバムの数に比べたらボクの持っているものは本当に少ない.






 スタン・ゲッツ の ボサノヴァ といえば "Getz / Gilberto" がまず一番に思う浮かんできます.
 ただスタートは 1962 年に吹き込まれた "Jazz Samba" から.
 残念ながらこちらのアルバムは持っていないし、あまり聴いた記憶がないので、どんな演奏かわかりません.

 それ以前は結構ブローするテナー演奏だったようですが、ボサノヴァ演奏するようになってだいぶスタイルが変わりました.


 ボサノヴァ 自体がソフトでメローでどこかアンニュイ感が漂う感じで、何かとらえどころがない感じをボクは受けています.
 だからこういった演奏のようにジャズ・テイストが混ざったものはまだ聴けますが、完全なボサノヴァはどうも苦手だなぁ.

 じつは ON ゼミ の 銀座 会場になっている Bar le sept でも年に数回 中村善郎 氏のアコースティク・ライブがあり、必ずお誘いを受けます.
 とても小さな空間でどっぷり ボサノヴァ の世界に浸れるのですが ・・・・・・・・

 そんなだからボクはまだ聴きにいったことがありません.
 次回こそ参加しようと思ってはいるんですがね ・・・・・・・






 今回から Getty Images の画像を埋め込んでみます.

 若干余白部分や 「Expand」 が気になったりしますが、これだったら堂々と埋め込みできますし、とにかくいろいろなミュージシャンの写真を拾うにはとても便利.
 マイナーなミュージシャンの写真も結構あったりしますのでありがたい.

 これらの画像は非商用なら無料で埋め込み (ここがポイント、あくまで埋め込み) 可能になっています.

 この写真もそうですが、データもしっかり記載されているのがいいですね.
 写真の大きさなど変更できないのでうまくブログの記事に合うかちょっと心配でしたが、とりあえずは同じくらいの大きさに収まっているようです.
 しばらく使いながら様子を見てみよう.

 ちなみに上の 2 枚の写真は、このアルバムが録音された 1964 年 8 月 19 日の写真です.



 今のボクの生活はとても時間がゆっくりした感じの生活なので、こういった ボサノヴァ も変にマッチしていたりします.

 たまにはこんな音楽聴きながら居眠りしていくのもいいかも






 長野県 東御市の風景 その 9 .

 今日は家から徒歩 5 分くらいの場所にある 和 (かのう) 学校記念館 です.


 どこの地域もきっとそうだったと思いますが、明治時代に 学制 が施かれ各地域で学校教育の推進が図られたようです.
 ボクの住んでいるこんな田舎の地域も同じで、その時代から勉学に力を入れていた地域と言われています.



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  (和学校記念館)

 この記念館は、明治 15 年に 和学校 として建設された建物.

 学制制定後の建物で県内に現在も残っているものは、 開智学校 (松本市) 、 中込学校 (佐久市) 、 格致学校 (坂城町) とこの記念館になります.
 開智学校などの三校が明治時代の欧米化の影響で洋風なのに対して、この 和学校 は 「心は和 (日本) 、知識は西洋 (欧米) 」という "和魂洋才" という教育理念により和洋折衷の 入母屋造り になっています.

 昭和 56 年に長野県の 県宝 に指定されています.
 普段は内部の一般公開をしていませんので、見学希望の場合は事前に教育委員会へ予約をして職員に開錠してもらう必要があります.



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 こちらは現在の和小学校.
 記念館のすぐ東側に位置しています.

 ボクもこの学校出身で、その頃は実家から約 2 km の道のりを徒歩で通学をしていました.
 ボクが通っていた頃はまだ木造の建物で、昭和 50 年代に現在の建物に新築されました.


 昔からの伝統をかなり重んじているせいか、今でもクラスの呼び方が 松・竹・梅 といった昔ながらのクラスの呼び方をしています.
 中学校は 4 つの小学校区に一つの超マンモス校で、 和小学校 出身者は中学に入ってこのクラスの呼び方でからかわれることがよくありました.
 ボクも中学で、そのことをからかわれるのが嫌だった記憶があります.

 この呼び方については以前から変えた方がいいというような意見も出ていますが、いまだにこの呼び方が続いています.
 ひょっとすると大人の都合だけでまだ同じ呼び方しているんじゃないのかなぁ ・・・・・・


 昔からこの 和小学校 の先生に来る方は選ばれた方たち ・・・・・・ というようなことが、ボクの通っていた頃もまことしやかに言われていました.
 まぁそんなことはないと思うんだけれどねぇ.



