今日の午後からは、ようやく今どきの曇り空.
いつもだったら、毎日こんな天気で、少し肌寒く、はやく夏にならないかと、夏を待ちわびているはずなのですが ・・・・.
昨日のブログで、 "いつもの小川さん" がパーソナリティを務める Inter-FM "Jazz Conversation" のことを少し書きました.
今日第 9 回目の Podcast 配信がありました.
ボクのように、地方にいて番組を聴けない者にとっては、ほんの 20 分足らずの配信ですが、とても嬉しい配信です ・・・・ リアルタイムで聴けないにも拘らず、メールやリクエストを送っている人が、ボクを含めて何人もいるようです.
なんて "けなげ" なのでしょうか、きっとこういう人たちには、いつかご褒美があると信じています(笑)
・・・・・・ Someday My Prince Will Come です.
今回の配信は 6 月 6 日放送の「マイルス・デイヴィスの真実」でした.
昨日の話題になったメールにリクエスト書いたかよく覚えていませんでしたが、よく考えたら Podcast で 「マイルス・デイヴィスの真実」 をアップしてほしいと書いた記憶が蘇りました.
まぁ、このリクエストに応えた訳ではないでしょうが、この 「マイルス・デイヴィスの真実」 はできれば放送で最後まで聴いてみたいという願望が大です.
書籍も購入し読ませていただきましたが、今回の放送ではここに書かれなかったことも多く語られているようです.
Miles Davis に関しては、その捉え方が以前と少しばかり変わってきました.
「マイルス・デイヴィスの真実」や "Complete Columbia Album Collection" によって、なんとなくではありますが、その人間的な部分の面白さに惹かれていくようになりました ・・・・ まぁ、結果的にそれはいろいろな知識が入ったから、と言われればその通りかもしれませんが.
だからこそ、書籍で語られなかった部分をもう少し聞いてもいいかな、なんて思い始めてしまいました.
これはきっと、毎週聞くことができないかなおさら、そういった気持が強いのかもしれませんね ・・・・ もし全国で聞けるようになったら、逆に聞かなくなってしまうかもしれません (汗).
あっ、冗談ですよ小川さん.
随分前置きが長くなってしまいました.
昨日 HMV のことも少し書きましたが、今夜は以前 HMV できっと手に入らないと思っていたのに買えてしまったアルバムのことをちょっと紹介します.
"Live At The Monterey Jazz Festival 1965 / John Handy"
1. If Only We Knew
2. Spanish Lady
3. Tears of Ole Miss (Anatomy Of A Riot)
# 1 & 2 : John Handy (as), Mike White (vio),
Jerry Hahn (g), Don Thompson (b),
Terry Clarke(ds)
Recorded live at Monterey Jazz Festival, September 18, 1965.
#3 (bonus-tk) : John Handy (as), Bobby Hutcherson (vib),
Pat Martino (g), Albert Stinson (b), Doug Sides (ds)
Recorded live at the Villege Gate, June 28, 1967.
まず最初に言っておきますが、ルーキーの皆さんは、このアルバム結構厳しいかもしれません ・・・・ あまりお勧めできません.
アナログ盤は AB 面各 1 曲だけだったと思います、この CD 盤になって、 Villege Gate での演奏がボーナス・トラックとして入っています.
確か Columbia から出ていたと思いますが、今手元にある CD は Jazz Beat なる、よくわからないレーベルです.
でもとりあえずきちんと音が出るので、良しとします.
さて問題の演奏ですが、非常にフリーキーです.
そして珍しいことに、ヴァイオリンの入ったクインテット演奏です (ボーナス・トラックはメンバーもまったく別ですが).
中でも、2曲目の "Spanish Lady" .
アルトサックスによる哀愁を帯びた、メランコリックなメロディから始まるこの曲は、ボクにとってこのアルバムのすべてでもあります.
正直、このアルバムを聴いてみると、フリーキーで演奏も長いので結構疲れますし、BGM のようなかけ方も不向きな演奏です.
