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Return To Forever

 iPad が戻ってきました.
 結果的に問題がわからなかったようです.
 ただ、日曜日に使った時にはかなり酷い状態だったので、 Apple での検証作業でトラブルが解消された可能性もあるということが説明書に書かれていました.

 復元作業を終え少し使用してみましたが、確かにまったく問題なくホーム・ボタンが機能しています.
 とりあえずはしばらく様子をみることにします.
 まだ購入してわずか (・・・ と言っても 第 3 世代 ですが) なので、交換されなくてもまったく問題ありません.
 逆に、交換になってしまうと入っていた刻印を同じにするため数週間かかってしまうということだったので、早く帰って来てもらって助かりました.
 きちんと使用できれば、それで満足ですので.




 同じ 戻ってきた と言っても、こちらのアルバムはもっと壮大.
 "永遠への回帰" らしいのですが、音楽を聴く限りどこが永遠への回帰なのか、ボクにはわかりかねます.
 ずいぶん前のアルバムですねぇ ・・・・・・・ あの頃は衝撃的なアルバムだったのに.






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   " Return to Forever / Chick Corea "




  1. Return to Forever
        (C.Corea) ・・・・・ 12:06
  2. Crystal Silence
        (C.Corea) ・・・・・ 6:59
  3. What Game Shall We Play Today
        (C.Corea-N.Porter) ・・・・・ 4:30
  4. Sometime Ago - La Fiesta
        (C.Corea-N.Porter-S.Clarke-J.Farrell) ・・・・・ 23:13




  Joe Farrell (fl.ss), Chick Corea (el-p),
  Stanley Clarke (b.el-b), Airto Moreira (ds),
  Flora Purim (vo.perc)

  Recorded at A&R Studios, NYC, February 2 - 3, 1972.





 アナログ盤を聴いていた頃には購入しなかったアルバムです.
 かなりのブランクを経て、 CD を聴くようになってから購入しました.
 今でこそどうってことない演奏ですが、当時はかなりインパクトのあったアルバム.
 モダン・ジャズにこだわるジャズ屋では、到底リクエストなどできませんし、リクエストしたとしても拒否されるのがオチでしょう.

 大体が、レーベルの ECM というだけでもアウトでしたので ・・・・・・ 物凄く封建的な時代でした (笑)



 このアルバムは チック・コリア のアルバムで、アルバム・タイトルが "Return to Forever" なのですが、その後このメンバーで "Return to Forever" というグループ名を使って演奏活動を行うようになりました.
 メンバーは幾度となく入れ替わりましたが、このグループ名は引き継がれました.





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 アルバム全体が、透き通るような音で調和されています.
 やっぱり、 チック・コリア のエレクトリック・ピアノの音がこのアルバム全体を支配している感じですね.


 ジョー・ファレル は、最近特に好きになったミュージシャン ・・・・・ シリアス という固い殻を脱ぎ捨てたら、軽い音楽もまったく楽しめてしまいましたので.
 このアルバムでは 1 曲を除いてフルートの演奏ですが、結構いい演奏です.
 2 曲目の "Crystal Silence" でのソプラノの音色は、先日聞いた コルトレーン のソプラノとはまったく違います.
 "Sometime Ago - La Fiesta" では、軽快な中盤まではフルートで、エキサイティングな終盤はソプラノ・サックスに持ち変えています.
 フュージョンというと何となく軽い感じがしますが、この演奏は後半のインタープレイもスリリングですし、なによりバックのリズムがパワフルです.

 そして、それらいろいろな要素がバランス良く調和している感じがします.

 このアルバムを機に、グループ活動をしていったのがわかるような気がします.


 このグループは、この後 チック・コリア (key) 、 スタンリー・クラーク (b) 、 アル・ディ・メオラ (g) 、 レニー・ホワイト (ds) というメンバーで、黄金期を迎えます ・・・・・ 第二期 RTF .


 ジャズ全体が大きな変化を見せ始めていた 1970 年代はじめ、 一つの方向性を示したアルバムでもありました.




 いいお天気でしたねぇ ・・・・・・・
 今日はお休みだったので、朝もゆっくり ・・・・・・・・ ベッドから見る青空がとってもきれいでした.
 ただ、気温はかなり低くなってきました.
 そろそろ暖房が必要でしょうか.




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 SH-06D NERV の メジャー・アップデート なるお知らせが少し前にやってきました.
 トホホ、よくわからない ・・・・・・ スマホ や iPad (特にアプリの) など、アップデート多すぎです.
 今日お休みだったので、購入 3 カ月の無料点検に Docomo Shop へ.

  メジャー・アップデート のことも聞いて、家に帰って来てからアップデート開始.
 これがまた、かなり大変だったりして ・・・・・・・・ 汗


 アップデートファイルを PC に一度ダウンロードして、さらにスマホの SD カードにコピーして ・・・・・・・ 危うく SH-06D のデータをダウンロードしそうになりましたが、直前で気がついてヤレヤレ.

 アップデート自体はすんなりと一回で終了.
 ところが、いくつかのアプリでいきなり初回登録のような画面が現れ真っ青 ・・・・・・ えっ!!! 前のデータ消えたの !!??


 ・・・・・・ でしたが、なんとか以前のデータを復元できて、再びヤレヤレ.

 若干チェックボックスのデザインなどが変わったようですが、まぁなんとか慣れるでしょ.

 
 歳とってくるとこういった操作が非常に面倒で、わからないことばかり.


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 疲れました、ハフッ.

Everytime We Say Goodbye

 iPad のホームキーの動作不良がかなり酷い.
 土日、 いつもの講習会 で使用したのですが、ほとんどホームキーが働きません.
 仕方ないのでスリープボタンを押して、ホーム画面に ・・・・・・・・ .


 そして今日の夕方、 ヤマト運輸 に引き取られていきました.
 事前の話では、多分新しいものに交換されてしまうようです.
 まぁ、新しいと言っても第 3 世代には変わりないでしょうね、きっと.


 そんな iPad に goobye を ・・・・・・・・・
 "Everytime We Say Goodbye" でも聴いてみましょう.


 昔は結構このミュージシャンの演奏を真剣に聴いていた時期もありましたが、最近はなかなか棚から引きずり出すことがなくなってきました.
 真剣に聴けば聴くほど ・・・・・・・・・ 疲れます.


