Walter_Bishop_Jr.

Swing, Swang, Swingin'

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ちょっと前に本を購入しました、本買うのも久しぶりだな.




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 バスキア 大好きなので ・・・・・・


  ・・・・・ と言いたいところですが、正直 バスキア は好きじゃないし、全然いいとも思わない.
 ボクの目に留まったのが、下のほうにちょこっと書かれている第 2 特集.

 表紙から目に飛び込んできたのは、 バスキア ではなく ブルー・ノート の文字.
 これがあったので、買ってみました.




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 内容自体は、大体知っていることばかりなので、まぁこんなもんか.
 バスキアの特集の中で、結構ジャズのことが取り上げられており、そちらが何気に面白かった.

 Pen という雑誌を読むのも初めてなんだけれど ・・・・・ こういう感じなんだ.

 ちょっとボクの生活水準にはリンクしそうもありませんね (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 そんな ブルーノート のアルバム聴いてみます.
 とても軽快なマクリーン節が堪能できるアルバム.

 これから 10 年くらいすると、かなり違った方向に行ってしまうので、このあたりの時代が一番聴き易いかな.





4024






  " Swing, Swang, Swingin' / Jackie McLean "






  1. What's New?
         (J.Burke-B.Haggart) ・・・・ 5:16
  2. Let's Face the Music and Dance
         (Irving Berlin) ・・・・ 4:48
  3. Stablemates
         (Benny Golson) ・・・・ 5:45
  4. I Remember You
         (J.Mercer-V.Schertzinger) ・・・・ 5:14
  5. I Love You
         (Cole Porter) ・・・・ 5:08
  6. I'll Take Romance
         (O.Hammerstein II-B.Oakland) ・・・・ 5:46
  7. 116th and Lenox
         (Jackie McLean) ・・・・ 6:02





  Jackie McLean (as), Walter Bishop Jr. (p),
  Jimmy Garrison (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, October 20, 1959.






 この 1959 年に、 ジャッキー・マクリーン は 3 枚のリーダー・アルバムを録音しています.

  BLP-4051: "Jackie's Bag" (1957.1.18 録音)
  BLP-4013: "New Soil" (1959.5.2 録音)
  BLP-4023: "Swing, Swang, Swingin'" (1959.10.20 録音)

 "Jackie's Bag" がリリースされたのは 1961 年でした.

 その後も 1960 年代後半まで、年間数枚のリーダー・アルバムを吹き込んでいるので、ブルーノート を代表するミュージシャンの一人と言っても決して過言ではありません.
 それ以外にも 1950 年代の Prestige 、 1970 年代の SteepleChase ・・・・・




4024-2

 ブルーノート の音といえば、 ルディ・ヴァン・ゲルダー の録音.
 アルフレッド・ライオン と ヴァン・ゲルダー が出会ったのが 1954 年.

 当時は ヴァン・ゲルダー の ハッケンサック にある自宅の居間スタジオで録音していました.
 その後、新たに イングルウッド・クリフ にスタジオを新築したのが 1959 年 7 月.
 このアルバムはそんな新しいスタジオができた二か月後に録音されています.


 ワンホーンのカルテット編成.
 リズム・セクションは名の知れた人たちで、特に ウォーター・ビショップ・ジュニア らしさがでてるなぁ.
 ただ、ここではリズム・セクションの一人として、そんなに目立った感じではありませんがいい感じ.
 まぁそんなちょっと控えめな感じが好きなんですが.

 ウォーター・ビショップ・ジュニア と ジミー・ギャリソン は、 3 年後にあの名盤 "Speak Low" で共演しています.




Englewood Cliffs 00121
 ● Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey ●

 スタンダードが何曲か入っています.
 全体には軽快な相変わらずの ジャッキー・マクリーン 節 ・・・・・ 全開とまではいかないようですが.
 ボクの持っている ジャッキー・マクリーン のアルバムは Blue Note 版が 13 枚に他数枚.
 そこそこあるほうでしょうか.

 ただ、以前からジャッキー・マクリーン ってそんなに好きじゃないんだなぁ.
 なんとなくだけれど、ボク的には結構お喋り系のアルトって位置付けなんだよね.

 このアルバムに入っているスタンダードも、結構軽快に吹いています.
 まぁそれがスタイルと言えば、彼らしいというのかな.

 ちょっとかすれたような音で、一部ではその音色が彼らしい哀愁感と言われているようです.
 まぁ彼の名前を一躍有名にした "Left Alone" なんかは、バリバリの哀愁って言ってもいいでしょうが.



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 後年モーダルで、時にはフリーキーな演奏が目立ってきちゃうので、そういったところもあまり好きになれなかった部分かもしれません.


 好き嫌いな別にして、 ブルーノート を代表するミュージシャンと言っていいでしょう.

 ちなみに、このアルバム 1 曲目の "What's New?"が有名ですが、ボクは "116th and Lenox" が一番かな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 冬の気配を感じられるようになりました ・・・・・
 と言っても、まだまだ日が差すと暖かい.

 紅葉もようやく下まで降りてきた感じです.



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 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4L IS USM: F5.6 1/500秒 ISO-100 モノクロ フィルタ−緑 16mm ●

 一本の薄明光線 ・・・・・ にしてはちょっとボヤケ過ぎ.

 最近はいつもの風景をはじめ、部屋でもいろいろモノクロ撮影の練習.
 まぁ昨年の撮影会から結構チャレンジしてるんですよね.

