When_Sunny_Gets_Blue

Poppy

 今日は朝早くからお仕事でした.
 昨日は雨の心配をしたりしましたが、まったくそんな心配のいらない一日で暑いくらい.

 午後 1 時過ぎに家に帰ってきましたが、ちょっとばかりお疲れモード
 遅めの昼食とって、リビングのソファーでテレビを眺めていたら、いつの間にか 10 分ほど爆睡.




06 005

 気がついたら曇り空になっていました (写真は夕方、東の空)

 今日の午後は何にも予定を入れておかなかったので、中途半端な時間を利用してブログでも書いてみましょう.





 今日も TBM ・・・・・・・・
 今日のアルバムはとてもリリカルなピアノのアルバム.








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  " Poppy / 今田勝 "




  1. Misty
        (E.Garner-J.Burke) ・・・・・ 4:38
  2. When Sunny Gets Blue
        (J.Segal-M.Fisher) ・・・・・ 4:38
  3. Left Alone
        (M.Waldron-B.Holiday) ・・・・・ 4:53
  4. Polka Dots And Moonbeams
        (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 4:45
  5. Sea Weeds
        (M.Imada) ・・・・・ 5:01
  6. Poppy
        (M.Imada) ・・・・・ 6:42
  7. Ascent
        (M.Imada) ・・・・・ 7:23




 今田勝 (p), 福井五十雄 (b), 小津昌彦 (ds)
 Recorded at AOI Studio, Tokyo, January 25 & 26, 1973.






 1 曲目から 4 曲目までが、アナログ盤で言うところの A 面で、この 4 曲は 今田勝 のソロピアノ.
 演奏されている曲はすべて有名な曲ばかり.
 残りの 3 曲がトリオでの演奏で、 3 曲共 今田勝 のオリジナル曲です.

 好みとしてはピアノ・ソロよりもトリオの演奏のほうが好きですが、こういったスロー・バラードはソロ演奏もピタッとはまりますね.




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 このアルバムも録音がとてもいいですね.
 ボクの部屋のなんちゃってオーディオでも、何となくその良さがわかるような気がします.


 4 曲目までスローバラードが並んでします.
 ボクが特にうれしかったのが、 2 曲目の "When Sunny Gets Blue" と 4 曲目の "Polka Dots And Moonbeams" ・・・・・・


 ちなみに、オリジナル・アルバムには "When Sunny Gets Blue" を "サニーが憂鬱になったとき" と書かれています.
 この当時って、結構こういった日本語での曲名を表記しているアルバムがあります.
 確かに間違いではないですが ・・・・・・・・ あまりに直訳過ぎませんかねぇ (笑)
 この曲について少し調べてみたものの、詳細まではよくわかりませんでした.


 1956 年 ナット・キング・コール によって歌われ、翌年には ジョニー・マティス によってヒットしています.
 ジャック・シーガル と マービン・フィッシャー が サニー・ゲイル のためにニューヨークで書いた曲だったのですが、歌われることなく ナット・キング・コール が.
 その後 1 年間で 8 人の歌手がレコーディングするほどヒットしました.

 ちなみにタイトルの Sunny は、歌詞にでてくる女の子のニックネームのようです.




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 これがその ナット・キング・コール のアルバム.
 このジャケット写真を捜していたら、ブログ友の azumino さんのブログ に行きつきました.
 世の中狭いなぁ ・・・・ (笑)

 ただ "When Sunny Gets Blue" のことについては書かれていませんでしたので、この曲についてはもっとほかのお勧めがあるのでしょうか.
 機会があれば聞いてみましょう ・・・・・・・ ちなみにこのアルバム、購入予定です.


 このアルバムに入っていて azumino さんが絶賛していた "Stardust" ですが、映画 "めぐり逢えたら" (トム・ハンクス、メグ・ライアン 出演) の中でも流れていましたね.
 そういえば "When I Fall in Love" もこの映画では流れています.
 折角だからこれからもう一度この映画でも観てみよう.



 それとボクな好きな "Polka Dots And Moonbeams" ・・・・・・ ビル・エバンス の演奏でも有名ですね.
 この曲も大好きなので、こういった曲が入っているだけでもちょっとラッキーと思ってしまいます.



 アルバム全体が4曲目までのようなスローバラードばかりだったら、ボクの中ではそれほど印象に残らなかったかもしれません.
 後半のピアノ・トリオの演奏がいいんですね.

 アルバム全体に漂う 今田リリシズム の中で、後半 "Sea Weeds" から "Ascent" へとだんだん高揚していくような感じがとても心地良いのです.




 
 アルバム・タイトルの Poppy ってよく聞くけれどどういう意味なんだろ ・・・・・・
 その昔 「車にポピー ・・・・」 なんていうのもありました ・・・・・ っていうか、現在もまだ商品としてありました.




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 調べたら けしの花 のことを言うんですね.

 そう言えば 「赤く咲くのは けしの花 ・・・・・」 なんて、その昔 宇多田 のお母さんが歌っていました.

