Walkin'

Walkin'

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日は今年初めての EOS学園 で、これから 東京 です.
 朝から土砂降りです ・・・・・・・・ でしたが、今 ( 11:10 ) はほとんど止みました.


 一応これから回復するようなので、夜もそんなに降らないかな.




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 今回経費節減のため、初めて高速バスで行きます.

 EOS学園 は夜からなので時間的余裕はあります.
 のんびり本でも読んでいくことにします.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 折角の 東京 なのでいつものように写真でも撮りながらブラブラ歩きたいのですが、お天気はどうなんだろ.

 こんなアルバム聴いて、気分だけでも街を闊歩してみよう.

 今日のアルバムは 10 年前に一度 記事 にしましたが、当時はデータもほとんど載せていなかったので再掲です.





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  " Walkin' / Miles Davis "





  1. Walkin'
       (Richard Carpenter) ・・・・・ 13:26
  2. Blue 'n' Boogie
       (D.Gillespie-F.Paparelli) ・・・・・ 8:16
  3. Solar
       (Miles Davis) ・・・・・ 4:44
  4. You Don't Know What Love Is
       (D.Raye-G.de Paul) ・・・・・ 4:23
  5. Love Me or Leave Me
       (G.Kahn-W.Donaldson) ・・・・・ 6:54






  # 1 & 2 :
  Miles Davis (tp), Lucky Thompson (ts),
  J.J.Johnson (tb), Horace Silver (p), 
  Percy Heath (b), Kenny Clarke (ds)
  Recorded at RVG studio, Hackensack, April 29, 1954.


  # 3 - 5 :
  Miles Davis (tp), David Schildkraut (as),
  Horace Silver (p), Percy Heath (b),
  Kenny Clarke (ds)
  Recorded at RVG studio, Hackensack, April 3, 1954.







 Prestige レーベルに吹き込まれた、ちょっとオールスター・ジャム・セッションっぽい演奏のアルバム.
 録音されたのは 1954 年ですが、リリースされたのは 1957 年になってからです.

 あくまでボクの推測ですが、演奏がよくなくてお蔵入りという訳ではなく、 Prestige お得意の販売戦略があったんじゃないでしょうか.





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 1954年はマイルスが麻薬をきっぱりやめ、精力的に音楽活動を行っていた年で、このアルバムを聴いただけでも精神的にも健康な感じが窺い知れます.


 アルバム・タイトル曲は リチャード・カーペンター の書いたブルース.
 この曲は後年もライブなどでよく演奏され、 '60 年代のライブアルバムでは必ずと言っていいほどアルバムに入っていますね.
 今日の初演の演奏と、 '60 年代のモーダルな演奏を聴き比べるのも面白いかも.




Miles Davis JJJohnson 012

 まだ黄金カルテット誕生前ですので、この時期のアルバムはいろいろなメンバーが加わっています.
 このアルバムの前半ではテナーの ラッキー・トンプソン が入っています.
 彼に対するイメージはちょっと古い感じを持っていましたが、このアルバムでの演奏はちょっと口数少なめな抑え気味な感じを受けます.
 そこが演奏にマッチしていていい感じなんですが.


 もう一人 J.J.ジョンソン .
 我が家もトロンボーンが入った演奏が増えてはいますが、どうも今一つグッとこない ・・・・・・

 というか、何気に聴き流してしまうという感じ.
 だから J.J.ジョンソン の凄さとかもよくわからないというのが正直なところ.

 ただこの演奏聴いていても普通にいいとは思うんだけれどねぇ.




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 このアルバムも今まで聴いたのはほとんどアナログ盤の A 面 ・・・・ CD の 2 曲目までばかり.
 久しぶりに後半の 3 曲聴いてみると、そういえば "You Don't Know What Love Is" も入っていたなぁ ・・・・・・ (笑)


 こういうアルバムはいつ耳に入ってきてもいいなぁと思えるし、特に一曲目などは気分もグッと上がる感じです.




 そういえば、この 10 年前の記事も 東京 に行く直前に書いたものでした (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 昔の記事に文中リンクを貼ることがよくあります.

 ブログ画面のデザイン変更を昨年行いましたが、それ以前の記事では写真の大きさが今に比べて一回りも小さいので、リンクを貼る時にできるだけ直すようにしています.

 ところが、この作業が結構大変.