 


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   " My Favorite Things / John Coltrane " 





  1. My Favorite Things
       (R.Rodgers - O.Hammerstein) ・・・・・ 13:41
  2. Everytime We Say Goodbye
       (C.Porter) ・・・・・ 5:39
  3. Summertime
       (D.B.Heyward - G.Gershwin) ・・・・・ 11:31
  4. But Not For Me
       (G.Gershwin - I.Gershwin) ・・・・・ 9:34





  John Coltrane (ss.ts), McCoy Tyner (p), Steve Davis (b),
  Elvin Jones (ds)
  Recorded at October 21 & 24 & 26, 1960.





 「私は聖者になりたい ・・・・・」

 1966 年 7 月の来日時インタビューで、彼が答えた有名な言葉です.




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 ジョン・コルトレーン は 1926 年 9 月 23 日 ノースカロライナ州 生まれ、 1967 年 7 月 17 日肝臓癌のため死去、享年 40 歳.
 陽の目を浴びたのは 1955 年 マイルス・デイヴィス のグループに加入してからで、亡くなるまでのわずか12年ほどの短い活動期間にもかかわらず、非常に多くのアルバムを残しており、現在でも未発表テープなどが発掘されています.
 彼のアルバムのほとんどが、廃盤になることなく市場に出回っています. 


 ジャズを少しでも聴いている人にとっては、 マイルス・デイヴィス と並ぶくらい有名なミュージシャン ・・・・・ ひょっとすると、ジャズなんて聴かない人でも名前くらい知っている人がいそうです.
 演奏スタイルが独特で、とにかく力強く、よくしゃべる ・・・・・・・ アイラ・ギトラー (アメリカのジャズ評論家) はそんなスタイルを "シーツ・オブ・サウンド" と形容し、 コルトレーン の代名詞にもなっています.

 詳しい彼の経歴なんかは、いろいろな所にたくさん書かれているので、ボクなんかが改めて書く必要はないでしょう.




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 このアルバムは、 Prestige から アトランティック へ移籍後作られたアルバム.
 アルバム・タイトル曲の "My Favorite Things" は、映画 "サウンド・オブ・ミュージック" の挿入歌としても有名ですが、 コルトレーン を代表するレパートリーとしても有名で、その後多くのジャズ・ミュージシャンたちにも演奏されている曲です.


 このアルバムでは ソプラノ・サックス で 2 曲演奏していますが、このサックスは マイルス が独立しようとしていた コルトレーン を引きとめるための一つの手段としてプレゼントしたもの ・・・・・・ セルマー の最高級品というようなことが "マイルス・デイヴィスの真実" の中でも語られていました.
 当時独立しようとしていた コルトレーン を引きとめようとした マイルス の、いくつかのエピソードが結構面白いですよ.

 このアルバムから、それまであまり使われることのなかった ソプラノ・サックス が表舞台に出ました ・・・・・・ 彼自身はもちろん他のミュージシャンたちも、その後は ソプラノ・サックス を使った演奏が増え、今ではジャズの演奏楽器としてまったく違和感がなくなっています.


 このアルバム、 "My Favorite Things" はもちろんいいのですが、最近のボクには 2 曲目の "Everytime We Say Goodbye" .
 この曲は 1944 年、ミュージカル "Seven Lively Arts" のために コール・ポーター が作った曲です.
 正しい曲名は "Ev'ry Time We Say Goodbye" のようですが、"ev'ry" を "every" と変えて表記しているものも多いですね.
 
 ちなみに同名の映画が 1986 年に トム・ハンクス 主演で公開されたようですが、ボクはまったく知りません.




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 3 曲目には、これまた有名なスタンダード "Summertime" が入っていますが、かなりアップテンポで、バリバリ吹いちゃっているので聴く側の好き嫌いがありそうですね.
 コルトレーン の演奏って、 BGM 的に軽くかけておくということができず、どうしてもその音の中に引きずり込まれて、ついつい聴き入ってしまうためかなり疲れてしまいます.
 聴いていると確かにグッとくるような部分が多くありますが、あまりにもそういう部分の連続で、休む暇がない ・・・・・ って感じです.
 だから、スローテンポのバラードなんかを演奏すると、ちょうどいい感じなんですよね.


 季節は秋です、 "Summertime" よりはやっぱり "Everytime We Say Goodbye" でしょうか.






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 午前中低く垂れこめていた雲も、午後には少しだけに.
 それでも気温は低く、雲も結構低めですね.



 金曜日から久しぶりに山梨でした.
 時間的に余裕があったので、 清里 経由でのんびりとドライブ.
 距離的には、 岡谷 経由で中央道使うよりも短いのですが、時間的にはかなりかかってしまいますし、体感距離も実際の距離よりもはるかに遠く感じてしまいます.




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 山梨で いつもの講習会 を開くのは 2 年ぶり.
 今回は金曜日の準備からトラブル続きでした.

 金曜日の準備で、シミュレータの付属機器が業者から届いていないのが判明.
 これがないとシミュレータ作動しないので ・・・・・・・・・ 真っ青.
 業者が誤って付属機器を発送し忘れたためで、土日の配送は困難 ・・・・・・・ さらに真っ青.
 幸い同じ機械が県内の施設にあることがわかり、土曜日の朝持ってきてもらう段取りがつき、ようやくホッと一安心.

 気分一新、土曜日の講習会当日ですが、施設関係者がやってきて 「 9 時に電源を一瞬落としますのでよろしく ・・・・ 」 と言われても、ちょうど PC と プロジェクター を使ってビデオ流している時間 ・・・・・・ 仕方ないので、アジェンダを一部変更.
 9 時に電源が切り替わり、PCなどはすべてリセット作業して、講習再開


 ・・・・・・ ホッと一息ついたものの、
 今度は PC の音が会場のスピーカーから出なくなってしまいました.
 いろいろやったけれど全然ダメ ・・・・・・・ またまた、真っ青.
 急遽、 PC 用のスピーカーを探してきてそれでなんとか対応 ・・・・・・ 原因は、施設の非常電源以外の電源が、点検のためすべてダウンしていたため.

 日曜日にはプロジェクターも使用できなくなり、これまた急きょ使用していなかった大型ディスプレイで何とか対応 ・・・・・・・ 心臓に悪い.
 さらに受講生の一人が病気入院になったり、当初予定していた昼食の出前がダメになったりと ・・・・・・・・・・


 そんなアクシデント続きの講習会だったのですが、終わってみればキチンと当初の予定通り ・・・・・・・ アンビリバボッ !!!