 けし と言えば あへん法 により栽培等が禁止されているイメージが強いのですが、栽培しても問題ないものもたくさんあるようです.
 写真の花は 剛毛 が多いので、きっと栽培してもいいものではないかな.
 さらに 「丘の上ひなげしの花が ・・・・・」 という歌で有名な ひなげし なんていうものもあります.
 花には全くもって疎いので、このあたりで止めておきましょう.




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 このアルバムのライナー・ノーツは 今田勝 本人が書いておりました.
 アナログ盤の頃も TBM のライナー・ノーツは、他のレーベルのライナー・ノーツがほぼ正方形だったのにちょっとデザインがちがっていました.
 今回の紙ジャケットの Blu-spec CD でも、それも忠実に再現してあります ・・・・・・ が、忠実すぎて字が読みにくい.
 年寄りには字が小さすぎ、ツライなぁ (笑)

 そんなライナー・ノーツには TBM プロデューサー 藤井武 との出会いから、レコーディングに至るまでのことも簡単に書かれていました.


 普段こういったライナー・ノーツをほとんど読まないボクですが、この TBM シリーズに関しては懐かしさもありみんな読んでいます.
 いろいろ個性的で、とても面白いんですよ.




 TBM のアルバムって、改めて聴くと本当に面白い発見がゴロゴロ.
 やっぱり無理してでも、アブストラクティブな演奏も購入しようかなぁ ・・・・・・・


 本気で考えている今日この頃なのであります (笑)



 さて、今日はお疲れですので早めに休もうか.
 明日からまた、一週間が始まりますので.

When Sunny Gets Blue

 昨日と打って変って暖かい風の吹く一日でした.
 ただ午後からは重い雲が西の空一面を覆ってしまいました.
 黄砂の影響か、車の上は黄色っぽく砂埃がいっぱいです.


 ウッドデッキの手すり部分の一部が、とうとう根元から外れてしまいました.
 10年も経つと、どうしても木が腐ってきます.
 一応キシラデコールを塗っていたのですが、留め金具の下はさすがに塗れませんので.
 残っている手すり部分も、数年先には外れてしまいそうです.
 デッキ自体も、部分的に腐りかけているところが目立つようになってきました.

 モグラにボコられた芝生といい、そろそろ庭の大改修を考えないといけないかな.
 庭の改修といっても、結構お金かかるからな〜.



 そんなことを考えていたら、今日の天気のように心が少しばかり重くなってきました.
 仕事も少しばかり忙しく、ちょっとばかり頭を使わなければならないことも多く ・・・・・・ .



 ・・・・・ When Moto-san get Blue って気分です.





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  "Tender Feelin's / Duke Pearson"





  1. Bluebird Of Happiness
  2. I'm A Fool To Want You
  3. I Love You
  4. When Sunny Gets Blue
  5. The Golden Striker
  6. On Green Dolphin Street
  7. 3 A.M.





  Duke Pearson (p), Gene Taylor (b), Lex Humphries (ds)
  tk 4 & 6    Recorded December 16, 1959.
  tk 1-3, 5, 7  Recorded December 19, 1959.







 アルバム・タイトル通り、優しさが漂う素敵なアルバムです.
 曲目も、ほとんどが有名なスタンダード曲 ・・・・ 最後の曲だけが彼のオリジナルですが、この曲自体収録が終わった後即興的に演奏されたというようなことが書かれていました.
 Blue Note をきちんと聴くようになって ・・・・・ きちんとか、どうかはまだまだ微妙かな ・・・・・ 良さを知ったミュージシャンの一人です.
 それまでは、全くと言っていいほど興味なかったので.




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 このアルバムは、BLP 4022 "Profile" と同じメンバーで、演奏している曲も同じようにスタンダードが中心になっています.
 聴いていてホッとできるような、非常に心地よい演奏です.
 でも BLP 4191 "Wahoo !" や、 BLP 4252 "Sweet Honey Bee" も、まったく違った演奏ではありますが、素敵です.
 Duke Pearson も、 Blue Note の中でいろいろな顔を見せてくれますよね.


 さて、 "When Sunny Gets Blue" ですが、ピアノ・トリオで真っ先に思い出すのは、当然 本田竹廣 です.
 あの "This is Honda" での演奏ですよね.
 あの演奏で、ボクはこの曲が大好きになりました. 
 この Duke Pearson の演奏も、 ホンタケ ほどグッとくるような、ちょっと重めの演奏ではありませんが、軽やかなタッチの軽妙な演奏に仕上がっています.
 とにかく、一連の演奏が聴き易いです. 

 先日の Ornette Coleman のアルバムとは違い、ルーキーの皆さんにも十分勧めることのできるアルバムです.



 ブログを書いていたら、いつの間にか雨が窓を叩いています.
 明日も午前中くらいは天気が悪そうです.


 こんな夜には、こういうアルバムが似合いそうです ・・・・・ 少しは Blue な気分も晴れるかも.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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