 ブログにアップしてある写真はすでに一度縮小をしてあるのでもう一度大きくしようとすると画質が落ちてしまうためもう一度同じ写真を最初からアップ.

 おまけにこの写真を探す作業がかなり大変なのです.


 記事自体の修正はしたくないのでどうしても同じ写真を使いたいのですが、拾ってきた写真の中には保存してないものもあったりで ・・・・・・




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● 完全なイメージ画ですがもし更新するとしたらデスクトップかな ●

 PC の不調もあったりしたので、そんな作業と一緒に過去のいろいろな写真の整理も始めています.
 一応撮影したものはすべて DVD に落としていますが、 HDD でもバックアップ.

 でも肝心の PC 本体更新も視野に入れていかないといかんなぁ ・・・・・・・


 頭が痛い.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Ray Bryant Plays "Walkin'"

 本当は今頃東京で、 いつもの講習会 なのですが、今日はどうしても外すことのできない用事があったため、明日の始発新幹線で東京に行きます.
 今日は電話で何度か情報のやり取りをしながら、コースのほうはお任せ.



 さて先日登った 北八ヶ岳 ・・・・・・・ 疲労がまだ蓄積しています.
 今年初めての山登りだったので、もっとのんびりすればよかったかと、今になって反省.
 帰って来てから写真の整理や、 ヤマレコ に記録残したりして思ったのは、やっぱりボクにとっての登山はピーク・ハントではないということ. 


 今回の登山でも、一番気持ちがよかったのは ・・・・・・・・・




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 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 前の 坪庭 から 雨池峠 までの途中に 縞枯山荘 があるんですが、その周りの景色がとても気持ちいいいんですよね.
 両側に木が生い茂る木道を歩いていくと、前方に青いトタン屋根が見えてきて、少し歩くと一気に視野が開け、気持ちのいい風が吹き根けていました.
 こういう風景の中をのんびり歩くのが最高 ・・・・・・・ 山頂に登るのも、それはそれで感動はありますが、やっぱりボクはこんなのんびりと風を感じながら歩くトレッキングのほうが向いていますね (笑) .
 こういうところを一人で歩いていると、思わず笑みが浮かんでしまいます.
 そう、ナルシシズム全開でしょうか ・・・・・ まぁ軽度のナルシシズムだから許容範囲ということで.



 今回の登山は、頂上までの道程がほとんど樹林帯の中 ・・・・・・ 森林浴しながらゆっくり登るにはいいと思いますが、残雪の登り難さのためそんな余裕もなく ・・・・・・・・・
 それだけに、縞枯山荘での風景が焼き付いています.




 違う場所ですが、やっぱりこういう景色の中をゆっくりですね.




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 そんな登山スタイルは、トレッキングというよりはウォーキングに近いかもしれません.
 でもウォーキングも、こんな演奏のように軽快にはいきません.




 こちらのアルバムはとっても軽快.
 おまけに名曲がゴロゴロ入っています.






20090311






   " Ray Bryant Plays / Ray Bryant "





  1. Delauney's Dilemma 
            (J.Lewis) ・・・・ 2:39
  2. Blue Monk 
            (T.Monk) ・・・・ 5:07
  3. Misty 
            (E.Garner-J.Burke) ・・・・ 3:02
  4. Sneaking Around 
            (R.Bryant) ・・・・ 3:50
  5. Now's The Time 
            (C.Parker) ・・・・ 4:03
  6. Wheatleigh Hall 
            (D.Gillespie) ・・・・ 3:58
  7. Doodlin' 
            (H.Silver) ・・・・ 4:08
  8. A Hundred Dreams From Now 
            (D.Ellington-J.Burke) ・・・・ 3:24
  9. Bag's Groove 
            (M.Jackson) ・・・・ 5:39
  10. Walkin' 
            (D.Carpenter) ・・・・ 3:11
  11. Take The 'A' Train 
            (B.Strayhorn) ・・・・ 3:52
  12. Whisper Not 
            (B.Golson) ・・・・ 3:35





  Ray Brayant (p), Tommy Bryant (b), Oliver Jackson (ds)

  # 1,5,6,7 : Recorded at NYC, October 29, 1959.
  # 2,3,10,12 : Recorded at NYC, November 5, 1959.
  # 4,8,9,11 : Recorded at NYC, November 6, 1959.