 山梨は、 10 年以上前からこういった医学教育のために通っていた場所です.
 今回はそんな昔に一緒に活動していた仲間とも飲むことができ、いいリフレッシュになりました.



 数年後には、こんな話も懐かしい笑い話になっていそうです.

Midnight Blue

 日一日と秋の気配 ・・・・・・ 寒さが気になるようになってきました.
 周りの景色も、緑から徐々に黄色やオレンジに色を変え始めました.
 高い山ではすでに冠雪も、信州の短い秋です.



 そんな秋の長い夜に聴くにはピッタリのアルバム.
 こてこてのブルース・フィーリングいっぱいで、とてもブルージーな演奏が楽しめます.




 

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    " Midnight Blue / Kenny Burrell " (BLP-4123)





   1. Chitlins con Carne
       (K.Burrell) ・・・・・ 5:25
   2. Mule
       (K.Burrell-M.Holley Jr.) ・・・・・ 6:53
   3. Soul Lament
       (K.Burrell) ・・・・・ 2:39
   4. Midnight Blue
       (K.Burrell) ・・・・・ 3:59
   5. Wavy Gravy
       (K.Burrell) ・・・・・ 5:43
   6. Gee Baby, Ain't I Good to You
       (A.Razaf-D.Redman) ・・・・・ 4:21
   7. Saturday Night Blues
       (K.Burrell) ・・・・・ 6:13
   8. Kenny's Sound : (Bonus Track)
       (K.Burrell) ・・・・・ 4:39
   9. K Twist : (Bonus Track)
       (K.Burrell) ・・・・・ 3:35

    (# 8 & 9 Not part of the original album)





   Stanley Turrentine (ts), Kenny Burrell (g), Major Holley Jr. (b),
   Bill English (ds), Ray Barretto (conga)
   Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, January 8, 1963.







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 いいね、いいね ・・・・・・ こんな感じのアルバム、大好きです.
 ここにもボクの大好きな スタンレー・タレンタイン 先生、おいでじゃないですか.
 この手の演奏に、こういう感じのテナーはピッタリですね ・・・・・ そうかと言って、彼ばかり聴いているとちょっと飽きてしまいますが (笑) .
 どうして日本のジャズ喫茶では人気なかったのでしょう.
 ボクの通っていたジャズ屋でもほとんどかからなかった ・・・・・・ このアルバムではなく、 タレンタイン のアルバムが.



 ケニー・バレル は、 1931 年 7 月 31 日 ミシガン州 デトロイト 出身のジャズ・ギタリスト.
 Blue Note 、 Prestige をはじめ多くのレーベルに 100 枚を超えるアルバムを残しています.
 前にも書いたけれど、彼のギターから出るブルース・フィーリング溢れる音が何とも言えずにいいんです.
 グラント・グリーン のギターもブルージーなのですが、 ケニー・バレル のギターのほうが都会的な雰囲気があり、キレがあるイメージをボクは持っています. 
 そんなところが好きなんですよね.




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 1 曲目の "Chitlins con Carne" なんて、出だしの数フレーズ聴いただけで、どっぷりブルージーな世界に吸い込まれてしまいます.
 レイ・バレット のコンガが程よいラテン・テイストを醸して、そこに タレンタイン がいつの間にかいたりしちゃうんだから.
 後半のテナーとギターのやり取りも、いい感じだなぁ.



 3 曲目の "Soul Lament" なんて、ほんとにヤバい.
 ほとんどテーマ・メロディの繰り返しだけの曲なのですが.
 こんな曲深夜に聴いたら、マジにヤバいです ・・・・・・ このギター・ソロは.
 深夜客の少なくなったジャズ屋のカウンターで、一人こんな曲聴いた日には ・・・・・・


 そしてアルバム・タイトル曲でもある、 "Midnight Blue" ・・・・・ 前の曲もそうだけれど、本当に曲作りもうまいなぁ.
 こういったキレのあるギターがいいんですよね.
 リズムも軽快で気持ちいいし ・・・・・・・・ 超ゴキゲンな曲です.



 このアルバムはいつ聴いても、本当にゴキゲンなアルバムです.







 さてさて、どうも最近 iPad のホーム・ボタンが調子悪いのです ・・・・・ 押してもホームに戻らず、何回も押してようやくホームに.
 一度できちんと戻ることもありますが、どうも調子悪し.
 仕方なくサポートセンターへ問い合わせです ・・・・・・ 今日は珍しくすぐに電話が通じました.

 最初に出た方は若い男性で、どうもいま一つ ・・・・・ 対応が決して悪いんじゃないんだけれど、どうもいま一つなんですよね、全体的に.
 データのバックアップ、復元処理の手順などを電話で説明聞きながら操作.
 その合い間にもちょっとわからないことを聴いたりしたのですが ・・・・・・・ どうも、微妙に返事がいま一つなんですよね.
 決して対応が良くないとか、違ったことを言っている訳ではないんですよ ・・・・・・・ どうもいま一つ.

 復元 作業の説明から、違う方に電話が変わりました.
 肩書き忘れてしまいましたが、上の立場の方のようです.
 一応普通の対応で、今後の対応などを確認して電話はいったん切断.




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 結構時間のかかった 復元 作業も完了.
 再度トライしてみたものの、やっぱり反応が悪いため、メーカーにお預けの予定です.
 ただ来週末 いつもの講習会 でどうしても必要なため、回収は再来週へ.
 お話しを聴いていた限りでは、修理というよりは新品交換になるような感じです.


 ほとんどのデータは問題なく復元できましたが、写真にあるような音楽データはすべてダメ.
 まぁみんな iTunes に入っているアルバムばかりなので、このデータ自体は簡単にインポートできるので良しとしましょう.


 Apple から確認もメールが先ほど届きました.
 でも、日本語にして欲しいです ・・・・・ なぜに英語なのか、意味不明.


 前回 iPod の回収では大きなトラブルに見舞われてしまいましたが、今回は大丈夫かな.
 前回のトラブルは Apple と回収業者の連絡がうまくいってなかったため、結果的にボクの方にそのツケが回ってきて、 Apple にとってはボクがクレーマーというような印象を与えているんでしょうね、きっと.