 フィルターの効果もだんだんわかってきたので、自分がどんな感じで撮りたいか決めて、それで設定をほんの少しはできるようになってきた.

ただフォトコンはそんなモノクロ・データを再度カラー現像しちゃったりしてるんです (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Speak Low with a Request

 昨日は、夕方から一気に空模様が変わり、
 雷、強風、豪雨、そして小粒の雹まで ・・・・・・・・ 珍しく 1 時間以上そんな状態が続きました.
 そのため、市内のあちこちで水害も出てしまいました.

 今朝は曇り空の、涼しい朝です.
 そういえば昨日の夜は珍しくエアコン入れなくても眠ることができました.
 これで秋らしくなるのでしょうか、天気予報では秋も暑い日が続きそうなことを言っていますが ・・・・・





BishopJr001






  "Speak Low / Walter Bishop Jr."





  1.  Sometimes I'm Happy
  2.  Blues In The Closet
  3.  Green Dolphin Street
  4.  Alone Together
  5.  Milestones
  6.  Speak Low
  7.  Sometimes I'm Happy (Alt-tk)
  8.  Blues In The Closet (Alt-tk)
  9.  Speak Low (Alt-tk)




  Walter Bishop Jr. (p), Jimmy Garrison (b), G.T. Hogan (ds)
  Recorded on March 14, 1961. 






 このアルバムも、ジャズを聴き始めて最初に購入した数枚の中の一枚.
 当時、ジャズ屋のマスターから「これは、いいよ」って紹介され、購入しました.
 まぁ、当時はわかったような、わからないような、そんな感じ.
 今持っている CD は '94 年に発売された一部紙ジャケットのもので、ボーナス・トラックが 3 曲含まれています.




BishopJr001-2

 先日書いた ホンタケ のアルバムのように、このアルバムも有名なスタンダードだけで構成されています.
 このアルバムは、 Walter Bishop Jr. を代表するアルバムです.
 その理由としては、"Jazz Time" というレーベルの希少価値と、彼自身のリーダー・アルバムの少なさなんかが挙げられるんじゃないでしょうか.

 "Jazz Time" というマイナー・レーベルは、確か数枚のアルバム ( 3 枚でしたっけ ? ・・・ どこかに書いてあるはずです) しか作っていません ・・・・ 前に書いた "Bash ! / Dave Bailey" は、同じ系列の "Jazz Line" で作られています.
 合わせて 5 枚のアルバムだけですか ・・・・・ そのうちの数枚が 「幻の名盤」 的な評価ですので、今になって思えば、もっといいアルバム作れたようにも感じますね.
 ただ、このアルバムもアメリカではそんなには騒がれていませんので、英文 Wiki 見ても、Discography にはこのアルバムが書かれていません.
 最初の部分に、 60 年代初期にこのトリオでやっていたことくらいしか書かれていませんね.



 Walter Bishop Jr. は、 Charlie Parker, Miles Davis, Jackie McLean, Curtis Fuller などとも共演した、Bud Powell のようなハード・バップ・ピアニストですが、やはり地味です.
 転がるような音と、ちょっと独特な間の取り方が、日本人にはグッとくるんじゃないでしょうか.
 ちょっとアップ・テンプの "Blues In The Closet" のような曲でも、グッとくるようなソロを弾いています.
 ちょっと語尾がはっきりしないようなところもあるけれど、そういったところが逆に、おしゃべりで軽薄な男っぽくなくて、ボクは好きです.


 昔で言う、 B 面の "Alone Together" がなんと言っても一番好きです.
 このアルバムはいつ聴いてもホッとできるようなアルバム.
 ルーキーにもお勧めできるアルバムです.





Inter-FM 76.1MHz
 
 次の日曜日は "Jazz Conversation" の生放送リクエスト大会のようです.
 いろいろお世話になっていますので、場賑やかしの意味でもリクエストします.


 ただし、いつものように聴くことはできません.
 ホームページで、今何がかかっているかくらいしかわかりません.
 以前にもリクエストかかりましたし、メールも読んでいただいたようです ・・・・ 逆にこういうのって、聴けなかった分ストレスが大きくなってしまいますが、それでもいいかっ! このあたりをあまり書くとまた叱られてしまいそうですので.
 ちょっとばかり自虐的にいきます(笑).


 みなさんどんなリクエストするんだろう?
 ボクは引き出し少ないから、大体は決まっていますが、リクエストっていう行為自体面白いですよね.
 みんなに聞いて欲しい曲だったり、
 その曲にまつわるエピソードを聴いて欲しかったり、
 さらにはその曲に関係した自分自身の想い出だったり ・・・・・

 リクエストの思いは、千差万別です.
 逆にそういう部分の、みなさんのお話を聴くほうが楽しそうですよね.


 上の絵をコピーに、Inter-FM のページを覗いてみたら、小川さんも番組ブログを更新していました.
 どうも最近、小川さんに限らずこういったような、ある意味 Link することが多くて、笑っちゃいます.
 決して真似てる訳ではないのですが ・・・・.


 当然 1 曲丸ごとかけている時間はないので、曲の途中でカットのようですが、これは仕方ないですよね.
 それでも、 1 時間だから 6〜7 曲くらいかな ・・・ 当然のように、いつもの蘊蓄が入らないとおもしろくないでしょうから.
 まぁ、結果は番組ブログでも見るとしましょう.



 さて、また暑い日差しが出てきました.
 今日はお休みなので、ちょっとばかりお出かけでもしてきます.
 朝の風は涼しかったのですが ・・・・・ これから、また暑くなりそうです.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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