まぁ混沌とした 60年代後半を象徴するような演奏とでもいいますか ・・・・ なんでもありの時代ですから.
John Handy のアルトは、独特な音色や吹き方なので、ちょっとばかり好き嫌いがはっきりと出てしまいそうです.
Charles Mingus のグループでも吹いたりしてましたから、どちらかというとこういったフリーキーな演奏のほうが得意なのでしょうね.
ボクも好きか嫌いか尋ねられたら、嫌いと答えてしまうかもしれません.
3 曲目の "Tears of Ole Miss" の演奏などでも、ちょっとねーという部分がかなりありますし ・・・・ 不思議と Mingus グループの演奏を聴いてみたいと思わないんですよね.
ただ、 "Spanish Lady" は別なんです ・・・ こういうところが、ジャズに限らず音楽の面白いところかもしれません.
オリジナルのライナーノーツには、フェスティバルで 7,000 人の観衆の前での演奏の模様が書かれていました.
ボクもこのアルバムを初めて聴いた時、このモンタレーの観衆のように、自然と演奏にグイグイ引き込まれていったことを思い出します.
決して毎日聴きたいとは思わないのですが、ふと聴きたくなるような演奏なんですよね.
ボクがこのアルバムを気に入っている理由の一つが、このヴァイオリンです. ここでのヴァイオリンが、微妙にアルト・サックスとマッチしてとてもいい感じ ・・・ 何とも言えない雰囲気を醸し出しています.
先日の "ONGAKU ゼミナール" 、このヴァイオリンを紹介していただくと、ボク的には超嬉しかったのですが ・・・・・ まぁ、時間の都合でヴァイオリン自体がカットされたので結果は同じでしたが(笑).
それにこの長い演奏じゃ、とてもあのゼミには不向きですよね.
ルーキーの皆さん、大事だから二度言いますが、このアルバムは危険なアルバムの一枚です.
"Spanish Lady" を耳にした瞬間から、その危険な魅力の虜になりますよ ・・・・・
いつもだったら、毎日こんな天気で、少し肌寒く、はやく夏にならないかと、夏を待ちわびているはずなのですが ・・・・.
昨日のブログで、 "いつもの小川さん" がパーソナリティを務める Inter-FM "Jazz Conversation" のことを少し書きました.
今日第 9 回目の Podcast 配信がありました.
ボクのように、地方にいて番組を聴けない者にとっては、ほんの 20 分足らずの配信ですが、とても嬉しい配信です ・・・・ リアルタイムで聴けないにも拘らず、メールやリクエストを送っている人が、ボクを含めて何人もいるようです.
なんて "けなげ" なのでしょうか、きっとこういう人たちには、いつかご褒美があると信じています(笑)
・・・・・・ Someday My Prince Will Come です.
今回の配信は 6 月 6 日放送の「マイルス・デイヴィスの真実」でした.
昨日の話題になったメールにリクエスト書いたかよく覚えていませんでしたが、よく考えたら Podcast で 「マイルス・デイヴィスの真実」 をアップしてほしいと書いた記憶が蘇りました.
まぁ、このリクエストに応えた訳ではないでしょうが、この 「マイルス・デイヴィスの真実」 はできれば放送で最後まで聴いてみたいという願望が大です.
書籍も購入し読ませていただきましたが、今回の放送ではここに書かれなかったことも多く語られているようです.
Miles Davis に関しては、その捉え方が以前と少しばかり変わってきました.
「マイルス・デイヴィスの真実」や "Complete Columbia Album Collection" によって、なんとなくではありますが、その人間的な部分の面白さに惹かれていくようになりました ・・・・ まぁ、結果的にそれはいろいろな知識が入ったから、と言われればその通りかもしれませんが.
だからこそ、書籍で語られなかった部分をもう少し聞いてもいいかな、なんて思い始めてしまいました.
これはきっと、毎週聞くことができないかなおさら、そういった気持が強いのかもしれませんね ・・・・ もし全国で聞けるようになったら、逆に聞かなくなってしまうかもしれません (汗).