 いろいろな意味で Apple の対応はかなりしっかりしていると思っているのですが、時としてこういうことも起こってしまいます.



 今回はスムーズに事が運ぶことを期待しています.

Street Of Dreams

 先日取り上げた "Lazy Afternoon" ・・・・・・ 他の演奏も聴いてみましょうか.
 このアルバムは、あまり聴かないアルバムなので、こういう機会でもないと ・・・・・・・・ .




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   " Street Of Dreams / Grant Green " (BLP-4253)





  1. I Wish You Love
         (C.Trenet) ・・・・・ 8:43
  2. Lazy Afternoon
         (J.Latouche-J.Moross) ・・・・・ 7:41
  3. Street Of Dreams
         (V.Young-S.Lewis) ・・・・・ 8:59  
  4. Somewhere In The Night
         (M.Gordon-J.Myrow) ・・・・・ 8:01





  Bobby Hutcherson (vib), Larry Young (org),
  Grant Green (g), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 16, 1964.





 
 気がついたら、 Grant Green のアルバムが結構な枚数になっていました.
 Blue Note でのリーダー・アルバムが多いので、当然と言えば当然なのでしょうが.
 でもボク自身、 Grant Green が好きなギタリストなのか正直よくわかりません.
 Kenny Burrell なんかのほうが、絶対に好きです.
 でも持っているアルバムの枚数は、圧倒的に Grant Green が多いのです.
 このあたりが、 Jazz っぽいとでも言いましょうか (笑) .


 このアルバムは、メンバー的にもボクのとってビミョーなメンバーなので、ほとんどお蔵入りに近いアルバムです.
 ビミョーなメンバー、と言ってもそれぞれは皆さん実績のある方たちばかり.
 Grant Green と新主流派を代表するような面々との組み合わせが、ボクにとってはちょっとね.




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 "Lazy Afternoon" の演奏も、確かにアーシーで、ブルージーなのですが ・・・・・・
 ちょっとボクの求めている雰囲気とは、微妙に違うんですよね.
 この曲に関しては、もっと静寂感のあるような演奏がボクは好きなのであります.  
 やっぱり "Basra / Pete La Roca" (BLP-4205) の演奏が、ボクのこの曲のイメージなのです.

 あの演奏でのリリカルなピアノとテナー・サックスがねぇ ・・・・・・・・・ 最高です.

 このアルバムの演奏の中では "Lazy Afternoon" の演奏よりも、"Somewhere In The Night" の演奏のほうが好きです.



 Grant Green は、このアルバムのような新主流派的な演奏よりは、ハード・バップやファンキーあたりの演奏のほうが似合うんじゃないかと、前から思っています.
 だから、ボクが聴く頻度も圧倒的に 4000 番台から 4100 番台前半あたりがメインになっています.
 彼のアルバムをいろいろ聴いてみると、 Blue Note だけでもかなりいろいろなことにチャレンジしている感じがします.
 それがどうもボク的には、マイナスのイメージがしてしまいます.
 これはもう完全に好みの問題.


 なにかこのアルバムに関しては、ネガティブなことばかりになってしまいました.
 でも他の何枚かのアルバムのように、数年後に聴いてみたらまったく感じが変わるかもしれません.




 ジャズって ・・・・・・ 音楽ってそんなものですよね、きっと.











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 写真の左半分が "iPad Smart Case - ポリウレタン製 - (PRODUCT) RED" ・・・・ です.
 今までは "iPad Smart Cover - 革製 - (PRODUCT) RED" を使用していましたが (写真右側) 、頻繁に持ち運びするせいか外側が結構汚れてきました (表側を写真に撮ったら反射してしまったので、内側を撮りました) .
 使い込んでくすんで ・・・・・ 黒っぽくなってきた色も、それなりに素敵なんですが、何気なく Apple Store を覗いたのが運のつき ・・・・・・・ 結構値段も安かったので、ついいつもの Click で購入してしまいました.

 でやってきたものを見たら、その鮮やかな 赤 にビックリ.
 Smart Cover の赤も、購入した時は結構派手かなと思っていたのですが、こちらのケースの鮮やかさの比ではありません.
 肉眼で見ると、写真よりはるかにその違いがわかります.


 それだけに Apple マークの 白 がくっきりです.



 カバーの部分が、本体部分よりほんの少し小さくなっているためちょっと開きづらいのですが、それ以外は満足.
 当然、ボタン部分もピッタリです.




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 ここ数日、めっきり寒くなってきたことは幾度と書いていますが、夕日が山に隠れるのがすごく早くなっています.
 写真は 18:00 ちょっと前ですが、すでにお日様は隠れています ・・・・・・ 17:30 頃には隠れてしまいますね.



 明日は今年最後の夏休み.
 いつもの講習会のため東京ですが、どうも明日の天気がよくなさそうです.
 傘持参になりそうですね ・・・・・・・ 


 折角のお休み、 代官山 でもまったりと散歩しようと思っていたのに、雨の日のお散歩はねぇ.

Here To Stay

 先週金曜日から、第二回目のプチ・夏休み中です.

 といっても、 いつもの講習会 に夏休みを合わせているので、ほとんど休んでいる感じはしませんが、今日は家に引きこもって、講習会用資料の整理.
 いろいろ新しい資料を、いろいろなところから送っていただくので、その整理がかなり大変だったりします.


 ボクの iPad の容量は 32G なので、いらない資料を破棄していかないとすぐに容量オーバーになってしまいそうです.
 まぁ音楽データ ・・・・・ 110 枚ほど入っているのをロック・アルバムを少し削除すれば、それだけでもかなりの容量確保できるのですが (笑) .
なかなか、それはできない ・・・・・・・・・ 涙 .



 それにしても、残暑が厳しいですね.
 エアコンをできるだけ使わないように、窓を一杯開け、思いっきり風を入れているのですが、風があまり涼しくないんだもの.
 ボクはまぁお休みだから、暑い暑いと言いながら、ダルダルの時間を過ごしていますが、こんな日にも外で働いている人たちがたくさんいると思うと ・・・・・・・・
 きっと、身も心も融けてしまいそうじゃないでしょうか.






 そんな "Body and Soul" の入ったアルバムです.