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  (和学校記念館)

 長野県 は教育県という印象が強いのですが、こういう田舎だからこそ地域で団結して教育に力をそそんでいたんでしょうね.

 今のようにとても経済的には豊かでなかった時代、地元の人たちが少しずつお金を出し合って作った学校が今もこうして残っているのはとてもいいですねぇ.


 昔小学校に通っていた頃は、そんな有難さを全く感じていませんでしたが (笑)

A Night In Paris

  ・ ・ ・ ・ ・



19

 久しぶりに日曜日の スタバ .
 勤務先が変わったこともあり、仕事の帰りに寄ることもなくなってしまいました.

 今日は VIA 購入の目的もあったので、店内でゆっくりできそうな午前中の早い時間にいきましたが、すでに半分以上の席が埋まっていたりして ・・・・・・・・・
 でも大好きな席はしっかり空いていたので 1 時間ほどまったり.

 まだまだ地方での スタバ ブランドは強いものがありますなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・



 そんな スタバ でまったりしながら聴いたアルバムです.
 このアルバム、同じようなアルバムがもう一枚あったりします.






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  "A Night In Paris / Diana Krall"





  1. I Love Being Here With You
          (P.Lee-W.Schluger) ・・・・・ 5:12
  2. Let's Fall in Love
          (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・・ 4:34
  3. 'Deed I Do
          (W.Hirsch-F.Rose) ・・・・・ 5:18
  4. Look of Love
          (B,Bacharach-H.David) ・・・・・ 5:00
  5. East of the Sun (And West of the Moon)
          (B.Bowman) ・・・・・ 5:58
  6. I've Got You Under My Skin
          (C.Porter) ・・・・・ 7:24
  7. Devil May Care
          (B.Dorough-T.Kirk) ・・・・・ 6:52
  8. 'S Wonderful
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:00
  9. Fly Me to the Moon
          (B.Howard) ・・・・・ 6:06
  10. A Case of You
          (J.Mitchell) ・・・・・ 6:50
  11. Just the Way You Are
          (B.Joel) ・・・・・ 5:00
  12. Charmed Love
          (D.Krall) ・・・・・ 2:48





  # 1 - 10 :
  Diana Krall (vo.p), Anthony Wilson (g), 
  John Clayton (b), Jeff Hamilton (ds)  
  Recorded at Paris Olympia, November 29 & 30,
            and December 1 & 2, 2001.
  # 11 :
  Recorded at Avatar Studio, NYC.







 よくわからず買ったのですが、内容は有名な "Live In Paris" とほとんど一緒.
 なんだか騙されたような感じなのです.

 まぁ相手が ダイアナ・クラール なら、騙されてもいいかな ・・・・・・・ なんて.




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 アルバム・タイトルとジャケットの表写真がちがうだけで、内容的はほとんど同じ.

 もう一枚のほうは 8 曲目が "Maybe You'll Be There" でしたが、こちらのアルバムはその曲が無く、 12 曲目の "Charmed Love" が入り、さらに DVD 映像として "Look of Love" のPVが入っています.
 ちなみに、この PV については "Live In Paris" の DVD も持っているのでどうでもよかったんです.

 表ジャケットが違うだけで、ライナーノーツや裏ジャケットと呼ばれる部分もまったく一緒なのです.


 発売レーベルが違うとか言うんだったらわかるけれど、発売元も両方とも Verve です.
 どうしてこういうアルバムになっているのか、ボクはまったくわかりません.


 ボクのように間違えてついつい購入してしまうファンをターゲットにしてるのでしょうか (笑)



 今回ちょっとこのアルバムについて調べてみたら、 HMV のアルバム紹介に

 「本盤は、通常盤から "Maybe You'll Be There" を除き、"Charmed LIfe (Bonus Track)" と "Look Of Love (Video)" をプラスした全 13 曲を収録した英国ヴァージョン」

 って、はっきり書いてありました ............ orz


 よく調べないで購入した自分の責任ですね.
 ちなみに、ボクが買ったのは Amazon ・・・・・・・・・ でしたが.