 "Walkin'" が入っている ・・・・・ というだけで取り上げてみました.
 Ray Bryant と言えば、真っ先に思い浮かぶのが Prestige に録音された "Ray Bryant Trio" ・・・・・・ ここでの "Golden Earrings" はとにかくステキ.
 おまけに選曲もとてもステキ ・・・・ "Angel Eyes" 、 "Django" 、 "Daahoud" などなど.


 そんな有名な "Ray Bryant Trio" が吹きこまれたのが 1957 年なので、こちらの "Ray Bryant Plays" のほうが 2 年後の吹き込みになります.
 ただ、聴いた感じとしてはこちらのアルバムのほうが古い感じを受けてしまいます.
 これは、選曲によるものかもしれません.




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 Ray Bryant は 1931 年 12 月 24 日 ペンシルベニア州 フィラデルフィア 生まれ.
 2011 年 6 月 2 日 ニューヨーク にて死去.
 ブルース・フィーリング溢れるピアノ・スタイルで、作曲者としても "Little Susie" 、 "Cubano Chant" といった有名な曲を残しています.
 1972 年の モントルー・ジャズ・フェスティバァル での演奏で一躍有名になりました ・・・・・ このアルバムもボクは大好きです.


 ボクはレコード収集家ではないので、深くは知りませんでしたが、このアルバムはコレクターズ・アイテム的なアルバムで、幻の名盤的な扱いを受けていたようです.
 レコード・レーベルの Signature がマイナー・レーベルだったことや、演奏されている曲が有名なスタンダード中心だったこともあるでしょう.
 そして 1970 年代モンタレーのライブ盤で脚光を浴びたことにより、日本のコレクターたちが他のアルバムを掘り起こしていったことが一番の要因だったのかもしれません.



 2 曲目の "Blue Monk" のような曲が Ray Bryant には似合っているように思います.
 ちょっとゆったり目のテンポで、ブルージーでグルーブ感漂う演奏 ・・・・・ これだよね.
 同じゆっくり目のリズムでも、次の "Misty" とは雰囲気が全く違います ・・・・・・ こちらはちょっときらびやかでメロディアスな演奏.


 10 曲目が、あの "Walkin'" ・・・・・・ 軽快ですよ、小走りしている感じ.
 あっという間に終わってしまいます.


 とにかくこのアルバム、有名な曲がほとんどなのでルーキーの方にもお勧めです.
 非常にスウィンギーで、心地いい演奏がつづいていきます.






 さて、明日は一カ月ぶりの東京です.
 新しいコースなのでいろいろ考えることが ・・・・・・・・ とりあえず昼食なににしようかな (冗談) .
 明日も暑くなりそうですね. 

J. J. Johnson The Eminent

 やってきました "とりあえず Click!" 第 3 弾・・・だったっけ??
 先日来たのが 4100 ・ 4200 番台というかなり微妙な位置にあるアルバムたちで、一昨日ちょっと遅れて同時注文分の数枚がやってきて、今日の第 3 弾です.


 今回届いたものは、先日とはうって変わって 1500 番台中心です.
 Fats Navarro, Curtis Fuller, Jay Jay Johnson ・・・


 と、ここまで書いていたのですが、どうも今日はキーボードの調子が悪くてカーソルが突然前のほうに移動してしまいます.
 一回リセットかけて、もう一度打ち直しです ・・・・




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 "J. J. Johnson The Eminent" の Vol.1 と Vol.2 です.
 今回は曲のこととかは書かないで、違う視点から.


 ボクのような初心者以外はほとんど知っていることですが、このアルバムもともと 5000番台という 10インチ LP です.
 それが 12インチ LP として新たに 1500 番台として発売されました.
 そして番号順に 1501 から 1600 まで (欠番が一部あるものの) 発売されたのですが、すでに SP・シングルとして 1600 番台が使用されていたため 4000 番台を使ったというのは、有名なお話し.


 で、この J.J.Johnson のアルバムも 5028 番と 5057 番が、 1505 、 1506 番として 12 インチ LP での発売になったわけです.
 珍しく初心者 like なお話ですね ・・・・ 本当はこういった方向を目指しているのですが.


 それで今回届いたアルバムのジャケットは上の写真のようなもの.
 いつもの International 盤 RVG シリーズで、この 2 枚はきちんと連番にもなっています.
 にも拘らず Vol.1 のジャケットは 1505 番のもので、 Vol.2 のほうは 5057 番のものです.
 この違いのおかげで、購入する時もこれでいいのかなーと考えさせられました.