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   " Here To Stay / Freddie Hubbard " (BST-84135)





    1. Philly Mignon
          (F.Hubbard) ・・・・ 5:28
    2. Father And Son
          (C.Massey) ・・・・ 6:34
    3. Body And Soul
          (Eyton-Green-Heyman-Sour) ・・・・ 6:26
    4. Nostrand And Fulton
          (F.Hubbard) ・・・・ 7:07
    5. Full Moon And Empty Arms
          (B.Kaye-T.Mossman) ・・・・ 5:25
    6. Assunta
          (C.Massey) ・・・・ 7:07





  Freddie Hubbard (tp), Wayne Shorter (ts), Cedar Walton (p),
  Reggie Workman (b), Philly Joe Jones (d)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 27, 1962.






 Blue Note によくある、オクラ入りアルバムの一枚です.
 このアルバムが陽の目を見たのは 1976 年、以前にも書いた マイケル・カスクーナ によって BNLA シリーズの一枚として、 "Hub Cap (BLP-4073)" の未発表曲と、このアルバムの演奏を加えた 2 枚組 (BN-LA 496-2) として発表されました.
 後年、このジャケット・デザインとオリジナル番号で復刻されました.




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 ボクがアルバム・ジャケットの写真を捜すのは、アメリカのホームページがほとんどなのですが、なかなかオリジナルのものが見つからなかったり、見つかったかと思うと画像が悪かったりと ・・・・・・・
 この写真も、よく見るとアルバムの番号が "62661" になっています.
 この番号は、アメリカでの再販分に記された番号で、ボクの持っている CD もこの番号でした.



 このアルバムは 新主流派 の面目躍如といった感じなのですが、中で目を引くのが "Body And Soul" だったりします.
 抜けるようなトーンで朗々とした演奏は、このアルバムの中でも群を抜いています.

 でもボクが一番初めにこのアルバムの中で気にいったのは、次の "Nostrand And Fulton" .
 最初、このピアノは McCoy Tyner ・・・・・ ?  
 なんて思ってしまうような、ピアノが印象的な演奏です.
 

 一曲目の "Philly Mignon" こそアップ・テンポの曲で、バリバリ吹く感じですが、他の曲はどちらかというとゆったりした感じの曲.
 ただ演奏自体はモーダルな演奏に仕上がっています.

 いつもながら、この時期の Blue Note のアルバムはみんなそこそこの演奏で、極端な "ナズレ" というアルバムはないように思います.
 だから棚の中に眠っている、ほとんど聴く機会のないようなアルバムも、たまにこうやって聴いてみると ・・・・・・ なるほどね、と納得してしまうのです.

 まぁ、この辺りから数年経過すると、完全にフリーキーな演奏などもたくさんあるので、痛い目にあう確率もグッと上昇してしまいますが (笑)







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 夕方になっても暑さは残っています.
 あまりにも家の中の暑さが抜けないので、 2 階のベランダにでて、写真を一枚.

 バルブ撮影に挑戦です.
 本当は 立山 でゆっくり撮るつもりだったのですが、あまりの寒さに早々にテントへ撤退.
 薄い雲がかかって、星がクリアに見れなかったこともあるのですが ・・・・・ .


 19:30 頃の風景を、 30 秒くらい開けて撮ってみました.
 何となく清涼感がある写真になりました.

電子書籍でも読んでみよう

 折角購入した iPad ですので、 "いつもの講習会" ばかりではなく、いろいろなことにも使ってみようかと.
 


 とりあえず音楽は ロック・アルバム を 80 枚ほど iTunes 経由で ・・・・・・ ジャズは到底入りきらないので、完全にシャットアウト.
 '70 年代中心の ハード・ロック などをチョイスです.
 あまり iPad で真剣に音楽を聴くという機会はなさそうなので、これ以上は入れる必要もなさそうです.



 動画ですが、今のところは "いつもの講習会" に使う映像のみ.
 "st@sh" というアプリを使っていますが、他の映像を入れようとしたところ iTunes からうまく移動できません.
 多分ファイル形式が違うからなのでしょうか ・・・・・ ????
 これは詳しい方に機会があったら聴いてみるつもりです.
 ただ、絶対に iPad に必要という動画でもないので ・・・・・・ (笑) .




 そして、最近少しずつハマっているのが 電子書籍.



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 若かりし頃は、それなりに純文学を読み漁っていたのですが、いつからかまったくというほど活字離れ.
 たまに読む本も、ミステリーなどの軽いものばかりになってしまいました.

  
 iPad 購入後、最初に入れたのが 植草甚一 氏の書籍 ・・・・・ 過去に、多くの書籍を読んでいたのですが、なんとなくまた読んでみたくなったので.
 そして、読み始めるとこの iPad で本を読むという行為が、ことのほか楽しいのです.
 スタバ でも時の経つのを忘れ、コーヒーが冷めきってしまうまで、読んでしまいます.



 写真は 紀伊国屋書店 の本棚 ・・・・・・ たった 4 冊しかありませんが、一応他にも数冊違うアプリで入っています.
 BookLive! のほうが、タイトル的には圧倒的に多いですね.
できればすべて 紀伊国屋書店 で購入したいのですが、欲しいものがなかなかなくて ・・・・・ .
 
 どこで購入しても同じアプリで読むことができると本棚の整理も楽なんですがね ・・・・・ それには PDF になってしまうのかな.



 実はこの写真の本、すべて過去にも読んだものばかりです.
 どうもジャズと同じで、過去に読んだことのあるものばかりをチョイスする傾向にあります.
 でも内容的にはほとんど忘れちゃっているので、もう一度読んでみようか ・・・・・ となるんですよね.

 そして昔はまったく気にもしなかったことが、電子書籍読むようになって気になり始めました.



 それは翻訳のこと.

 軽く読めて、楽しいミステリーということで、 シャーロック・ホームズ・シリーズ を購入しているのですが、一作目 "緋色の研究" と三作目 "バスカヴィル家の犬" は訳者が違います.
 で、読んだ感じもかなり違うんですね.
 このシリーズは、とにかくいろいろな出版社から翻訳出版されています.



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  "緋色の研究" は 光文社文庫版 で、訳者は 日暮雅通 、最近になって翻訳されたものです.
 もう一つの "バスカヴィル家の犬" は 創元推理文庫版 で、訳者は 阿部知二 ・・・・・・ 創元推理文庫 では、 深町真理子 訳で新訳版が刊行中なので、こちらの 阿部 版は旧作になります.