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 で、カットされている "Maybe You'll Be There" と "Charmed Love" を比べてみると ・・・・・・・・


 ボクは "Live In Paris" の "Maybe You'll Be There" のほうが好きです.
 となると "Live In Paris" 一枚持っていれば十分のような気がしますが ・・・・・・・・・

 そんなことはありません、このジャケット写真だけでも持っている価値があります ・・・・・・


 なんて、訳の分からない理由をつけて正当化してたりします.




 ちなみにアルバム全体の演奏は言うこと無し.
 そりゃそうですよね、評判の高い "Live In Paris" と同じなんですから (笑)
 それにしても、この時期の ダイアナ・クラール は本当にいいなぁ.



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 最近ちょっとこういったジャズから離れている感じがするだけに、改めてこういったアルバム聴いてみるとホッとします.


 スローなバラードもいいんですが、このアルバムの中で聴かせてくれる、アップ・テンポな曲を歌う彼女がボクは大好きです.



 先日の Chris Connor じゃないけれど、 ダイアナ・クラール の声も聴いただけで十分癒されてしまいます.



  ・ ・ ・ ・ ・



 昼頃から雨が降り出しました.
 夕方になって雨はやんだものの、写真のようなどんよりしたお天気.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/200sec f/4 ISO-100)

 向かって右の桜は既にかなり散り始めています.
 左側は咲くのが遅かったのでこれから.


 まだまだ、雨が降ると肌寒く感じる季節です.



  ・ ・ ・ ・ ・

Wallflower




 家に帰ったら、 Amazon から CD と Blu-ray が一枚ずつ届いていました.
 このふたつは発売が公表された時点で、まったく考えることなく予約したものです.

 Blu-ray は観た人の評価がかなり高い映画 "ジャージー・ボーイズ"
 そして CD のほうは大好きな ダイアナ・クラール の新作.




 予約を入れた時には、当然収録曲も公表されていませんでした.
 まったく予備知識なくビニールをはぎ取り CD プレイヤーに ・・・・・・・









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  " Wallflower / Diana Krall "





  1. California Dreamin'
          (J.Phillips-M.Phillips) ・・・・ 3:17
  2. Desperado
          (G.Frey-D.Henley) ・・・・ 3:32
  3. Superstar
          (B.Bramlett-L.Russell) ・・・・ 4:16
  4. Alone Again (Naturally)
          (G.O'Sullivan) ・・・・ 3:50
  5. Wallflower
          (B.Dylan) ・・・・ 3:05
  6. If I Take You Home Tonight
          (P.McCartney) ・・・・ 3:52
  7. I Can't Tell You Why
          (T.B.Schmit-G.Frey-D.Henley) ・・・・ 3:40
  8. Sorry Seems to Be the Hardest Word
          (E.John-B.Taupin) ・・・・ 4:11
  9. Operator (That's Not the Way It Feels)
          (J.Croce) ・・・・ 3:41
  10. I'm Not in Love
          (E.Stewart-G.Gouldman) ・・・・ 3:52
  11. Feels Like Home
          (R.Newman) ・・・・ 4:21
  12. Don't Dream It's Over
          (N.Finn) ・・・・ 3:37





  Diana Krall (vo), David Foster (Producer)







 購入したのは輸入盤で 1,364 円也.
 詳しいデータ書こうかとも思いましたが、字が小さいし読みにくいので止めました.
 それぞれの演奏時間も Wiki で拾ったものですのであまりあてにしないでください.




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 いきなり "夢のカリフォルニア" なのです.
 それもとてもスローテンポに ・・・・・・・・・・

 この曲に関しては大好きな映画 "恋する惑星" の中でもとても印象的に使われていたので、絶対的にオリジナルが好きなのであります.
 好きなアレンジとはちょっと言い難いなぁ.


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ うううう〜〜ん 



 そして続いてこれまたボクが大好きなグループ Eagles の代表曲 "Desperado"

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ うううう〜〜ん × 2 


 さらに カーペンターズ の代表曲 "Superstar" に至っては ・・・・・・



 これ、完全にジャズのアルバムではありませんね.




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 どこかに、これから ダイアナ・クラール は歌に専念していくというような記事を目にした記憶があります.
 それが本当だとすると、こういったアルバムもありなのかと思います.


 ただ、多くの 「彼女のジャズ」 が好きなファンにとっては ????? でしょう.