あっ、冗談ですよ小川さん.
随分前置きが長くなってしまいました.
昨日 HMV のことも少し書きましたが、今夜は以前 HMV できっと手に入らないと思っていたのに買えてしまったアルバムのことをちょっと紹介します.
"Live At The Monterey Jazz Festival 1965 / John Handy"
1. If Only We Knew
2. Spanish Lady
3. Tears of Ole Miss (Anatomy Of A Riot)
# 1 & 2 : John Handy (as), Mike White (vio),
Jerry Hahn (g), Don Thompson (b),
Terry Clarke(ds)
Recorded live at Monterey Jazz Festival, September 18, 1965.
#3 (bonus-tk) : John Handy (as), Bobby Hutcherson (vib),
Pat Martino (g), Albert Stinson (b), Doug Sides (ds)
Recorded live at the Villege Gate, June 28, 1967.
まず最初に言っておきますが、ルーキーの皆さんは、このアルバム結構厳しいかもしれません ・・・・ あまりお勧めできません.
アナログ盤は AB 面各 1 曲だけだったと思います、この CD 盤になって、 Villege Gate での演奏がボーナス・トラックとして入っています.
確か Columbia から出ていたと思いますが、今手元にある CD は Jazz Beat なる、よくわからないレーベルです.
でもとりあえずきちんと音が出るので、良しとします.
さて問題の演奏ですが、非常にフリーキーです.
そして珍しいことに、ヴァイオリンの入ったクインテット演奏です (ボーナス・トラックはメンバーもまったく別ですが).
中でも、2曲目の "Spanish Lady" .
アルトサックスによる哀愁を帯びた、メランコリックなメロディから始まるこの曲は、ボクにとってこのアルバムのすべてでもあります.
正直、このアルバムを聴いてみると、フリーキーで演奏も長いので結構疲れますし、BGM のようなかけ方も不向きな演奏です.
まぁ混沌とした 60年代後半を象徴するような演奏とでもいいますか ・・・・ なんでもありの時代ですから.
John Handy のアルトは、独特な音色や吹き方なので、ちょっとばかり好き嫌いがはっきりと出てしまいそうです.
Charles Mingus のグループでも吹いたりしてましたから、どちらかというとこういったフリーキーな演奏のほうが得意なのでしょうね.
ボクも好きか嫌いか尋ねられたら、嫌いと答えてしまうかもしれません.
3 曲目の "Tears of Ole Miss" の演奏などでも、ちょっとねーという部分がかなりありますし ・・・・ 不思議と Mingus グループの演奏を聴いてみたいと思わないんですよね.
ただ、 "Spanish Lady" は別なんです ・・・ こういうところが、ジャズに限らず音楽の面白いところかもしれません.
オリジナルのライナーノーツには、フェスティバルで 7,000 人の観衆の前での演奏の模様が書かれていました.
ボクもこのアルバムを初めて聴いた時、このモンタレーの観衆のように、自然と演奏にグイグイ引き込まれていったことを思い出します.
決して毎日聴きたいとは思わないのですが、ふと聴きたくなるような演奏なんですよね.
ボクがこのアルバムを気に入っている理由の一つが、このヴァイオリンです. ここでのヴァイオリンが、微妙にアルト・サックスとマッチしてとてもいい感じ ・・・ 何とも言えない雰囲気を醸し出しています.
先日の "ONGAKU ゼミナール" 、このヴァイオリンを紹介していただくと、ボク的には超嬉しかったのですが ・・・・・ まぁ、時間の都合でヴァイオリン自体がカットされたので結果は同じでしたが(笑).
それにこの長い演奏じゃ、とてもあのゼミには不向きですよね.
ルーキーの皆さん、大事だから二度言いますが、このアルバムは危険なアルバムの一枚です.
"Spanish Lady" を耳にした瞬間から、その危険な魅力の虜になりますよ ・・・・・