 読み易さでいうと、やっぱり 光文社文庫版 でしょうか.
 ただ、価格が当然違うんですよね ・・・・・・ 新しいものは当然高い.
 言葉の楽しさなどを深く追求するのではなく、ストーリーだけ追いかけることが目的だとしたら、安いもので十分でしょう ・・・・・ 安いからストーリーが変わってしまう訳ではないので.

 でも読み易さというのは、ちょっとばかり魅力なのですよね.


 何年かぶりで シャーロック・ホームズ を読んでいると、他にもいろいろ読みたくなってきました.
 ジョン・ル・カレ 、 ノエル・カレフ 、 モーリス・ルブラン 、 アガサ・クリスティー 、 エラリー・クイーン 、 ロス・マクドナルド 、 エド・マクベイン ・・・・・・・・・・・ 昔読み漁ったものばかり.


 雨降りだからミステリーでも勉強しよう、ワトスン君 (笑) .




 ミステリーばかりではちょっと、ということで サリンジャー のとある小説を捜しているのですが、電子書籍でヒットしません (涙) .
 仕方がないので "ナイン・ストーリーズ" でも読むことにしようか.
 

 数百円で購入できる 電子書籍 ・・・・・・・ 結構ハマってしまいそうです.

音速の貴公子

 元々、 iPad を購入した目的は "いつもの講習会" に使うためでした.
 先日の講習会でも、 iPad 持参のインストラクターが ・・・・・・



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 iPad の品評会ではないんですがなぇ ・・・・ (笑)

 真ん中の赤いのが、ボクの iPad.


 こういった講習会にはとても役立つことを再認識しています.
 これだったら、あっという間に元は取れそうです.


 今までは、 PDF 閲覧アプリの中では有名な "Good Reader" を使っていましたが、さらに動画を効果的に使うべく "Stash Pro" を入れてみました.



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 ビデオや写真といったファイルは、うまく整理しないととんでもないことになり、欲しい時に見つからないということが多々あります ・・・・・・ ボクのパソコンや HDD はいつになってもグチャグチャで、ファイルを探すのが一苦労.
 だからこういったアプリで整理できると、とても使い勝手がいいですね.


 きっとほかにもいろいろ便利なアプリがあるとは思うのですが、なかなかどれがいいのか判断つかないので、とりあえず仲間のインストラクターが使っているものを紹介してもらっています.
 ただ、いずれのアプリも英語なんですよね、日本語になればもっと取り扱い易いのに. 





 
 さて、ずっと前に頼んでおいた Blu-ray が、先週届きました.
 そのうちの一本は "スイニートッド フリート街の悪魔の理髪師" なのですが、かなりダークな映画で ・・・・・・
 同じダークさが漂う映画で "スリーピー・ホロウ" がありましたが、ボクは絶対に "スリーピー・ホロウ" .
  "スイニートッド ・・・・・ " は、あまりにも残酷で悲しいミュージカルで、やるせなさばかりが残ってしまい、ちょっとねぇという感じでした.

 だからこの映画についてはパスして、同時に届いた他の映画のことでも書いてみましょう.




 この Blu-ray は廉価価格になったので購入しました.
 T-SQUARE の "TRUTH" がどこからとも聴こえてくるようです.
 とってもバブリーな時代に、日本中がなぜか熱中していましたよね ・・・・ 車のことなんか全く知らないようなオバチャンまで (笑) .





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  アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ ( 原題: Senna )





  監督 : アシフ・カパディア
  脚本 : マニッシュ・パンディ
  製作 : ジェームズ・ゲイ=リース、 ティム・ビーヴァン、
        エリック・フェルナー
  製作総指揮 : 
        ケヴィン・マクドナルド、 マニッシュ・パンディ、
        デブラ・ヘイワード、 ライザ・チェイシン
  出演 : アイルトン・セナ、 アラン・プロスト
  音楽 : アントニオ・ピント
  編集 : グレッガーズ・ソール、 クリス・キング
  配給 : 東宝東和
  公開 : 2010 年 10 月 8 日
  上映時間 : 108 分





 
 この映画の中には、F1 フィーバー (懐かしい響きだなぁ、今になっては 死語 かな) まっただ中の日本もちょっと出てきます.
 今では信じられないくらい、物凄い人気でしたよね.
 ボクもテレビでよく見ていました ・・・・・ でも 1992 年に ホンダ が F1 撤退した頃から、まったくというほど観なくなりました.
 今宮純 、 川井一仁 、 古舘伊知郎 ・・・・・・ そして 中島悟 、懐かしいですね.


 そしてこの映画にも出てくる 岡田美里 さん ・・・・・ セナ にキスなんかされちゃっています.
 そう言えば、この人も必ずと言っていいほど F1 の中継に出ていたなぁ.
 今どうしているのか気になり、ついついブログなども読み始めたら、これが結構面白くて ・・・・・・ おしゃれな方はいつまで経っても、おしゃれなんですね.



 この映画は、 セナ のレーサーとしてのデビューから 1994 年の サンマリノ・グランプリ において事故死するまでの彼の生涯を、関係者の証言や秘蔵映像などで振り返っているものです.
 
  映像で見る彼の姿には、光の部分と影の部分があり、今まで知らなかった セナ の一面も本人の言葉として映し出され、とても興味深いものがありました.
 日本ではどちらかというと悪役に見られてしまっている アラン・プロスト のインタビューも多く入っています.
 今となっては、どちらが正しいなんていうのはナンセンスな話です.



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 セナ と言えば ・・・・・・・・・
 ボクは絶対、カーナンバー 12 の McLaren MP4/4 .
 マクラーレン に移籍し、初めてタイトルを獲得した 1988 年に載っていた車がこれでした.

 昔の映像を見ても、やっぱり神がかった走りです.
 この頃の F1 が、一番面白かったような気がします.
 アイルトン・セナ 、 アラン・プロスト 、 ナイジェル・マンセル 、 ネルソン・ピケ ・・・・・・・・
 レースにも、人間らしさがまだ残っていた時代ですね.


 終盤の事故の場面は幾度となく目にしていますが、何度観ても辛いです.
 ただ、彼の死から今まで、 F1 でのレース中の死亡事故は起きていないんですよね.
 1990 年代も、死亡事故はこの サンマリノGP のみ.
 予選 2 日目に シムテック の ローランド・ラッツェンバーガー がコンクリートウォールに激突し即死、そしてその翌日の決勝、超高速コーナー "タンブレロ" 走行中コースアウト、コース右脇のコンクリートウォールに激突して帰らぬ人となってしまいました.