 前作の "Glad Rag Doll" は T-Bone Burnett のプロデュースということで期待して聴いた覚えがあります.
 そのアルバムではちょっと古臭かったけれど、まだそこにはジャズらしさが漂っていました.


 でも今度のアルバムは完全にポピュラーというのかな ・・・・・・・
 アレンジ的にも アダルト・コンテンポラリー という感じも受けないんだな.


 2009 年の "Quiet Nights" もポピュラーなども取り入れたヴォーカル中心のアルバムでしたが、そちらの方が正直何倍もステキなアルバムだったように思います.
 まぁ、まだ新しいアルバムを 2 回くらいしか聴いていないので、時間が経てばもっとステキなアルバムになっていくかもしれませんが.




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 彼女のヴォーカルは好きです ・・・・・・ きっぱり !!

 でも、このアルバムのヴォーカルは ・・・・・・・・・


 たしかにいつもの声で、全体的にしっとりと歌いこんでいます.
 でもでも、彼女の良さがあまり出ていないような感じを受けてしまうんだな.

 Timothy B. Schmit の "I Can't Tell You Why" にしても、なぜにこの選曲なのだという感じです.




 静かに部屋に流れている分にはいいのかもしれません.
 そういう聴き方だったら、この値段で十分満足できるアルバムかもしれません.


 ボクはかなり期待感持っていたので、ちょっと肩すかしされちゃったという感じ.


 でも次のアルバムもきっと予約しちゃうんだろうな.


 裏切られても裏切られても ・・・・・・・ やっぱり美女には弱いですね (笑)




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The Dynamic Duo

 土・日、お仕事だったので今日はその代休をいただき朝からのんびりしています.
 のんびりといっても、ちょっとやらなくちゃいけないことがあり外に出ていたらいつの間にか夕方になってしまいました.
 今日も陽は出ているんですが、結構寒い日でした.




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   (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/5000sec f/4 ISO-100 EV-0.7)

 今年は結構雪が降ります.
 さすがに昨年 2 月の大雪ほどは降りませんが、少しずつ降っているので周りの景色がずっと白中心の景色.






 そんな寒い日に似合う曲が入っているアルバムです.
 ジミー・スミス は以前 (と言ってもジャズを聴き始めた頃のこと) ほとんど聴かなかったのですが、数年前からしっかり Blue Note を聴いて、集めるようになったら、必然的に耳にする機会が増えました.
 このアルバムは Verve に移籍した後のアルバムですが、リラックスした雰囲気がいいです.








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  " The Dynamic Duo / Jimmy Smitn & Wes Montgomery "





  1. Down by the Riverside
            (Traditional) ・・・・・ 10:02
  2. Night Train
           (Forrest-Washington-Simpkins) ・・・・・ 6:48
  3. James and Wes
           (J.Smith) ・・・・・ 8:13
  4. 13 (Death March)
           (G.McFarland) ・・・・・ 5:21
  5. Baby, It's Cold Outside
           (F.Loesser) ・・・・・ 5:57




  

  Jimmy Smith (org), Wes Montgomery (g),
  Oliver Nelson (arr.cond)

  # 4 : Recorded at New Jersey, September 21, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Dick Hixson (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (conga)


  # 1 & 2 : Recorded at New Jersey, September 23, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Tony Studd (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds)


  # 3 & 5 : Recorded at New Jersey, September 28, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Tony Studd (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (conga)








 このジャケットがいいですね.
 とってもホンワカしていて、見ていても笑顔になってしまいます.


 そう言えば ジミー・スミス って、かなりの大食漢という話を 小川さん から聴いたことがあります.


 そんな 小川隆夫 さんが書いた本に "愛しのジャズメン" があり、その 2 冊目のカバー・イラストがこのジャケットをベースにしたものでした.
 書籍のイラストのほうは、大食漢の ジミースミス を現わすかのようなちょっと笑えるデザインになっていました.

 ちなみにこの本は ・・・・・・・・ 読んでいません (笑)





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 5 曲目の "Baby, It's Cold Outside" ・・・・・ 邦題の "外は寒いよ" は、今の季節にピッタリのタイトル.
 でも演奏は、ジャケット同様に結構ホンワカした感じです.


 オルガンを使ってここまでファンキーなジャズ演奏をしてしまう ジミー・スミス の功績って、やっぱり大きいね.
 この演奏にしても全体はホンワカしているんだけれど、オルガンのキレが良くってとても小気味いい.