 ところがこの疑問は、周りのビニールを破り CD を取り出そうとした時に解けました.
 中の写真は ・・・・・・・・



50281506-5


 ・・・・ それぞれが、こんな感じでした.

 いやーーーっ、これはいいな.
 なにかやることがオシャレです.
 こういうセンスがボクは好きです.
 なにかいかにも Blue Note っぽい感じがします.





walking0045

 前にもアップした、ボクのノルディック・ウォーキング・コースです.
 遠くに見える、右手のちょっと雪が残っている山が 浅間山 です.
 この日は、噴煙が少なかったですね.
 とても気持ちのいい場所ですが、歩くコースの一部にアヒルの糞が一杯落ちていて、この糞を踏まないようにすると歩くリズムが変わってしまいます.
 Monk のようなアヒルたちです.


 この池のそばに地域の特産品を売っているお店もあるんですが、そこで売っている "じゃがバタおやき" が結構いけます.
 少しお腹がすいているときにはしっかりしたおやつになります.
 バターの風味がとてもいいんですよね.
 ウォーキングが終わった後にちょっとお腹に詰め込んでいます.

Walkin' / Miles Davis

 明日から東京 ・・・・・・ いつもの講習会.
 なぜかここにきて受講生のキャンセルが多くて、資料の作り直しがメンドイ!!
 明日は一度会場に顔を出し、セッティング確認.
 そのあとは銀座まで少し歩いてみようかな.
 会場のビルは京橋なので、銀座は目と鼻の先、あとはお天気ですね.
 この講習会のインストラクションも約 2 か月ぶり ・・・・・ 土曜の夜は銀座できっと飲み、今回は 「愉楽の銀座酒場」 に出会えるかなー.


 ボクがジャズに出会った頃、すでに Coltrane は亡くなっており、彼の演奏を聴く手段はレコード盤と FM からだけでした.
 それがやがて CD になり、ビデオが一般家庭に浸透し、やがて DVD から ブル・レイ ・・・・
 それに伴って、昔の映像がどんどん見れるようになりましたが、ボクは見たいとも思わなかったんですよね.


 ボクのジャズは、昔通い詰めたジャズ屋で流れていたジャズ
 最近でこそ、以前まったく聴かなかったものも聴くようにはなりましたが、基本的には昔の思い出と生きるジャズです.



davis04

 このアルバムを最初に聴いたときも、たしかいいお天気の春の日だったような.
 どうしてそんなことまで覚えているかって?
 それは、カウンターの中にいた女性と始めて話したのがその日だったから.
 「なにかリクエストは?」
  ・・・・・・
 「はぁーーー??よくわからないから・・・・・・・」
 「じゃ、外はいいお天気みたいだからこれ」
 「・・・・・・・はぁー」


 って感じの会話の後かけてくれたのが、このアルバムです.
 なんとも冴えない会話でしたが、最初はこんなものでしょう.
 それ以来、天気のいい日、通りを歩くたびに自然にメロディを口ずさんでしまうようになりました.

 それから何十年後になって、ようやく マイルスの映像 を観ました.



 映像からビリビリと緊張感が伝わってきて驚きでした.
 ボクの大好きな、ブルーノートのようなハード・バップとはまったく違うジャズ.
 「イェーーイ」 なんてかけ声かけたら、ギョロって睨まれ、そのまま演奏止めて帰ってしまいそうでした ・・・・・・ (笑)
 音だけでは伝えられない部分ですね.


 ・・・・・でも、音しかないからいいこともたくさんありますよね.


 東京まで 1 時間 30 分、いつもノイズカット・ヘッドフォン (この JBL ヘッドフォンは、飛行機でも重宝してます) でジャズ聴いていきます.
 そうすると、あっという間に、喧噪の街に到着!!



 明日は、今日届いたばかりのこんな本でも読んでいこう、きっといつもより早く着きそうです ・・・・・・



BN4000

 ボクの大好きなアルバム "Back to the Tracks" をさっと読んだだけでも、Jackie McLean, Freddie Redd ・・・と.

 いやーっ、これも面白いわ!!


 明日、晴れたら ・・・・・・ 並木通りでも Walkin'!
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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