 あと数 10 cm マシンのサスペンション部品ずれていたら、レースを引退し解説でもしている セナ の姿がまだテレビにあったかもしれません.



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 すでに亡くなって 18 年になるというのに、こういった映像を見るたびにまだ彼が生きているような感じがしてしまいます.


 音速の貴公子 ・・・・・・ とてもいいネーミングです. 

Back To The Tracks

 連休の合間の平日です.
 昨日はとても温かな、いいお天気だったというのに、今日は雨降り.
 それも、ちょっとばかり風が強くて ・・・・・ 雨はそれほど降ってはいないのですが、風に乗り叩きつけるように窓にあたっています.




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 連休中も仕事があるので、今日はお休み.
 こんな天気なので、当然のように家でグダグダしてます.




 先日久しぶりに聴いた Fleetwood Mac を iPad にインポートしたので、だったら歌姫も iPad に入れてあげようとインポート作業開始.
 Stevie Nicks のアルバム 5 枚を iTunes 経由、 iPad に移送しようとしたのですが、どういうわけか一枚だけ読み取りません.
 CD プレーヤーだときちんとかかるんですが、 PC との相性が悪いようです.
 90 年頃の CD だからでしょうか ・・・・・・
 この一枚だけ入らないというのが、どうも気になってしまいます.


 ・・・・・・・・・・・ それで思いついたのが、ほとんど使用しない Desktop PC .
 確か、以前このPCにインポートしていたような記憶が有りました.


 とりあえず CD を再生できるかトレイに入れて再生すると ・・・・・ なんとか CD を読み取ることができたので、一度アンインストールした iTunes を再ダウンロードし、 CD の曲は iPad に入れることができましたが、なぜかジャケット写真がうまく貼り付けられず ・・・・・・・ 涙
 おまけにインポート作業も、最前線のノートパソコンに比べたら、何倍もの遅さのため、とりあえずジャケット写真はいれないまま作業終了です.





 午後からはまったり映画鑑賞.
 ずいぶん前に購入した DVD なのですが、最後まできちんと観たのは今日が初めてでした.
 それについては最後に ・・・・・・・・


 

 



4052






 " Back To The Tracks / Tina Brooks " (BLP-4052)





  1. Back To The Tracks 
              (T.Brooks) ・・・・ 8:02
  2. Street Singer 
              (T.Brooks) ・・・・ 10:17
  3. The Blues And I 
              (T.Brooks) ・・・・ 8:53
  4. For Heaven's Sake 
              (Meyer-Bretton-Edwards) ・・・・ 6:03
  5. The Ruby And The Pearl 
              (J.Livingston-R.Evans) ・・・・ 5:09




  Blue Mitchell (tp), Jackie McLean (as), Tina Brooks (ts),
  Kenny Drew (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 1, 1960.

  #2 : omit J.McLean
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, October 20, 1960.








 大好きな Tina Brooks ・・・・・・ 数少ない Tina Brooks のアルバムの中でも、一番好きなアルバムです.
 このアルバムについても、以前写真とほんの少しの紹介で取り上げましたが、今回はきちんとデータを.

 何度聴いてもホッとします.
 超ゴキゲンなアルバムです.


 そんな中でも "Street Singer" が一番好き ・・・・・・ 数多い Blue Note の演奏の中でも、マイ・ベスト 10 に間違いなく入るくらい大好きな演奏なのであります.
 Tina Brooks はどこか 演歌チック なところがあると、ボクは前から感じています.
 その 演歌チック な部分が、日本人の心にグッとくるんだと ・・・・・・・ Sonny Clark も似た感じを受けます.
 
 こうなると、演奏のうまい下手という事じゃなく、うまく言葉に表現できないような感覚的な好き嫌いになるんではないでしょうか.

 一緒に演奏している Blue Mitchell も、どことなく Tina Brooks に似たイメージです.
 派手さはありませんが、独特の音色で、ホッとできるような演奏.
 このアルバムの一曲目 ・・・・・ アルバム・タイトルにもなっていますが、ボクは二曲目のほうが好きだったせいか、あまり注意深く聴いたことがありませんでしたが、今日聴いてみたら思いのほか Blue Mitchell がいいんです.
 この人の演奏も、うまいと感じるような演奏とは言い難いのですが、どこかホッとできて、心がポカポカするような演奏なんですね.




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 Tina Brooks に関しては、以前全テイクと銘打ってブログを書きましたが、その後知った ジャズ・ディスコグラフィー・プロジェクト で他のテイクも発見しました.
 ここのデータは本当にすごいので、わからないことはいつもここで調べさせていただいています.



 このアルバムに関しては有名なお話しがあります.
 昔の Blue Note のレコードは、紙ジャケットの中にレコードを入れるための紙の内袋が入っていました ・・・・・ 他のメーカーでもこういった趣向のアルバムがいくつかありました.
 その内袋には、Blue Note の他のアルバムのジャケットが、 PR 的に印刷されていました.
 今日紹介した "Back To The Tracks" の写真も、あるアルバムの内袋にしっかり印刷され、レコード番号も記載されていました.
 ところが、どこのレコード店を捜してもこのアルバムがありません.
 実はこのアルバム、レコード番号も、曲目も、ジャケット写真も決定していたにも拘らず発売されなかったんですね.
 だからコレクターの中では幻のアルバム ・・・・・ それも超が付くくらい、となっていました.

 
 1985 年、 マイケル・カスクーナ によって発売された "The Complete Blue Note Recordings Of The Tina Brooks Quintets" によって陽の目を見、さらに 1990 年日本で完全なオリジナル版として復活しました.







 ジャズ・ディスコグラフィー・プロジェクト は、ジャズ・レコードのデータが正確かつきちんとリストアップされています.
 おなじリストでも、こちらのリストは 命 のリストです ・・・・・・・ そんな映画が今日の午後観た映画です.




Schindler_s_List_Wallpaper__yvt2

 " シンドラーのリスト (Schindler's List) " です.


 以前購入した際、途中まで観たのですが、とても最後まで観ることができませんでした.
 それ以降、ずっと本棚に眠ったまま.
 