 もう少し音を引っ張ると、 ベビーフェイス・ウォレット みたいなブルース・ブルースしちゃうんだよね.
 まぁそれはそれで、とっても好きなんだけれど.



 このアルバム、ジャケットはかなりインパクトがあるのでずっと前から知っていましたが、しっかり聴いたのは昨年 CD を購入してから.
 だからいきなりのビッグ・バンドでびっくりでした (笑)




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 この二人は、このアルバム録音が初めての顔合わせ.
 その後も一緒に録音することはなかったので、最初で最後の共演になります.

 2 曲目の "Night Train" のギターなんてさぁ ・・・・・・・・・
 こういう R & B チックな演奏は大好きなのです.

 アップテンポで軽快に進んでいく 1 曲目の "Down by the Riverside"
 独特な音色の Wes のギターはやっぱりいいですね.

 やっぱりもう少し聴かないといけませんね、今年は彼のアルバムを少し買おうかな.




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 その昔、日本にあった多くのジャズ喫茶でどうしてあんなにも オルガン が毛嫌いされていたのかよくわかりません.
 確かに音を繋げていく感じは、ちょっとグジュグジュしたような感じに聴こえないとも言えません.

 ボクが育ったジャズ屋でも"The Cat" がかかる程度でした.
 それも一見さんと思われるような人のリクエストで (笑)

 ボクのようにまったく知らないでジャズを聴き始めた者にとっては、ジャズ屋のルールは絶対.
 そういうものだと思い込んでましたから (笑)


 今は、とりあえず気持ちよく聴ければ何でもあり !!

 ・・・・・・・・・・・・・ なのです.

 このアルバムもとても気持ちよき聴くことができるアルバムです. 






 さて、最近家の中にある不要なものをリサイクル.
 特に山登りのグッズの処分.

 というのも、昨年腰の怪我をして以来テント泊の装備で山に登るのはかなり厳しくなってしまいました.
 だからそういった山用品を職場の部下たちに安く譲ることにしました.


 ボクは不要なものが処分できそれなりの金額もいただけますし、部下にとってはそれなりのものをまぁ安く購入できるのでお互いさまといったところでしょうか.

 服などには全く興味がないのですが、こういったグッズなどは一応メーカーのしっかりしていたものに拘る傾向ですので、幸いなことに欲しいと言ってくれる者が何人もいます.




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 とりあえず、MSR のテント、 モンベル の # 1 シュラフ、オスプレー の 60 L バックパック はもう不要.


 この辺りはきっぱりと諦めます.
 泊まりで山に行く時はこれからは山小屋ですね.


 さらに使っていない JBL のミニコンポも欲しいと言ってくれる方がいたので譲っちゃう.
 これは段ボールも結構大きいので、これを引き取ってもらえるのはうれしいところ.


 で、これらを売却したお金をどうするかというと ・・・・・・・


 ・・・・・・・・ 乞うご期待なのです.









 そうだ、たまには 小川さん の書籍も PR しておきましょう.




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  "愛しのジャズメン" です.


 この本って、確か絶版になって オーディオブック という CD しかないと思っていたのですが.


 今日 Amazon 覗いてみたら " 1 & 2 " 両方見つけました.
 両方ともに残り一部だったので、とりあえず購入しましたが ・・・・・・・・・・

 「バーゲンブック」 ということで、なんと 54 % 引きになってました (笑)


 ボクはうれしいけれど、小川さんが知ったらどうでしょうか (笑)

We Get Requests

  11 月ですねぇ ・・・・・・・・ しみじみ
 今年も残すところあと 2 カ月になりました.

 日に日に寒さを感じるようになり、そろそろ家の暖房も入れないと ・・・・・
 と思い、ついつい昨日から空調暖房を入れてしまいました.




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 家の周りもようやく紅葉 ・・・・ っぽくなってきました.


 この三連休はどうも雨降りのようです.
 昨夜からの雨は、朝になったら止んではいましたがスッキリしない空模様.

 まぁ晴れたからといって、特にやることもなかったので問題ないと言えばそれまでなのでありますが (笑)
 来週はちょっと 山梨 なので、その資料などに目を通しておくことにしましょう.
 それと恒例の週末ブログ更新.






 今日のアルバムも 10 月 8 日に ユニバーサル ミュージック ジャパン から発売になった、 「ジャズの 100 枚」 の中の一枚です.
 「いまさら ・・・・・ 」 といった声が聞こえてきそうなくらい有名なアルバム.


 過去にアナログ盤を持っていて、家はもちろんジャズ屋でも何度となく聴いたアルバム.
 ・・・・・ だったので、どうも CD 買おうという感じがしなくて今まできちゃいました. 








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  " We Get Requests / Oscar Peterson "




  1. Corcovado
         (A.C.Jobim) ・・・・・ 2:51
  2. Days of Wine and Roses
         (J.Mercer-H.Mancini) ・・・・・ 2:41
  3. My One and Only Love
         (G.Wood-R.Mellin) ・・・・・ 5:10
  4. People
         (B.Merrill-J.Styne) ・・・・・ 3:32
  5. Have You Met Miss Jones ?
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 4:12
  6. You Look Good to Me
         (S.Lefco-C.Wells) ・・・・・ 4:51
  7. The Girl from Ipanema
         (A.C.Jobim-V.D.Moraes-N.Gimbel) ・・・・・ 3:53
  8. D & E
         (J.Lewis) ・・・・・ 5:12
  9. Time and Again
         (N.Coward) ・・・・・ 4:37
  10. Goodbye J.D.
         (O.Peterson) ・・・・・ 2:57





  Oscar Peterson (p), Ray Brown (b), Ed Thigpen (ds)
  # 1, 5, 7 :    Recorded at NYC, October 19, 1964.
  # 2-4, 6, 8, 9 : Recorded at NYC, October 20, 1964.
  # 10 :       Recorded at NYC, November 19, 1964.






 購入後、最初に流れる "Corcovado" のイントロで 「そうそう、これこれ ・・・・・・」
 懐かしさいっぱいですな.




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 このアルバムは、演奏内容はもちろんですが、録音の良さが有名なアルバムでもあります.
 いろいろなアルバム・レビューを見ても、必ずと言っていいほど 「録音がいい」 といったことが書かれています.


 確かに、 "You Look Good to Me" でのブラシによるスネアの音や、アルコからピチカートに代わるとこなんか、大きなヴォリュームで聴くのがピッタリという感じ.
 1 曲目の "Corcovado" のイントロも、懐かしいだけではなく、すごくクリアな音でビックリします.

 ちなみに、 "You Look Good to Me" の演奏は、このアルバムの中でも大好きな演奏です.



 オスカー・ピーターソン のピアノは聴いていて楽しくなります.
 結構技術的にもスゴイことやっているんだけれど、そういったことをひけらかすようなところがなく、聴く側を楽しい気分にさせてしまう魅力があります.
 ただ、好き嫌いが分かれるピアニストでもあるようです.

 その昔は 鍵谷幸信 氏と イソノテルヲ 氏の大論争もあったようです.
 今になって思えば、嫌いなら聴かなければいいだけのことで、目くじら立てるようなことでもないと思うんだけれどねぇ.
 あの頃って、ジャズ屋を含めてジャズを聴く環境全体がそんな感じだった時代ですね.

 「シリアスなジャズ絶対主義」 とでも言うのか (笑)



 そんな時代からジャズを聴き始め、 「シリアスなジャズ絶対主義」 時代の洗礼をもろに受けているボクは、正直 オスカー・ピーターソン を好んで聴く方ではありません.
 でも "At Stratford Shakespearian Festival" やこのアルバム聴いていると、ジャズの楽しさみたいなのがヒシヒシと伝わってきます.
 なにより楽しくなるのが一番.






Oscar-Peterson trio004

 オスカー・ピーターソン のアルバムはたくさんありすぎちゃって、どれがいいのかよくわかりません.
 有名なアルバムもたくさんあります、見たことのあるジャケットもたくさんたくさん.
 そう言えば "Ella & Louis" も ピーターソン・トリオ がリズム・セクションを担当していました.


 アナログ盤聴いていた頃は、それでも 5・6 枚持っていましたが、今はこのアルバムと "At Stratford Shakespearian Festival" と Verve の "The Trio" の三枚だけです.
 聴いてみるととても軽快で気持のいい演奏が多いのですが、どうも購入する気にはなれないミュージシャンの一人なのです (笑)

 これはもう、典型的な聴かず嫌いだな.