 先日観た "タイタンの逆襲" に出ていた レイフ・ファインズ から、ちょっと観てみようという気分になり、ようやく最後まで一気に観てみました.
 

 重いです ・・・・・ それも、激おも.
 残酷な場面も淡々と描かれています ・・・・・・ ホロコーストの実態を映画化しているのですから、仕方ないですが.

 この映画については、あえていろいろ書きません.
 まだ観ていない方は、一度観ておいてもいいんじゃないでしょうか ・・・・・ ただしかなり不快感のある映像もあるので、心の準備が必要かもしれません.


 途中まで以前観たせいか、今日は一気に観終えました.
 映画の中に引き込まれて、気がつけば 3 時間が経過 ・・・・・・ 映画としては、しっかり作り込まれた映画でした.



 
 明日もお天気悪そうです.
 来週末は いつもの講習会 出張コース ・・・・・・ コース自体もリニューアルなので、マテリアルの確認もしないといけないんですが、ついつい映画観たり、 CD 聴いたりと.
 気が付くと夜になっています (笑) .

Lush Life

 かなり悩んでしまいました ・・・・・・・
 果たして、ボクの使いたいことが十分にできるのだろうかと ・・・・・・・
 すでに持っている方から直撃取材したりして ・・・・・・・
 いろいろな可能性を考えてみて ・・・・・・・
 アプリなんかもほんの少し検討してみて ・・・・・・・
 やりたいことができそうな感じ ・・・・・・・・・・・・・・・・ で、




 とうとう購入しちゃいました ・・・・・・・・・







new-ipad
 新しい iPad なのであります.
 と言っても、予約しただけですので手元に届くのは 2 週間くらい先でしょうか.

 今回は、ガチで "講習会のため" に買いました.
 いつも、分厚いテキストや関係資料の入ったファイルを持って東京に行くのがいい加減苦痛になってきました.
 テキストは 300 ページくらいなので、すべてバラバラにして PDF 化、後はうまく項目ごとにタグ付けして見やすくできればと ・・・・・・ .


 テキスト入れて、コースで使用する DVD も入れて、各種資料も入ればとりあえず十分.
 これだけでも約 60,000 円の価値はきっとあると信じています (笑) .

 だから他にも使えれば、それはすべて儲かったことになるという、ポジティブ・シンキングなのであります.


 どれだけきれいなのか楽しみなのです ・・・・・ 綺麗な女性、じゃなくて きれいなもの には、とんと目がないボクなので.
 ただ、今までも綺麗なものには散々な目に会ってきましたから、どうなることやら ・・・・・・ .







 今日も本当に暖かな一日でした.
 春霞、とでも言うのか遠くの山々はちょっとぼやけた感じで、空も抜けるような青空とは言えませんが、いかにも春というお天気でした.

 そんな春に因んだ有名な曲を ・・・・・・・・・ It Might As Well Be Spring






4254






   " Lush Life / Lou Donaldson " (BST-84254)





  1. Sweet Slumber
            (Millinder-Woode-Neiberg) ・・・・ 5:54
  2. You've Changed
            (B.Carey-C.Fischer) ・・・・ 4:21
  3. The Good Life
            (Distel-Reardon-Broussole) ・・・・ 4:52
  4. Stardust
            (H.Carmichael) ・・・・ 3:37
  5. What Will I Tell My Heart?
            (Lawrence-Tinturin-Gordon) ・・・・ 4:22
  6. It Might As Well Be Spring
            (R.Rogers-O.Hammerstein) ・・・・ 5:55
  7. Sweet And Lovely
            (Arnheim-Tobias-Lemore) ・・・・ 5:58





  Freddie Hubbard (tp), Garnett Brown (tb), Lou Donaldson (as),
  Jerry Dodgion (as, fl), Wayne Shorter (ts), Pepper Adams (bs),
  McCoy Tyner (p), Ron Carter (b), Al Harewood (ds), Duke Pearson (arr)
  Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, January 20, 1967.

  Reissue of Blue Note (Japan) GXF-3068 entitled "Sweet Slumber".







 Blue Note でたまに見かける、オクラ入りになっていたアルバムの一枚です.
 1980 年 2 月 Lou Donaldson の来日に合わせ、日本で発売されたもの (GXF-3068) がオリジナル.
 どうしてこういう演奏がオクラ入りになっていたのかはよくわかりません ・・・・・ そんなアルバムが何枚もあるんですよね.




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 録音されたのは 1967 年.
 この頃の Blue Note ・・・・ というかジャズ全体が、どんどんいろいろな方向に進んでいた頃で、いろいろなタイプの演奏が Blue Note にも吹き込まれていました.
 おまけにジャケットが怪しすぎます ・・・・・ Blue Note の女性ジャケットは、危険な香りがプンプンと漂っていますし.
 


 ところが、演奏曲目をみるとスタンダードのバラードがズラリと並んでいます.
 おやっ ・・・・・ ひょっとするとこんなバラードを変なアレンジしてるのかな?
 なんてちょっと勘ぐってしまいますが、どうしてどうしてストレートなアレンジで、リラックスした演奏を聴くことができます.


 ハード・バップをバリバリ吹いてしまう Lou Donaldson は、正直あまり好みとは言えません.
 このアルバムのように、ゆったりと歌い上げる Lou のほうがずっと好きです.
 ちょっと物足りないと思う方もいるでしょうが、このアルバムはこんな感じだからこそいいのかもしれません.
 このゆったり感 ・・・・・・・ これがいいんです.
 ホーンも多いのですが、バックに徹し、変に前に出てこないところがいいですね ・・・・・ アレンジは Duke Pearson 、グッドですね.
 "It Might As Well Be Spring" もいいのですが、 2 曲目の "You've Changed" や 3 曲目の "The Good Life" が素敵です.
 


 これらの演奏 ・・・・・・ とても贅沢な演奏です、だから "Lush Life" なのかな.







 さて、 iPad 本体が届くのは約 2 週間後なのですが、同時購入した iPad Smart Cover は先に届くようです.
 これが先に届いてもねぇ ・・・・・・ ちなみにこの磁力がかなり強烈なようで、レビューの何人かが、持っていたカードをダメにしたとありました.


 購入は Apple Store なので、無料の刻印までガッツリ入れてしまいました.

 "to make a difference"


 iPad で何かが変わることを祈りながら ・・・・・・・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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