 昨日は特に外出の予定もなかったのですが、友人の結婚式出席のため帰ってきた娘を式場まで送迎.
 式場は 上田アリオ のすぐ隣なので、帰りにちょっと いつものスタバ .

 駐車場も満車に近かったので、かなり混んでいるだろうと思って入ってみると、予想通り満席状態.
 まぁ休日にここでゆっくりするつもりはないので、アイス・コーヒーのテイクアウトと VIA 購入だけでした.




IMG_2426

 スタバ は今日からクリスマス・モード.
 VIA もクリスマス・ブレンドです.

 味の違いはよくわかりませんが、とりあえず購入しておきます.
 早めに購入すると写真のような オリジナルスタンプ が貰えます.

 実はこのスタンプ、ボクが使うんではなくていつもお世話になっている オバサマ (!) インストラクターへのプレゼント (笑)
 ちょっとしたものではありますが、喜んでいただけるので.
 そんなちょっとした訳で、混んでいる スタバ へ行ったのです.



 限定アイテムの ホリデーレッドカップマグ は、細長く赤がキレイなのですが、さすがに置く場所も無くなっているので今回の購入はキッパリ止め.
 またオークションで数百円高い金額で出品されるんだろうなぁ ・・・・・・



 そう言えば、今日は珍しくお気に入りの店員さんがいたのでちょっとほっこりなのでした (笑)



 数日前までの ハロウィン にはまったく踊らされることはありませんが、まぁクリスマスくらいは乗ってみようかな (笑)

Ella and Louis

 三連休です、本来ですと土日に いつもの講習会 だったのですが、会場予定地が 御嶽山 に近く、さらに受講予定者の中にも救助活動をしている方たちがいる関係から、噴火の二日後には開催中止を決定.

 なのでこの三連休は家でのんびりするつもりだったんですが ・・・・・・・
 どうもいろいろ慌ただしくて.



 昨日の日曜日は今年最後の実家の草刈り.
 完全防備態勢でやったのですが、口の周りまで飛び散った草が.
 とにかく石が多い場所なので、今回草刈り機の刃をナイロン紐のものにして刈ってみました.
 刃こぼれなんかないので、ガンガン刈れるのはいいんですが、小石や刈った細かな草の飛び方がハンパありません.
 普通の刃の時も草が飛ぶことは飛ぶのですが、このナイロン紐に比べれば全然少なかった.


 予定通りに台風の来る前に終了できたので、良しとしましょうか.




 ちょっと時間があったので部屋にある棚の整理.
 最近また少しずつアルバムが増えてきたので整理.




IMG_2065

 わずか 1000 枚ほどでもこれだけになってしまいます.
 数千枚も所有しているコレクターのみなさんは大変でしょうね.
 プラケースはすべて捨てているのでこれで済みますが、もしこれがケースのままだったらとてもこの棚には収納できないでしょうね.
 まぁ二重駐車すれば別ですが (笑)




 さて、二週続けての台風です.
 今も雨は降っていますが、ボクの地域が本格的に影響を受けるのは今日の深夜以降のようです.
 実は今日の午前中もお仕事のイベントがあったのですが、雨と今後の台風の影響でこちらも中止.
 とりあえず台風の影響もない雨降りの午前中ですのでブログでも書きましょう.





 先日の "Book of Ballads / Carmen McRea" 同様に 「ジャズの 100 枚」 の中の一枚です.
 ジャケットが結構強烈です.
 Blue Note では結構人物の顔を大胆にカットしてしまうような写真を使っていますが、こちらの写真はどうも中途半端な切り方です.
 Ella の頭の部分だけカットされちゃってます (笑)

 意図的なものでしょうか ・・・・・・・・・








fitzgerald006






  " Ella And Louis "





  1. Can't We Be Friends ?
        (K.Swift-P.James) ・・・・・ 3:47
  2. Isn't This a Lovely Day
       (I.Berlin) ・・・・・ 6:17
  3. Moonlight in Vermont
       (KSuessdorf-J.Blackburn) ・・・・・ 3:42
  4. They Can't Take That Away from Me
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 4:39
  5. Under a Blanket of Blue
       (A.J.Neiburg-M.Symes-J.Livingston) ・・・・・ 4:18
  6. Tenderly
       (W.Gross-J.Lawrence) ・・・・・ 5:08
  7. A Foggy Day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 4:32
  8. Stars Fell on Alabama
       (M.Parish-F.Perkins) ・・・・・ 3:33
  9. Cheek to Cheek
       (I.Berlin) ・・・・・ 5:54
  10 The Nearness of You
       (H.Carmichael-N.Washington) ・・・・・ 5:42
  11. April in Paris
       (Y.Harburg-V.Duke) ・・・・・ 6:35





  Ella Fitzgerald (vo), Louis Armstrong (tp.vo),
  Herb Ellis (g), Oscar Peterson (p), Ray Brown (b),
  Buddy Rich (ds)
  Recorded at Capitol Studios, LA, August 16, 1956.






 有名すぎるくらい有名なアルバムなので、さすがのボクでも知ってました.
 ジャズ屋で聴いた記憶も ・・・・・・・・ かすかに残っているような.




fitzgerald006-2

 これはもう、聴いていてとっても楽しい気分に浸れるアルバムなのです.
 スタジオ録音なんだけれど、まるで目の前で彼らが歌っているような感じさえしてしまいます.
 これはこの二人が持っているエンターテインメント性でしょう.


 9 曲目に "Cheek to Cheek" が入っていますね.
 この曲とくれば、今は Tony Bennett & Lady Gaga が旬でしょ (笑)
 ちょっと聴き比べて見ると、確かにどちらもステキで歌もうまい.

 でも Tony Bennett & Lady Gaga のほうはどうもスタジオの中という感じがしちゃいます.
 それに比べ Ella And Louis のほうは、前に書いたように目の前で歌っているかのような雰囲気で聴いていても思わず笑顔が出てしまう.


 ジャズ・ヴォーカルのライブって、かなり昔に マンハッタン・トランスファー のライブ聴いたくらいだから偉そうなことは言えませんが、やっぱり観客との駆け引きみたいのが楽しんですよね.
 有名なライブ・アルバム聴いていてもよくわかります.
 ましてやこのアルバムでは、 エラ と ルイ の絶妙な掛け合いもあり、それがこのアルバムの魅力であり楽しさでしょう.




Ella and Louis001

 こんな感じだから、楽しくない訳がありません.

 そしてヴォーカルの途中に サッチモ の "ラッパらしい" トランペットが、これまた絶妙のタイミングで入ってきたりします.
 この "ラッパらしい" 音色が何とも言えません.
 
 1 曲目 "Can't We Be Friends ?" に流れるトランペットの数フレーズ聴いただけでも思わず笑顔になってしまうのです.

 やっぱりこの音だよねぇ (笑)


 このアルバムではあまり表に出てきませんが、バックの 4 人も錚々たるメンバー.
 こんな豪華なメンバーが、しっかりサポートに徹しているところがいいのです.




Ella and Louis002

 アルバムジャケットも同じですが、サッチモの白い靴下がすごく気になります.
 なぜに上の方が丸まっているのか (笑)

 若いころは白い靴下はいたことありますが、最近はまったくなし.
 中高年の方で白い靴下をはいている人をたまに見かけますが、違和感感じちゃいます.

 ところが最近、若い人の中にあえてこの白い靴下をはく人が増えているようです.
 その理由の一つに、 「白を履くことによって、あえて全体の中にダサさを出す」 らしいんです.
 オジさんにはちょっとわからないねぇ ・・・・・・ (笑)


 ちょっと脱線しましたが、このアルバムは エラ を代表する ・・・・・・・・
 サッチモ を代表する ・・・・・・・・
 いやいや、ジャズ・ヴォーカルを代表するアルバムの一枚でしょう.


 とにかくジャズの楽しさがいっぱい詰まったアルバムです.










 昨日の夕焼け.
 最近はキレイな夕焼けの日が続いています.
 真っ赤とは違いますが、雲が微妙によかったり.




IMG_205601

 普通のコンデジなんかで撮ると、逆光で手前は真っ黒に潰れ、夕日は真っ白に飛んでしまいますが、こんな写真を簡単に撮れてしまうので 70D たる所以かな.

 手持ちで、 HDR モードの撮影です.
 やっとカメラにも慣れてきたせいか、最近はこういった連写してもそんなに手ぶれしなくなりました.




IMG_2069

 こちらは設定を変え、バックに Coltrane で.


 やっぱり腕じゃなくカメラかなぁ ・・・・・・・・・ 


 そうなると、ますます 広角 L レンズ が欲しくなったりします. 
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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